98 99 2000 ⇔ 2001
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11月1日〜15日11月16日〜30日

  

 

11/15(水)

かなりどうでも良い話なのだが、 ウチの母親が今日 ・・・ 新宿にある

とあるホテル(万が一、差障りがあるといけないので名前は出さない)に

食事をしに出かけたところ ・・・ なんとそのホテルの中でバッタリ、エルト

ン・ジョンに会ったと言うのだ。(笑)  『 嘘だろ 』 『 見間違い

だろ 』 『 小太りメガネのオタク外人(笑)が秋葉原ジャ

ニメーション巡礼に来たのに泊まっただけダロ 』 と電話

で聞いた時は思っていたのだが、家に帰って ネットで今回の来日スケジ

ュールを調べてビックリ仰天。 ・・・ と ・・・ 東京に

来てる!! (笑) (今日:15日が武道館の最終日だったらしい)

母から詳しく特徴、その時の状況、その他を聞いてみると どうやら本物

のエルトン・ジョンのようである。 ・・・ 非常に似ていると思うのだがオタ

ク外人ではなかったらしい。(笑) と言うか オタク外人ごときが出入りで

きるようなホテルではないな。 (^_^;) (新宿で恐らく一番凄い<国際的

知名度とか値段とかあらゆる意味で>ホテルと言えばわかる人にはわか

るだろう) それほどファンと言うわけではないが、 話の種にサインくらい

欲しかった気がする今日この頃 ・・・ 明日もいるかな、 いないか。(笑)

 

11/12(月)

\(≧▽≦)  (≧▽≦)/

 

・・・ うう ・・・ まことにご無沙汰しておりました。(涙) とりあえず生きて

おります。 (T▽T) え〜っとですね、 なんやかんやイロイロありまして、

約一週間も結果的に音信不通になっておりました ・・・ ホントにおひさし

ブリでございまふ。 たぶん忘れられてますね、はい。 (T▽T) つーか、

こんなとこ誰も読んでないか。(笑) ・・・ まあ 独り言を覚悟で先に進み

ますと いやはや ・・・ ホントにいろいろ申し訳ないっす。 言い訳は腐

るほどあるのですが聞き飽きたと思われますのでやめにしまして (笑)

なにしろ このサイトではやらなきゃいけない事、予定未定がチョモランマ

のごとくつみあがっているので遊んでいるわけにはいかんのです。 と、

言うわけで 空白の一週間に恐らく書いていたであろう時事ネタをひろい

あつめて今日まで追いつくことにいたしましょう。 チャッチャチャッチャ!

・・・ で、 まず サッカーの話。 日本代表が善戦したあの試合ですね。

見ていて思ったのは 『 サッカーはテレビ中継に物凄く向いていない 』

と言う事。 と言うか そんな事は前からわかりきっていたのではあります

が(笑) 晩御飯を食べつつあの試合を見ていて改めてそう感じました。

サッカーは 他のスポーツと比べてとにかくすべてがシームレス。 時間

や動作のすべてが連続的で繋がっています。 いちお前半・後半と言う

時間的な区分はありますが 攻撃と守備が一体として繋がっているので

今から1秒後に点を取るかもしