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10月1日〜15日10月16日〜31日

 

 

10/31(日) 

真面目に頭を使っているので ちょっとオーバーヒート気味・・

辛いけど 頑張らないと ・・ うう ・・ 謎の少女 ・・予定外に

でしゃばりすぎ ・・ (T▽T) 修正せねばのぉ ・・ 息抜きに

チャットにでも出るか ・・ 1人でうじうじやってるのも よくないし。

 

10/30(土) 

「 けっさのニュ〜スは ま〜たぁ〜

  誰かがころんだぁ〜〜〜 おそら〜く 次は〜あい〜つぅでぇ〜〜 」

 

「 ご機嫌ですね、ほくまさん 」

 

「 えっらくな〜らなっくちゃ〜 さいこーに なーらなくちゃ〜♪ 」

 

「 誰の歌です? それ ・・ 」

 

「 アスカ 」

 

「 ああ・・・ みやむーですか。」

 

「 ・・ いやな ・・ 筆が乗らない時には ガンガンにキャラのCDを

  かけまくると リアルなものが書けるんだよ ・・ 俺は。 」

 

「 へぇ・・ 」

 

「 アスカの場合は みやむーのCD ・・ と言うのは 半分冗談で、

  実は とある女性歌手の一曲が 俺の中のアスカの歌なのだ。 」

 

「 キャラクターみんなに あるんですか? テーマソングが。 」

 

「 女性にはな。 

  ・・・ アスカとミサトは その一曲で兼用する時もあるんだが、

  ミサトはミサトで 別にもうひとつあったりもする。 」

 

「 兼用 ・・ その歌が キャラに合ってる・・ って意味ですかね? 」

 

「 ・・ まあ 簡単に言うと そんな感じだな ・・

  キャラの内面を歌ったような歌 ・・ 声は違うけれど、

  アスカやミサトが 自分で 自分のことを歌っているような歌・・

  って事だな。 アスカとミサトが兼用できるのは、

  あの2人の内面が 酷似しているからなのだろう・・。 」

 

「 なるほど ・・ 」

 

「 レイのもあるのだが ・・ まあ これはちょっと特殊でな。

  なんといったら良いのか よくわからない。 」

 

「 ? 」

 

「 レイは性格の変化が激しいタイプだからな。

  ・・ いや 性格が “白紙” だから どうにでもなると言うか・・ 」

 

「 ははぁ ・・ どんなテーマでも合いそうだけれど

  どんなテーマも 合いそうにない ・・ と。 」

 

「 上手い事言うな お前・・

  まあ その通りだな。 だから 共通するテーマを探してみると、

  変に神秘的なものとか、 超越的なものになってしまうから

  難しいんだ。 レイらしいと言えば レイらしいが ・・ 」

 

「 へぇ〜 ・・ いろいろあるんですねぇ ・・ 」

 

「 まあ その事に関して 詳しくは、 この先に

  ドカッと書く予定があるから その時に・・な。 」

 

「 ええ。 」

 

「 ところで ・・ 」

 

「 はい? 」

 

「 お前は誰だ? 」

 

「 ・・ な ・・ なんですか 急に 」

 

「 いや ・・ そういう質問メールが来てな ・・

  “ ほくまさんは 誰と喋ってるんですか? ” と。 」

 

「 だ ・・ 誰といわれても ・・ 」

 

「 誰なんだよ。 」

 

「 誰 ・・ なんでしょうね? 」

 

「 ガイア ・ ギア か? 」

 

「 ・・・ は?? 」

 

「 いや ・・ なんでもない。 ふいにその単語を思い出しただけだ。 」

 

「 ・・・ ? ・・ ま ・・

  まあ 私の名前はどうでもいいじゃないですか。 」

 

「 ・・ いや ・・ そこのところを はっきりさせないと、

  私がこれから先、 他人から 病人を見るような目で

  見られる生活になってしまうだろう ・・。 それはマズイ。 」

 

「 ・・ もう 見られてるじゃないですか ・・

  あ、 それより こんなメールも来てますよ? 」

 

「 お? ・・ おお。

  “ ほくまさんって 一橋大学だったんですね。 ” ・・ か。

  これは予想通りのメールだ。

  すべてシナリオ通り。 問題はない。 」

 

「 おおありじゃないですか。

  あなた 一橋大じゃないでしょ。

  “ 私も受験生なので 受験したいと思ってるんです ”くらい

  の事が書いてありますよ ・・ このメール ・・ ほくまさん ・・ 」

 

「 学校教育そのものに興味が無いから よく知らないのだが、

  一橋と言うのは 寝てても入れる大学ではないのだろう? 」

 

「 まあ ・・ 難しい大学ですよ。 国立だし。 」

 

「 そんな 勉強オタクが入るようなところを目指して

  かたよった勉強ばかりしているから、 私のくだらない日記に

  惑わされるような 堅い頭になるんだ ・・ いかんぞ 少年。 」

 

「 あなた・・ 何様のつもりですか ・・ 」

 

「 座ってれば 向こうからやってくる勉強なんぞに ロクなものはない。

  押し売りや 勧誘電話と 同じようなもんだ。

  テレビが良い例だろう? 苦労せずに 受身のまま入ってくる知識

  など、量が多いだけで 中身はスッカラカン・・ しかも嘘ばかりだ。 」

 

「 まあ ・・ そうですけど ・・

  勉強するのは 楽じゃない・・ 苦労するじゃないですか ・・ 」

 

「 興味も無いことを 無理矢理つめこもうとするから苦痛になるんだ。

  焼肉を考えてみろ。 お腹いっぱいで 油ギトギトの食事のあとで

  あんなもん食えと言われたら、 死ぬほどつらいだろ?

  その逆で、 お腹ぺこぺこの時に バクバク食べる焼肉より

  美味いものは無い。 」

 

「 ・・ なるほど ・・ 」

 

「 “知は 力なり” と 同じように、

  “知る事は 喜びである”って言葉があるだろ?

  勉強することを 苦労だの 苦痛だのと言ってる奴は

  その時点で そんなもんは やめちまうべきだ。 」

 

「 ・・・ 」

 

「 逆に、 そんな状態で無理矢理やったところで、

  結局 効率が悪いだけで 何の得にもならないさ。

  そんなのは 偉くもなんともない ・・ 単なるマゾだ。 」

 

「 ・・ はぁ ・・ 」

 

「 勉強が好きなら 誰に言われなくてもやるさ。 楽しいからな。

  遊びと同じだよ。 遊ぶこと と 学ぶ事は 昔は同じだった

  はずさ ・・ なのに今では 学んでいる時に楽しい事が

  “遊び” という ランクの下のもにになり、 学んでいる事が

  “苦しい” 事が 勉強になってしまった ・・ 不思議なもんだ。 」

 

「 ・・・・ 」

 

「 そのメールの返事にも書いたが、 大学に行きたい!と

  言う気持ちが、 “○○が欲しい!” ”○○で遊びたい!”

  という気持ちと同じくらい強くない限り やめたほうがいい。

  そのくらいの欲求でないと 真剣に試験勉強しないだろうし、

  本心からの夢でない事に 真剣になれるほど 人間の意思は

  強いものじゃない。 」

 

「 そうですね ・・ 」

 

「 別に難しいことを言ってるわけじゃないぞ? 俺は。

  自分が死ぬほど その大学に行って 勉強したい事があるなら、

  受験勉強だって、 死ぬほど楽しいはずさ。

  逆に 勉強して 知識を手に入れる事を エンジョイできる

  奴ならば、 東大だろうが MITだろうが どこだって入れるさ。 」

 

「 ・・ そう ・・ ですかねぇ? 」

 

「 “東大は狭き門” なんて言うがな?

  普通の人間が、 洒落にならないくらい本気になって

  自分のために 自分から勉強して入れないほど

  狭くは無いハズさ。 そうでなきゃ 東大生は全員

  “人間じゃない”って事になっちまうだろ? 」

 

「 ・・ なるほど ・・

  ・・ つまり “一日何時間も勉強する” って事を

  “一日 何時間もプレステやる” って事と 同義にしろ・・って

  意味ですよね? 」

 

「 そうそう ・・ その通りだな。 」

 

「 難しそうですね・・

  ・・ そう言うほくまさんは どうなんですか? 

  勉強 ・・ 好きなんですか? 」

 

「 俺か?

  俺はもちろん 死ぬほど嫌いだ。 」

 

「 な! ・・ なんなんですか! ・・ あなたは! 」

 

「 正確に言うと、学校での勉学が 死ぬほど嫌いだ 」

 

「 ・・・・ 」

 

「 面白くないだろ? 」

 

「 ・・ ま ・・ まぁ・・ そうですね。 」

 

「 “面白くない” ・・ これだけで 現在の教育は 失敗だ。

  何を言われても 俺は認めない。

  ・・ だってそうだろ?

  今までの 俺の理論からすれば

  ” まず 面白いものであること ”

  これがなくちゃ〜 勉強も何もあったもんじゃない。 」

 

「 ・・・・ 」

 

「 学校という機関に、もし 存在価値があるなら、

  “ 面白い事を見つける 手助けをするところ ”という

  価値にすべきだ。 ・・ そして 生徒に “面白い!”

  と 思わせたら それで終わり。

  あとは そいつが自分で勝手に調べるさ。 面白いから。

  さらに情報を押しつけたり、教えたり・・ なんて

  余計な事は しないほうがいい。

  人間は 人間にモノを教えられるほど 偉い存在じゃない。 」

 

「 ・・ ううむ ・・

  今日は 発言に 内容があるような気がしますね ・・ 」

 

「 ・・ いやな? 一橋大学です って書いたら

  “ 一橋ですかっ!頭いいんですねっ! ”ってメールが来るかなぁ〜

  来たらやだな〜 と 思ってたんだ ・・ 実は。 」

 

「 へぇ ・・ 」

 

「 “偏差値が高い大学 = 頭が良い = 尊敬”って

  物凄く恐ろしい思考だと思わないか? 俺は怖いぞ。 まじで。

  “頭が良い”って言葉の定義すら、 自分で決めていない

  ことの証明だろ? そんなの。

  それが 予想通り メールで届いたから ちょっと

  私の考えを 言いたくなっちまってな・・ 」

 

「 ・・ なるほど ・・ 」

 

「 ま、あくまで 俺の考えだから

  なーんも参考にすることはないし、参考にしてほしいとも

  思ってないがな。 ・・ ヒネクレを肯定してるわけでもない。 」

 

「 じゃあ ・・ 頼まれても 一橋には 入りたくないんですね?(笑) 」

 

「 あたりまえだ。 一橋そのものには 何の恨みも無いが、

  あんなド田舎にある大学には 通学したく無い。 」

 

「 うわ ・・ 言っちゃったよ ・・ 」

 

「 中央線沿線は、西荻窪を過ぎたら 過疎の村。

  都会の定義は “持続力” だ ・・ 覚えておけ。 」

 

「 また 都会の話ですか ・・ 嫌われますよ? 」

 

「 地元の人間が 地元の話をして 何が悪い。

  だいいち “田舎者”の定義を知っているか?お前 ・・

  “田舎者” とは “田舎” に住んでいる人と言う意味では無い。 」

 

「 え? 」

 

「 田舎に住んでいながら 無理矢理 都会のカッコをして、

  また そのカッコのセンスが 微妙かつ 

  果てしなくズれている 恥ずかしい人間のことを言うのだ。 」

 

「 はぁ ・・ 」

 

「 琵琶湖に旅行に行った時に、

  ふつ〜の街中のコンビニで、 道路を掃除してんじゃないか?

  と 思うくらいの長さの ものすごい 長ラン( ズボンのスソが長い

  学生服 ) を着て、 上着はヨレヨレの 小さ目のガクラン 

  もちろん 下は 襟無しの 紫の Tシャツと言う・・

  “ 不良 ” という題名で ニューヨークのメトロポリタン美術館に

  飾っておきたいくらいの 男の子がいてな ・・ 」

 

「 ・・ 戦前の生き物ですね ・・ 」

 

「 あまりの嬉しさに 夢中でシャッターをきりまくり、

  握手をしてもらおうと思ったところで 仲間に止められてな ・・ 」

 

「 うわ〜 」

 

「 あれは実に格好良かった ・・ あの格好良さにかなう人間など

  渋谷を100時間探してもいないだろう。 」

 

「 確かにそれは一理ありますね ・・。 ものすごく のどかな

  何処かの小さな離島とかで暮らしている女子高生が

  顔が真っ黒で 金と銀のまだら模様の髪の毛で ・・ ってのは

  無理がありますよね。 」

 

「 そうだろう・・。

  まあ もっとも 渋谷だの池袋だの新宿だので、

  浮かれて 摩訶不思議なお洒落を “あたし 都会だし〜”

  みたいに これ見よがしに着ている連中は

  恐らく 電車で1時間くらいかかるところから“通っている”

  のだろうけどな。

  ・・ このあいだ おばあちゃんがいる田舎の、

  その もっと先にすんでる 従兄弟の 俺と同い年の

  女の子と喋っててな・・ 」

 

「 はぁ 」

 

「 “ここらへんだと ・・ いつも 休みの日とかどこに遊びに行くの?”

  って 聞いたら、 なんて答えたと思う? 」

 

「 え? ・・ どこですか? 」

 

「 下北沢だとっ! 」

 

「 ははっははっはは!!! 何時間かかるんですかっ! 」

 

「 特急クラスの電車で 当然2時間以上かかるだろうな。

  それ以来 下北沢あたりにいる人間を見る目が変わったよ。(笑) 」 

 

「 おかしな話ですねぇ ・・ まあ 気持ちはわかりますけど。 」

 

「 そうだな ・・ お金かかるだろうなぁ・・

  自転車でくれば タダなのに ・・ 」

 

「 あんたの尺度を 普通の人に適用しないでくださいよ・・。 」

 

「 あ ・・ そうだ ・・ くだらない話をしている場合では

  なかったんだ ・・ 俺は忙しいんだ。 思いだした。 」

 

「 ・・ あ ・・ 明日なんかあるって 言ってましたね? 」

 

「 そうなんだよ ・・ どうすんのかな? あれ ・・

  小説書かないと いけないんだけどなぁ ・・ 」

 

「 催促メールの口調が日に日に 怖いものになってますものね。(笑) 」

 

「 ああ・・ 死活問題だ。

  ・・ ほいじゃ 今日はここまでだな。 」

 

「 ええ ・・ じゃあ 又明日。 」

 

「 ・・ って ・・ お前は誰なんだ? 」

 

「 ・・ さぁ ・・ 」

 

10/29(金) 

まあ何の因果か知らないけれど、今日は私の通っている(笑) 一橋大学

の学園祭のプレイベント ( 前夜祭みたいなもん ) として 伊集院光の

トークライブショーがありまして・・ まあ 彼の長年の友人として(気分は

の話ですよ) 行かないのも アレだなぁ〜・・ いっちょ 行ってやるか。

と 思うような人間がまわりにボソボソといるので(笑) ぼそぼそとついて

行きました。(意味がよくわかりません) まあ 内容が内容ですし、この

日記を読んでいる人が全員、伊集院のやっとるラジオを 8年以上連続

で聞いている “もの” と 決めつけて話すわけにもいかないので、詳し

いことは 報告するつもりも ございません。 まあ ・・ それなりの内容

でございました。 いつも通りの。 (^_^;) ・・ ほんでまあ 帰りの電車の

中で、私と家がかなり近い 友人のシナトラと 喋りながら帰ったのです

が、(って誰?) 彼の感想の言葉の中に、 『 なんか ・・ 思ったより

みんな(客)が元気だったな ・・ 』 と言うものがあり・・ かなり納得し、

同調いたしました。 ・・ なんと言うか ・・ あの手のイベントに参加

するリスナーと言うのは、 基本的に ・・ 精神状態が 昨日リストラ

された 中年サラリーマン。 金銭保有状態が、 財布に三千円。

彼女がいないのあたりまえ・・ それどころか 最近は親にも顔を見せ

られないような状況 ・・ という ・・ どちらかというと 『 伊集院の

イベントに行こう! 』 と思って行くというより、 『 お腹すいて 体重

軽くて 家出て 鳥を追いかけていたら 風が吹いてきて それに押さ

れて ふらふら歩いていたら いつのまにかここにいた 』 と 言うく

らいの人が 多いハズなのです。(嫌なラジオ) 『 何をバカなことを 』

と お思いでしょうが、昔はそうでしたし(笑) 今でもそうなハズだったの

です。 ・・ 『 ラジオ欄を見て 見つけたから聞く 』 とか 『 友達に

勧められて聞く 』 とか 『 ホームページで ほくまが騒いでいたから

聞く 』 みたいなものではなく、 『 首をつろうと思って、足をのせる台

を探していたら ラジカセがあって、 その上に バランスとりながら

立ってみたら ずるッと滑って スイッチが入ったら 偶然 その番組が

やっていて ・・ でも 首に縄がかかっているので死んだ 』 みたいな

聞き始めが普通であり、 そこから誰にも言わずに聞きつづけるもの

なのです。(あれ?死んでるよ?) ・・ 簡単に言うと 『 聞いてること

が恥ずかしい(笑) 』 というか こっそり聞くというか・・ ぶつぶつ。

十年以上前は 数人だった学園祭のお客が 今では900人になった

と 伊集院が喜んでいましたが ・・ まあ 喜んでなかったかもしれま

せんが(笑) ・・ 聞く人が多くなったぶんだけ、その質も薄まってしま

ったのかなぁ〜と言うのが 率直な感想でございました。 ・・ まあ

冷静に考えなくても ただの マイナー指向人間の“ぼやき” 以外の

何物でもないのですが ・・ TBSラジオも メジャーになったしなぁ・・

いっそのこと ハム無線あたりに引越しすりゃ〜いいんじゃないかな?

リスナーは コールサイン2桁限定とかにして (笑) そうすりゃまた

密度濃くなると思うが ・・ (誰も聞かないよ) そーゆー意味じゃあ

この日記もマイナーだーね。 (^_^;) ・・いつか 薄くなるのかねぇ?

 

10/28(木) 

ちょっと最近、頭痛のタネだった ホームページの容量不足の件が、知人

の協力もあり、なんとか解決して ホッとしている今日この頃・・。 これで

心置きなくダダラに長い日記や ファイルサイズの大きな投稿も掲載でき

るってもんです。 ・・ でもまあ 先の事を考えて もう2、3個貯蔵庫(ミ

ラーサイト)を作ろうかとも思っております。 ・・ ふぅ ・・ やっと音楽の

部屋が 現実的になってきた。 ・・ ハードディスクなんぞ ゴミ以下の

値段の今日・・ 愛しのプロバイダードルフィンも もう少し無料のディス

クスペース増やしてほしいなぁ・・。 ところでところで、 肝心の小説で

すが、今日 明日とちょっち忙しいので よくわからんのです。(コラ)

まあ 合間を見つけて書こうと思ってるんですが、10分だけとか 20

分だけ書こうとか できないんだよなァ・・ 性格なのかなんなのかよ

くわかりませんが。やる気はバリバリなので まーなんとかなるっしょ

ってな具合でやんす。あ、そうそう ・・ 小説もどきの中で よく情景

描写と言うものを使うのですが、服装の描写と言うのが なかなか

奥が深いものだと 最近感じております。

情景描写と言うのは いわゆる “場面” の説明の事です。

・・・

それはまるで 悪い夢でも見ているような光景だった。

ただ 立っているだけで 体がゆらゆらしてくるほど・・

広大な空間が 自分に襲いかかってくるようだ。

・・

見上げれば 天井は 堅い土と岩盤に覆われ、

それが どこまでも 永遠に続いているように思える。

・・

ジオフロント ・・ 半球形の地下空間だと 頭では理解しているが、

実際に その中に入り、 こうして その広すぎる空間を

目の当たりにしたシンジには、 その知識を実感にできず、

空の青空が 突然 土に変わったもののようにしか見えなかった。 

・・・・

例えば ネルフのある ジオフロントだと こんな感じでしょうか?

イマイチ下手ですが、 心理的な味が強い情景描写が アチシは

好きなんですわ。(偉そうだな)

しかしまあ こんなものなら いちいち ネルフの絵を見ずとも簡単に

書けるのですが、いかんせん。 キャラの服装の描写と言うのは、

私に “服” の知識が欠落しているため、どーにもこーにもまいっち

んぐなわけです。 (^_^;) 最近は 近所の本屋とか 姉貴に貸しても

らったりした女性ファッション誌で、アスカが着そうな服(これが難しい)

ミサトが着そうな服 (これはわりと簡単) レイが着そうな服(究極的

に難しい) を なんとな〜く 勝手に決めまして・・

・・

グレーを やや黒に近づけたような シックなロングジャケットに、

ダークグレーのズボン・・

インナーも黒いハイネックなため 一見地味な出で立ちに

なりそうなところだが、

腰のバックルの鮮やかな銀色と、彼女の涼やかな薄い水色の髪・・

そして まるで 暗闇の中に浮かび上がるような 透き通る白い肌と

ルビーのような赤い目が、

彼女の 大人とも 子供ともつかない 不思議な魅力を

浮き掘りにしていた。

・・

とか ぶつぶつ言いながら 練習したりしております (笑)

しっかし 服というのは 用語を知らないと なんとも形容しがたく・・

ダウンジャケットとゆーのは どこまでを指すのか? とか 調子にのっ

て いろんな色を出したけど はたして上手くまとまっているのか? と

か考え始めると 頭が痛くなりはじめ、(^_^;) これであーた、さらに形容

しがたい “髪型” とかまで行ってしまうと、 ゲロゲロなわけです。

つくづく 『 エヴァでよかったなぁ・・描写下手でも ある程度ビジュアル

が 読んでる人のなかにあるから なんとか誤魔化せるし (笑) 』 と

駄目な事を よくゆっております。 ・・ うぎゅ ・・ 精進せねばっ! 

・・ しっかし ・・ 心理描写は 簡単なんだがなぁ ・・ 疲れるけど。

今度 『 小説の書き方 』 みたいな本でも 買ってくるか (笑) ・・ と

まあ 別に小説なんぞ 趣味でもかかねーよと めんどくさい、とお思い

の皆様も、 日頃の生活の中で、 見たり聞いたりしたものを 文章に

“落としてみる” って作業をしてみると なかなか面白いものですよ。

ビックリするくらい 自分がいろんなものを見ていなかったり、細かいと

ころしか見ていなかったり ・・試しに 自分の部屋でも 文章にしてみ

ると 面白いかもしれません。 あなたの部屋を知らない画家さんに、

書いた文章を見せただけで、ちゃんと本物通りに描いてもらえるか?

・・ なかなか 難しいものだと思います。 しかしまあ、凄い本物の作

家なんかは たった1行とか、一言で 目の前に光景が広がるような

文章を書きやがる事も多々あるので、やっぱ本物ってのは凄いです

ねぇ・・金とるだけはあります。 ・・ ん〜 ・・・ いやぁ〜 文章って 

やっぱ奥が深いのぉ ・・ (@_@) ( 余裕無いので オチは無し )

 

10/27(水) 

インターネットは空っぽか? 先日は 空っぽの場合を やや極端では

あるが、私なりのリアリズムを持って “空っぽの場合”を シュミレートし

てみた。 ではでは 東京都在住 柳川さんの場合を 見てみることとし

よう。 柳川さんはごく普通の団地住まい。 東京都と言っても それほ

ど東京っぽくない ・・ 言わば中途半端なところに住んでいるとしよう。

公立の小学 ・・ 中学と進み、高校で私立に受験 ・・ そこで自分の

夢や 将来の像を おぼろげながら思い描き、そのために 専門色の

強い大学へ再度受験した。 ・・ が 惜しくも失敗。 1年間の浪人を

経験して 今度は見事に合格 ・・ しかし ここで大きな転機が訪れる。

ひょんなことから出会った友人が そもそもの元凶だ。 やたらと態度の

でかい 変わった性格の この友人は 後から考えると相当な駄目人間

(レベルの高いオタク)であり、 人のまっとうな人生を 横から引きずり

落としては楽しんでいる 悪魔のような人間なのだが、当時の純真無垢

な柳川青年は そんなこととはつゆ知らず・・ エヴァンゲリオンを皮切り

に 新旧問わず あらゆるアニメ 漫画 ゲーム ラジオ 果ては オーデ

ィオ、ホームシアター、同人誌 声優 各種イベント コスプレ エアガン

サバゲ ETS ・・ ミリタリーと 鉄道と ハム無線と ラジコン以外、全

部なんじゃないかと思えるくらいの量のオタク文化を 友人の言われるま

まに 叩きこまれた。 『 このままでは駄目になる 』 と 何度も思った

のだが、 『 落ちていく快感 』 をも逆手に取る友人のささやきにより、

いつしか 柳川青年の自我構造そのものが マニア嫌悪派 ⇒ マニア

肯定派 ⇒ マニア尊敬派 ⇒ 自分もいつしかマニア へと変化して

しまったのである。 最近では お気に入りの美少女キャラのガレキの

フィギアを片手に うっとりしつつ、 『 そんな自分が好き 』 状態なので

もはやどうにもならない事はロール・シャハ・テストをやるまでもなく 明ら

かだ。 ・・ まあ かなり稀なケースだとは思われるが、地方出身の青年

が、東京の大学に出てきてオタク文化をモロに受けて 一気に駄目人間

化すると言う 黄金パターンが存在する以上 それほど特異なケースでは

ない。 さらに 高校生の終わりや 大学生特有の バイトを根源とする、

ある程度の行動力と財力 そして 『 遊べるのは今だけ 今のうちに 』

心理により、通常のオタクよりも オタク化速度が速いのも このタイプに

見られる特色の一つである。 余談ではあるが、大学受験の際に考えて

いた “夢” が 一瞬のうちに 甘美なオタク文化に押しつぶされてしまい

最近では わりと そんなことはどーでも良くなってきている自分を感じつ

つも、 大学のレポートより 押井守の映画の解釈に頭を使う事はやめ

られないのも 特色と言えば特色である。 ( 難しい日記だねぇ )

そんな彼だから、もちろんパソコンも普通ではない。生れて始めてのPC

であり、購入の際には親の手助けが必要だったので、突然 自作PCと

か オウム心理教まがいの 秋葉原のバラックショップブランドマシン

を買うわけにはいかなかったが、なにせ 購入アドバイザーが 伊集院

光と 口調がそっくりの 駄目人間の友人なので NECや 富士通や

IBM ・・ いわゆる “昔は良かったのに 今は漬物石以下マシン御三

家”ではなく、 DELLやゲートウェイ ・・フロンティア神代 TWO TOP

EPSON、DOS/Vパラダイス あたりから購入したと考えるのが妥当

だろう。 ・・ はてさて、随分 柳川さんの人物想定に時間を使ってしま

ったが、 まあ だいたいこんな人物としておこう。 ・・ 彼から見たイン

ターネットは いかなるものだろうか? 山田さんと同じように 空洞な

のだろうか? ・・・ まず 注意しなければならないのは、 山田さんに

は存在しなかった 『 強力な友人 』 の存在である。 事あるごとに

『 テープドライブの遅さ 』 と 『 X68000への賛美 』 そして 

『 V30(CPU)のDOSの実行速度 』 を ぐちぐちと言っているような

人間が そばにいるのといないのとでは、 山田さんと柳川さんに 天と

地との差がある。 メールの設定の説明などにさかれる時間は 10分

もなく、 おぼろげながら PCの全体像を理解するころには、ICQだの

YAHOOページャーだの ペルソナウェアだの あにめちっくめぐみちゃ

んだの ノエルタスクランチャーだのが画面を埋め尽くし、 ふと目をや

れば ウインドウには エレメンタルソフトの ACTWIN32で製作され

た アスカや レイや ルリルリや マルチや ユリカがずらりと腰掛け

ている有様だ。 数ヶ月経つ頃には ウインドウズの総ての音声が

林原だの 宮村だの 丹下だの 堀江だの 麻績村だの 真綾だの

のセリフに置き換わり、 『 メールが届いてるわよ、 大神君 』 の

折笠愛の声に 人生の至福を見出している頃合いだろう。 世も末だ。

・・ まあ 駆け足で喋ってしまったが、 山田さんが 『 Outlook Ex

press 』 と格闘している頃に、 彼はALメイルやベッキーで手紙の

やりとりをして、ネットミーティングでオンライン電話をし、夜な夜な

クエイクで 外人と殺し合いをしているような状態である。 アニメの情

報は 雑誌より鮮度の高い ネットで収集し、 声優のCD情報 コンサ

ート情報はもちろん。 ラジオ番組表やテレビのアニメ番組表はネット

で配給される メーリングリストや プッシュ型コンテンツのお世話になり、

漫画の発売日や 批評までも 毎日チェックしていることだろう。十数冊

所有しているお気に入りの同人誌の後書きに書かれていたアドレスで

サークルのホームページにアクセスして 美麗なCGをダウンロードして

壁紙にしたり、新たな漫画家 同人作家の情報を集め、コスプレ写真

をUPしているサイトも 大量に巡っているはずである。 もしかしたら、

さっそく自分のホームページを製作して 小説を書いたり CGを作って

みたり、日記や掲示板やチャットなんかを製作しているかもしれない。

もしそうならば とても忙しい毎日だろう。 ・・ とどのつまり 何が言い

たいのかと言うと? 柳川さんの場合、 『 インターネットは空洞 』が

当てはまらないどころの騒ぎではなく、 『 ネットがなけりぁあ 死ぬ 』

状態なのである。 必要かつ必須な情報が溢れ、遊ぶのも学ぶのも

読むのも聞くのも作るのも ・・ 早い話が 娯楽のすべてをPCとネット

に依存している状況である。 『 情報が沢山 』 も 『 同じ趣味の

友人ができる 』 も 軽くクリアーしているのは明白だ。 そうでなけ

れば、秋葉原の駅前の広場に 毎週毎週 『 あ、VR225さんですか?

あ、どうもどうも〜!いつもお話してますけど合うのは初めてですねぇ・・

あ、申し送れました 私が ミミックです。 』 『 さ、常連みんな集まった

ところで リバティーで中古LDでも 漁りますか 』 と 言うような会話

をしている 異様な男達の集団が あれほどいるハズはないのである。

( OFF会ってのは こーゆー会話がなされるものなんだそうだ (+_+))

・・ え? そろそろ読むの疲れた? ごもっとも ・・ では 結論おば。

『 ネットの価値は その人しだい 』 

もとい

『 ネットの価値は オタク度と比例する 』

ネットが面白くなってくる=駄目人間坂を転がり落ちていると考えて、

間違いは無いのである。 しかしながら 忘れてはいけない。 オタクと

言う言葉は 単なるフリークであると同時に、ある種の美学と思想、ポリ

シーを持って その道を極める覚悟のある人間の総称であり、そのた

めの手段(苦労)を目的に変換できる 趣味人の事を指すのである。

( 趣味の定義 = 手段が目的になること ) それに 世の中はオタク

で構成されている。 オタクがいなけりゃ 電気もつかず 車も走らず、

美味いメシも食えず 本も漫画も読めないのだ。 ・・ と 言う 今の言葉

に 頷いたそこのあなたっ! ・・ 立派なオタクである。(笑) この定型

文章は オタクが自己を正当化する時に よく用いられるお決まりのセリ

フだ。 ・・ あなたにとって ネットはさぞ魅力的な空間になっていることだ

ろう。 ・・ こほん。 ・・ え〜 もう少し時間があるようなので ちょっと

具体例を控えて 話の深度を下げて考えてみよう。 “オタクがネットを楽

しめる” これは一重に “ネットには オタクが多い” 事を意味している。

例えば私の趣味の中で あまりオタク臭くないもの ・・ 自転車とか釣り

とかを ネットで検索してみると、出てくる事は出てくるのだが、いかんせ

ん ツマラナイページが多い。 山田さんの例の時に テニスのホーム

ページの事を書いたが、あれと似たようなものだ。 情報は詳しくなく、

規模も小さい。 コンセプトが面白いサイトがあっても 何カ月も更新され

ておらず、概してすべて アクセス数は少ない。・・・ 理由は簡単だ。

“作っている人がオタクではない” これに尽きる。 一銭の金にもならず、

むしろ自分がお金を払って ホームページを構築しているのだ。 生半可

な情熱や “その趣味が好き” という気持ちでは 凄いサイトを作ること

など 不可能である。 優れたサイトを作るためには たゆまぬ努力と

PCの勉強、マメな更新と お客さんのおもてなし。 マンネリ化しないた

めの アクセス記念企画や、見ている人の参加を促す 掲示板やチャッ

トを作るための CGIの勉強など、面倒くさいことが 山積みなのである。

『 お前アホじゃねーの? 』 と 言われるくらい没頭し、道を極めてゆく

“オタク” にしか そんな割りの合わない作業はできないのだ。 そして

そんな“オタク” を引き付けそうな事柄を検索してみれば、膨大な量と

完成度を誇る、 究極のメディアとして ネットはその能力を発揮する

のである。 エヴァンゲリオンが良い例だ。 情報量、情報鮮度、参加

人数、データの多様性、発展性 流動性・・ どれをとっても ネットより

優れているメディアなど この世には存在しない。 しかし テニスや

釣り、芸能情報その他は 専門の雑誌などに 軍配が上がるのである。

・・ だからと言って、 『 ネットは 変人にしか 面白く無いもの 』 と

諦めるのは まだ早い。 この世のすべてのメディアの最初は、 実は

なんでもそうなのである。 ・・ 大昔、絵を見たり 音楽を聞いたりする

のが 一部の金持ちや 趣味人の特殊な作業だった頃、ステレオ装置

や CDの初期など これらを楽しんでいたのは 全部オタク達である。

しかし 今では誰でもウオークマンや ミニコンポで音楽を聞く。映画も

一般人のものになった。 ゲームだって 子供とゲーマーのものだった

のを プレイステーションが一般人に開放したのだ。 きっと ネットは

近いうちに、誰でも楽しめる空間になるだろう。 ハム無線のようには

ならないハズである。(笑) ・・ 楽しめなかった山田さんは、まだ少し

時期が早かっただけのこと。 PCもネットも、私に言わせればまだま

だ 発展途上。 苦労する覚悟の無い人間が 軽く使いこなせるほど

には、まだ進化していない。 昔は 自転車に乗るのに免許が必要

だったようなものだ。 ・・ 長くなったが、私の思う “ネットは空洞で

ある”に対する見解 ・・ ご理解いただけただろうか? 決してオタ

ク賛美にしたつもりではないが ・・ そう見えたのなら 目をつぶっ

ておいていただきたい。 ただ、ひとつだけ付け加えるとするなら、

ネットがこの先・・ 当たり前で 誰でも それと認識せずに 参加

できるような空間になった時、 その時代のオタク達は より 深く

暗い ・・ 密度の濃い 新しい マニアックなメディアへと 流れて

行くだろう。 それがどんなものであるか、今はまだ想像できない

が、 そうなった時に私も ・・ その新たなメディアに参加して

いたいと ・・ 思ってしまうのである。

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『 ネットは時に 屋根裏部屋であり ・・ 

  そして秘密基地であり ・・

  駆け込み寺である。

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  この先 ここは ひとつの社会となり ・・

  職場となり ・・ 学校となり ・・

  変化の無い日常となるであろう。

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  願わくば 世界中の同士達との

  この 甘美な連帯感を、

  いつまでの 残していて欲しいものである。 』

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( ・・ また ほくまさん ・・ 

  最後に 意味ありげな格言ほざいて、下らない日記を

  あっと言うまに なんとなく意味のあるものっぽくしちゃって・・ )

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( うるせぇな ・・ 見ぬくなよ、

  これで騙される人がいるかもしんねーだろっ )

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( だいたい 山田さんと柳川さんって

  本当に空想の人物なんですか?

  なんか リアリティありすぎですよ? )

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( すべてフィクション ・・ と 言う事にしておいてくれ。 )

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( 悪魔のような友人って・・ ほくまさんでしょ? )

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( フィクションだ )

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( 昔のテープドライブはな、 ギーギーガーガーそりゃ〜もお

  うるさかったんだぞ! このくらいのファンの騒音くらいなんだっ!

  バカもん! とか いつも怒ってるじゃないですか・・あなた )

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( ギーギーガーガーじゃない。 ピーピーギョルギョルだ )

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( やっぱ ノンフィクションじゃん )

 

10/24(日) 

電気的なネットワークが 人間をさらなる高みへと上昇させ、人間としての

枠を越えるレベルへの進化が起こる ・・ パソコンのディスプレイに顔を

突っ込むネコ人間や、『 ネットは広大だわ ・・ 』 の名セリフを残した

完全なる電脳を持つ少女の話など ・・ まあいろいろあるが、どれを取

っても わりと希望的と言うか・・ ネットワークに対する 羨望や憧れの

念が強いように思われる。ハリウッド映画なんかでも ネットを使った犯罪

や、ネットの情報によって追いまわされる主人公・・ 社会的存在としての

自分 ( データ ) を消される話などもあるが、これも 『 ネットワーク

の可能性 』 を高く評価しているからこそ発生する 問題定義である。

その反面、絵空事ではない 現実に目を戻すと どうだろうか?

『 インターネットは空っぽの洞窟である 』 とか 『 結局のところ ・・

意味の無いもの 』 とか ・・ インターネットという言葉が 新しいものと

して世に出た頃は期待していた分だけ 現実とのギャップが激しいため

か、こんな言葉をよく耳にした。『 調べモノにうってつけ 』 だの 『 同

じ趣味の仲間が沢山できる 』 だの 『 面白いものが沢山ある 』 だ

の ・・ ネットに繋げる前の理想は こんなものだろうか?  ではでは

その理想と現実 ・・ 本当にギャップがあるのかどうか? 検証して

みるとしようではないか。 

たとえばここに、 山田さんという人がいるとする。 山田さんは中部地方

の ごく普通の家に生れ、 公立小学校から 公立中学 ・・ 公立高校

から 中流大学へ受験した ごく普通の青年である。 現在大学1年生。

経済学部。 趣味は特に無し。 音楽は流行りのものをレンタルビデオ

屋でたまに借りてくるくらい ・・ ファッションなどに対する感心も、まあ

人並みとしておこう。 ・・ 大学ではとりあえず 友達の誘いで 普通の

テニスサークルにでも入っている。 パッとしない外見のためか、現在

彼女はいない。 持っている資格は 普通免許書と 英検ぐらい ・・

まあ 人間としては 『 ゴミ 』 ランクであり、 いわゆる毒にも薬にも

ならない、 酸素消費装置的な人間ではあるが こういう奴が多いのが

今の世の中・・ 我慢して話を続けるとしよう。 ( ヒドイこといってんな )

彼は受験勉強中 バイトなどできないので 金欠状態 ・・ だが、大学

に入った時に 父親から 『 入学祝だ 』 という事でいくらか カンパし

てもらって、IBMのアプティバを購入 ・・ もちろん生れて始めてのPC

だ。 アプティバにしたのは 高校時代の友人が 同じモノを持っている

からであり、CMなどで 知っているパソコンは アプティバと バリュー

スターと FMV だけだったからである。 購入動機(親への説得)は

『 Eメールやりたいんだよ 』 『 就職情報を手に入れたいんだ 』

『 パソコンできないと就職危ないんだよ 今 』 『 大学のレポートで

使うんだよ 』 などなど。 彼の本心としては、 『 Eメールをちょっと 』

『 ホームページというのを見てみたい ついでに 海外の無修正アダルト

画像も 見まくるぞ! 』 ってなところだろうか。 プロバイダーはとり

あえず わけがわからないまま 付属の 『 簡単インターネットサインア

ップシステム 』 の言われるままに、AOLかIBMネット、もしくは MSN

に入会。 半月かかって メールをやるのに必要だと 本に書いてあった

『 Outlook Express 』 の設定に成功・・ 友人とのメールのやりとり

も可能となり ひとしきり感激を味わう。 現在 テニスサークルでよく

喋る女の子から 『 これ インストールして メールしようよ 』 と言われ

て 『 ポストペット 』 なる CD・ROMを借りてきているが、 インストー

ルという作業をやったことがないため やや躊躇している状態 ・・ と

まあ あまり詳しくやる意味もないので こんな感じにしておこう。 ホーム

ページは インターネットエクスプローラーで IBMのスタートページや、

MSNのスタートページにいつも接続 ・・ YAHOO検索で ネットサーフ

ィンを楽しんでいる。 今まで行った所は 『 中田のオフィシャルサイト 』

と 『 広末のオフィシャルサイト 』 あとは SPEEDくらいか。 アダルト

関係は 検索エンジンを使って海外に飛んでみたが、英語がわからない

のと ウインドウが沢山出てくるのにビックリして 早々に逃げてきた。

会員登録しないと見れないものや、 見ただけで法外な電話料金を請求

されるんだぜ、と 友人が言っていたことを思いだし、『 Free PIC 』

と 書かれていたページにあった 数枚のサンプル無修正外人ポルノ画

像を見ただけで “とりあえず良し” とした。 もちろん画像の保存などと

言う作業は知らない。 ・・・ 書いているうちに 本当にこんな人間が沢山

いそうな気がしてきて かなりブルーだが・・ この 山田さんが インター

ネットに いかなる感想を持つか? を考えた場合 ・・ 答えは明白だ。

アダルト画像もたいしたことないし、Yahooに とりあえず “ テニス ”

をいれて 何個かページを見たが、 どこかの大学のサークルのページ

だったしりして、 中にあるのは 部員の紹介と戦歴くらい ・・ 合宿の

時にデジカメでとった画像が沢山あったが、 その部のことを何も知らな

いので 『 部長の寝顔(爆笑) 』 とか 『 チエ子がボレーミスした決定

的瞬間! 』 とか言われても ちっとも面白くなかった。 メールも友人

と 大学の知り合いと 何回かやりとりしただけ ・・ だいいち 両手で

キーボードで文字を打つなんてことが 死んでもできないので 人差し指

でやるのは疲れるし 面倒くさい。あいつらと喋るなら 携帯に電話した

ほうが 100倍楽だ。 ・・ 結論として 『 インターネットいまいち ・・

まあ パソコンは大学でたまに使うから、持ってないよりよかったな。 』

・・ というカンジであろう。 この場合、確かにインターネットは 空っぽ

であり、娯楽としてはあまり面白くないものであろう。 ポルノとして見て

も、レンタルビデオ屋でAVの一本でも借りてきた方が効率的だ。 ・・

そこのあなた、 苦笑している場合ではない。 こんなことは恐らく 日

常茶飯事なハズである。 ・・ そして ・・ 恐らく山田さんは ツマラナイ

パソコンには もう見切りをつけて、最近では あまり触らなくなっている

に違いない。 ディスプレイの上にはホコリがたまり ・・ ネットの接続

は 2日に一度くらい メールチェックの時だけ ・・ 意味もわからず

入会した プロバイダーの月々の料金と 友人の言われるままに契約

したテレホーダイの料金も知らないうちにどんどん引き落とされている。

『 ホームページは10MBまで無料 』 と 書いてあったから自分の

サイトを作れるのだろうけれど、 とりたてて 載せる事も無いし 難し

そうだし だいいち面倒くさいので 今の所考えていない ・・ のだろう。

・・ まあ なんにしても 彼にとっては たいして魅力の無いものとして

ネットワークもパソコンも、 部屋のすみのインテリアと化すであろう・・。

それでもなお 面白くないネットとPCに没頭し続ける・・というのは あま

りにも考えにくい。 ・・ この場合 インターネットは見事に 山田さんの

期待を裏切った事となる。・・ではでは 他の人の場合はどうだろうか?

東京都在住の 柳川さんの例と、 この問題に対する 詳しい考察は

明日の日記へと 続くのである ・・。 

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※ 今回の事例は 購入マシンのOSを ウインドウズ98と仮定しております。 

   あなたのお使いのマシンが MACOSの場合、PCの名前を 『 I MAC 』

   ( もしくは I BOOK ) に変更して お読みください。

   ソフトの名称も同様にお願いいたします。 m(__)m

 

10/23(土) 

「 ねぇ ・・ アスカ ・・ 」

くろ

「 ん〜 ・・ なーによ ・・ 」

くろ

「 いったい 僕達・・

  いつになったら 綾波を助けに行けるのかなぁ・・ 」

くろ

「 ん〜? 

  ・・ 知らないわよ んなこと ・・ あいつが いつまでたっても

  グチグチやってんのが 悪いんじゃない・・ 」

くろ

「 綾波・・ 大丈夫かあなぁ ・・ 心配だなぁ ・・ 」

くろ

「 ・・ だいたい たためるかどうかもわからないのに

  風呂敷広げすぎなのよ・・ 身の程を知れってやつよね、まったく 」

くろ

「 そうなのかなぁ ・・ 」

くろ

「 それに加えて ここんとこ お節介にも “なんとかストリート” って

  イベントに首突っ込んでるでしょ? あのバカ ・・ 」

くろ

「 なんとかストリート? ・・ ああ、吉祥寺をコスプレの団体が

  練り歩いてた オタササとかおみまゆとかが出てた・・あれのこと? 」

くろ

「 やけに詳しいわね ・・ シンジ ・・ でも それじゃないわよ。 」

くろ

「 え? ・・ じゃあ なに? 」

くろ

「 そんな オタッキーなイベントじゃなくて ・・ もっとほら、

  文化的で 音楽的な JAZZイベントよ。 」

くろ

「 じゃず? 」

くろ

「 そお ・・ ま “バカの横好き” ってやつね。 」 

くろ

「 それ ・・ ちょっと違うと思うな。 」

くろ

「 さらに 時間があるとなれば 寝る暇惜しんで ど〜っぷり

  “ログスピ” やってんのよ。 あいつ。 」

くろ

「 ろぐすぴ? 」

くろ

「 そ、 まぁ 詳しい説明は いつか画像入りでこってりやるから

  とか言って 口止めされてるけど ・・ その筋のマニア達にとっては

  10月の頭から ず〜っと 嬉しい悲鳴で眠れない状況なのよ、今 」

くろ

「 へぇ ・・ そうなんだ 」

くろ

「 CQBゲーの究極型だっ!とか 大騒ぎらしいわ ・・

  ま、でも そんなのアタシ達はこれから嫌ってほど 経験するんだし、

  わざわざ自分から進んでやる人の気が知れないわ。 」

くろ

「 ・・ なんだか良くわからないけど ・・ 僕らもやるんだ、それ。 」

くろ

「 そう ・・ しかも とびっきりの本物をね。 」

くろ

「 へぇ ・・ 」

くろ

「 ねぇ〜 ・・ 二人とも、

  ・・ そんなとこで だらけてないでさ〜あ 」

くろ

「 ほら、噂をすれば CQBマニアが来たわよ? 」

くろ

「 え? ・・ ミサトさんも そうなの? 」

くろ

「 なによ アスカ ・・ 人をテロリストみたいに言わないでよ。 」

くろ

「 ミサトさん ・・ “CQB” って ・・ 何なんですか? 」

くろ

「 ん〜? ・・ CQBってのはね、 」

くろ

「 “Cros Quarter Battle” の頭文字をとったもんよ。 」

くろ

「 お〜 さっすが・・ 本場の発音は違うわねぇ〜 」

くろ

「 くろーす くおー・・ ? ・・ どう言う意味? 」

くろ

「 あったま悪いわねぇ〜 シンジ 」

くろ

「 小さな都市や ビルの中 ・・室内や 船の中 ・・

  つまり 限定された小規模の空間での 戦闘・・ って意味よ。 」

くろ

「 へぇ〜・・ そうなんですか。 」

くろ

「 ほら、シンちゃん ・・ よく大使館にテロリストが入りこんで

  人質をとった ・・ とか 武装勢力が 飛行機をハイジャックした〜

  とか ニュースで言ってるじゃない、 あーゆー時に・・ 」

くろ

「 特殊部隊なんかが 潜入して、テロリストをやっつけて

  人質を救出したり、爆弾解体したり、そーゆーのを一般的に

  CQBってゆーのよ。 」

くろ

「 なるほど ・・ 」

くろ

「 話題 ・・・ 変えようとしても ・・

  ・・ 駄目よ ・・ 」

くろ

「 うわっ! 」

くろ

「 レ・・ レイじゃない! 」

くろ

「 綾波 ・・ いったい何処から・・ 」

くろ

「 マニアックで ・・ 男の子が喜びそうな話題にすりかえて・・

  やり過ごそうなんて ・・ 甘いわ ・・ 」

くろ

「 あんた ・・ 誰に喋ってんのよ ・・ 」

くろ

「 それより ・・ レイ ・・ さらわれたんじゃなかったの? 」

くろ

「 綾波 ・・・ 何言ってるの ・・ さっきから ・・ 」

くろ

「 わかったの?

  ・・ なら ・・ さっさと続き ・・ 書きなさい ・・ 」

くろ

「 どこ見てるのよ ・・ あんた ・・ 」

くろ

「 レ ・・ レイ? 大丈夫? 」

くろ

「 窓の向こうに ・・ 誰かいるの? 綾波 ・・ 」

くろ

( ・・ わ ・・ わかりました ・・ レイさん ・・ )

くろ

「 わっ! どこからか声がっ! 」

くろ

「 なにっ・・ 今の なにっ! 」

くろ

「 あ ・・ 綾波がいないっ! 」

くろ

「 きゃー!! 」

 

10/21(木) 

「 よみうりランドは 恐ろしいところだ・・ 」

くろ

「 は? 」

くろ

「 誰もいない ・・ 寒い ・・ つめたい ・・ 暗い ・・ ド田舎

  山ばかり ・・ 道が走りにくい ・・ 寂しい ・・ ETS ・・ 」

くろ

「 なに言ってるんですか ・・ ほくまさん ・・ 」

くろ

「 だから よみうりランドの怖さをだな ・・ 」

くろ

「 ・・ あなた今日 ・・ 自転車で 

  “ ちょっくら運動がてらの散歩してくるわ ” とか言って

  出かけただけじゃないですか ・・ いつ 遊園地なんか・・

  ・・・

  はっ! ・・ ま ・・ まさかっ! 」

くろ

「 行ったんだよ ・・ よみうりランドへ 

  ・・ ・・  自転車で。 」

くろ

「 あんたバカじゃないのっ!

  よみうりランドなんて 

  ここから何十キロあると

  思ってるんだよっ! 」

くろ

「 行けるかなァ〜 と思ったら 行けたんだよ 」

くろ

「 そんなレベルの話じゃないでしょ! 

  あんたっ! 狂ってるよっ! 」

くろ

「 まあ いいじゃないか ・・ 趣味なんだから 」

くろ

「 ・・ どうせ 車と同じくらいのスピードで

  国道ぶっ飛ばしたんでしょ ・・ で? 何人轢いたんですか 」

くろ

「 御年寄りを ・・ 3人くらいかな 」

くろ

「 まあ それは少ないほうですねぇ・・ 」

くろ

「 あ、俺の前を “ なんちゃってMTB(マウンテンバイク) ” で

  走っていた、小学生くらいの男の子は

  70キロぐらいのスピードで 後ろから体当たりして、

  前輪でしこたま轢いて ミンチにして

  そのまま 車道に放り出したから 今ごろ 」

くろ

「 まあ 嘘話はおいておいて・・

  よみうりランドで遊んだんですか?  1人で? 」

くろ

「 いや ・・ 遊ぶわけないだろ ・・ 途中に通りかかったから

  “よみうりランドはこっち” みたいな看板があって、

  行った事ないから 眺めに行っただけでな ・・ 」

くろ

「 ・・ で? 怖い所だったんですか? 」

くろ

「 まあ 平日だし 混んでもいなかったんだが ・・

  なんかこう ウラサビレてて ・・ まわりもド田舎で

  田んぼとかビニールハウスだらけ ・・ 人もいないし ・・

  ひんやりしてて 暗くて・・・ ナンとも言えない雰囲気だったんだ 」

くろ

「 まあ 夕方は寒かったですからねぇ・・ 今日は。 」

くろ

「 しかし アレだねぇ ・・ 多摩川越えると 突然田舎になるねぇ ・・

  そりゃ〜もう ビックリするくらい ・・。  」

くろ

「 まあ ・・ そうですねぇ ・・ 」

くろ

「 おれは もっぱら都内だろ?自転車で走りまわってるのは ・・

  ブレードランナーとか サイレントメビウスみたいな SF並の

  超大都会が、 橋を超えるといきなり “日本の景色百選”

  みたいになるんだよ ・・ あれは怖いな ・・ 」

くろ

「 ほくまさんは 都内を走るのが好きなんですよね ・・・

  サイバーフェチだから ・・ あ ほら 今流行りの

  映画メッセンジャーよろしく。 」

くろ

「 お前殺すぞ 」

くろ

「 うわっ!なんですかっ!

  ・・ あ ・・ 本気で怒ってる 」

くろ

「 俺はな、そのことについては ヤバイくらい怒ってんだ 」

くろ

「 そのこと・・と言いますと? 」

くろ

「 メッセンジャーだよ メッセンジャー 

  ・・ホイチョイだよっ!

  ホイチョイプロダクション!! 」

くろ

「 トレンディー映画会社が ・・ 何か? 」

くろ

「 まあ アバンティのことで 非常にお世話になったから

  あまり悪く言いたくはないんだがな、

  あの映画は タイミングが良くないんだよ タイミングが。 」

くろ

「 ・・ たいみんぐ? 」

くろ

「 思い返せば 釣りだよ釣り! 

  ・・ この日記の超初期の頃に、 “ 釣りが趣味で 釣り道具が

  うんぬんかんぬん ” みたいな話を、俺がしてただろ?

  確か ずーーっと昔 ・・ 」

くろ

「 ああ・・ してましたね、投げ釣りがどうとか ・・ 」

くろ

「 俺はな、 自慢でもなでもないけど 釣りは小学校から趣味でな、

  よく東京湾の埋立地で メゴチだのマゴチだのアイナメだのキスだの

  釣りまくってたんだよ ・・ 親父といっしょに。 」

くろ

「 白身の魚ばかりですね 」

くろ

「 刺身での寿司でも 白身は上手いし、

  から揚げにしても美味だしな。  」

くろ

「 ・・ 食うんですか? フィッシングなのに ・・ 」

くろ

「 お前殺すぞ 」

くろ

「 うわっ!また怒ってる ・・ さっきから何がいけないんですかっ! 」

くろ

「 その フィッシングって単語だよ! 単語! 」

くろ

「 へ? 」

くろ

「 その単語が出てきはじめてから いつのまにか

  釣りは お洒落なスポーツに

 なっちまったんだよっ! 」

くろ

「 は ・・ はぁ・・ 」

くろ

「 いいか? だいたい “ 釣り ”ってのはな、

  食うためにやるんだよ 食うために。

  その日の晩御飯に 上手い御飯を食べるための、

  魚と人間の 生死を賭けた 一騎打ちなんだよ。

  だから その戦いに勝利したものは 尊敬の念をもって

  しっかりと 残さず釣った魚を食べるのが礼儀ってもんだ。

  生死の戦いを くだらない遊びにしてはイカン、

  魚に対して失礼だ。

  釣ったら食う。 残さず。 ・・ それが 釣り人の、

  最大限かつ 最低限の 魚に対する礼儀だ。 」

くろ

「 はあぁ・・ 」

くろ

「 それを リリースしてあげる。 食べるの 可哀想だし〜 とか

  釣りはスポーツだとか ふざけた事ぬかしやがってっ!」

くろ

「 駄目なんですか? スポーツだと ・・ 」

くろ

「 駄目に決まってるだろっ! 

  釣りはマイナーで ジジ臭くて、 暗くて! 陰険で!

  女が寄りつかない 地味な “作業” なんだよっ!

  だがなっ!  そこにこそ “美” があり、 

  それが “釣り”だったのにっ! 」

くろ

「 ・・・ 」

くろ

「 いろとりどりのルアーだの 道具もいきなりちゃらちゃらし

  はじめて、芸能人は 海外で船チャーターして スポーツ

  フッシングだの、糸井重里とかキムタクとか江口洋介とかが

  “お洒落釣り” をばら撒いたせいでっ!! わけのわからん

  モラルもへったくれもねー 若造がゾロゾロ来やがってっ!

  だいたい シマノの宣伝はなんだっ!

  ええ!? あんな釣りがあるかっ!

  コーヒーやドラマと一緒にすんなっ!

 あんな色男は 五反

 田でナオンとヨロシク

 やってりゃいーんだよ

 っ!ケッ! 」

くろ

「 ご・・ 五反田? ・・ しかも ナオンって・・ 」

くろ

「 おかげで フナムシゾロゾロの きたねェ海釣り場に

 女がくんだぞ 女がっ!

  ピカピカの竿もってっ! エサだって ミミズでもゴカイでも

  きゅうちゃんネリリでも フナムジつぶしたのでもないっ!!

  ましてや カラスガイの中身でもないんだぞっ!

  しかも知ってるか?最近の釣りのテレビ番組っ! 」

くろ

「 ああ・・ あの 地味なやつですよね・・ 」

くろ

「 地味なのは昔の話だっ! 今はお洒落お洒落しやがってっ!

  ブラックバスだと!? 殺したろかっ! あんなマズイもん

  食うわけでもねーのに 釣りやがってっ!

  釣られた魚のダメージ知っててやってんのかっ! 

  しかも知ってるか? 魚がかかったときのセリフっ! 」

くろ

「 いえ ・・ 知りませんけど ・・ 」

くろ

「 フィッシュオン!だぞ

 ふぃっしゅおんっ! 

 ははっはっはははっ

 は!!ブチ殺したろ

 かっ!親戚をっ! 」

くろ

「 うわ〜 ・・ お洒落ですねぇ〜 ・・ 」

くろ

「 だろ? 釣りが趣味なんて お洒落で 恥ずかしくて

  言えなくなっちまったから やめたんだよ 俺は ・・ 」

くろ

「 なるほど ・・ ああっ だからメッセンジャーも ・・」

くろ

「 その通り ・・ 電車賃ケチって 異様な遠くまで

  チャリンコかっ飛ばす 自転車通学から発生した

  俺の地味な趣味が あいつらのせいで ・・ くぅ ・・ 」

くろ

「 また お洒落なものになりつつある・・ と。 」

くろ

「 このあいだ 新聞で “メッセンジャーズ効果?MTBが

  若者の間で 大人気” だの “ 映画見て 僕も自転車

  見なおしましたっ! これからバンバン乗りたいですっ!”

  とか言ってる、 若者の代表〜 みたいな男が書いてあってな

  ・・ もちろん ・・ほら 顔と雰囲気はTAKE2みたいな ・・ 」

くろ

「 ああ・・ 見るからに 脳味噌が半分以上蒸発しているタイプの

  人間ですね? 仲間内では 人気者 ・・・ みたいな。 

  しかし TAKE2って ・・ リアルな例えだなぁ・・ 」

くろ

「 キシリデント(ガム)の宣伝に出てくる

 ”噛んでま〜すっ!” 男でもいいが ・・ 」

くろ

「 やめてください ・・ 気分が悪くなる ・・ 」

くろ

「 ・・ そんなこんなで ・・ もう 流石にゲンナリしてな ・・

  なんで 人のすること すること 次から次へと

  お洒落になっていくんだよ ・・ 恨みでもあんのか?俺に ・・・ 」

くろ

「 まあ ・・ 仕方ないんじゃないですか? ・・ と 言うより

  暗に自分が 流行の最先端を走っていると 自慢したいだけな 」

くろ

・・ごんっ・・

・・

くろ

・・・

・・

くろ

くろ

「 ・・・ 

  ・・・ あ やべ ・・ 殺っちゃった ・・

  ・・ 小説書こ ・・ あ ・・

  まてよ ・・ 

  エヴァ小説はお洒落にならないだろうな・・ ( 疑心暗鬼 ) 」

 

10/20(火) 

最近チャットにかまけて 日記をおろそかにしてしまって・・どうもすみま

せんでした。m(__)m いつも日記をつらつら書いている時間 ( テレホ

タイムから寝るまで )と チャットをする時間というのは どう考えても

重なっておりまして ・・ チャットに出ると日記が書けず、日記を書くと

チャットに出れず・・ という まことに面妖な事態になっとったわけです。

・・ 何か解決策を考えないと・・ (-_-) むむ ・・。と、まあ久しぶりに

今日は日記らしいことを書こうと思っております。 今日はですね ・・

雨なのでお得意の自転車が使えず、ちょっち電車でお出かけをいたし

ました。 ・・ 夕方頃 山手線の中で揺られていると、ドアの両側の

場所・・ あの片方に立っていたのですが、もう片方のドアの横に 学

校の制服を着た 中学生・・か 高校生くらいの 学校帰りの女の子

が同じように立っておりまして ・・ 車内は “席が埋まっているだけ”

くらいの混み具合 ・・ 女の子は文庫本を読んでおりました。 本の

厚さと、チラッと見えた文字の密集度から推測すると 恐らくコミックノ

ベル ( 漫画みたいな内容の小説の事 ) の“たぐい” だなぁ〜と

思いつつ まあ別に気にも止めずにそのまま立っていたのですが、

どーも様子がおかしい・・。しばらく それとなく観察していて わかっ

たのですが、どうやらその子は果てしなく “感情が顔に出るタイプ”

らしく、本を読みながら ニコニコ笑ったり 真剣な顔になったり、な

なんだかよく理解できないような顔をしたり・・ と 実に豊富な百面

相を披露しておりました(笑) ・・ ページをめくるたびに そんなに

面白いのか、と 最初は読んでいる本の内容に興味が沸いて

『 笑うってことは ・・ スレイヤーズとか オーフェンとかかなぁ・・

でも そんなマニアックなものを読む子には見えないし・・ あ、でも

最近 外見はぜんぜん普通の子なのに 実はかなりのレベルのオ

タク ・・ っての増えたしなぁ・・ そーゆーのかなぁ 』 とか ぼー

っと考えていたのですが、しだいに 読んでいる本よりも “純粋な

読者の反応” に興味が沸いて来まして ・・ 『 ああ、この本を書

いた人が いま ここにいたら、その人(作者)はさぞかし幸せだろ

うなぁ・・ 』 と 思いました。那須雪絵がどこかで言ってましたが、

“作り手の夢” って言うやつですかね? 一流シェフが いつまで

たっても 『 美味しかったよ 』 って一言が聞きたくて料理を作り

つづけたりするのと同じですね・・。 まあ 誰かに何かをしてあげ

たいんだって言うほど おこがましい意味でもありませんが、どう

せ結局は 自分の生きていくために物語を書いている プロの作

家も、それだけのためじゃなく プラス 誰かを良い気持ちにさせ

てあげられたり、元気付けてあげられたり 時には涙をながす手

伝いをしてあげたり ・・ つまり 儲けと貢献の関係ってやつです

わ。 歌でも絵でも漫画でも映画でも演劇でも、まあいわゆる

芸術とか 作品とか エンターテイメントとか ・・ そういったもの

はやはり、 誰かを動かす力が無いと駄目なんだろうし ・・ そ

のための手段として 作り手が心を込めないと いけないんだろ

うなぁ〜と 思ったしだいであります ・・ わかった?オイラの言

いたい事 ・・え? わかったの?すごいね ・・ 俺わかんねー

や。(笑) ・・ とまあ ウダウダゆってないで、 これでも何人か

は 私の作るものが読みたいとゆってくださっているので、今日

も頑張ろうと思う次第であります。 ( つまり ふとしたことで創

作意欲が沸いたと ・・ 簡単に言えばそーゆーことやね ) 完

 

10/17(日) 

と、言うわけで二日ぶりの日記であります。 ・・ なんかプチ忙しかった

もんで、あいてしまって どーもすみませんでした・・。 私の筆が遅いの

と 学校嫌いと とあるゲームのせいなんですが、まあ詳しい事はどうで

もいいです。 ・・ 今日は圧縮と歴史について ・・ くだらないことをつら

つら書こう! と 思っていたのですが、 実はそんなことをしている場合

ではなく とっととお返事しなくちゃならないメールが山積みだという現実

に気がついて せっせとお返事をする今日この頃なわけです。

・・ その合間に またチャットでも覗くか ・・ 休みの日は 人が多いみ

たいだし ・・ あ、 アクセス数から見る ネットエヴァ小説サーファーの

日常(予測) とかいう日記も 今度書こうっと! ・・ え? その前に

小説? ごもっとも ・・ m(__)m うう〜〜〜いらいら。(ワダカマリ)<?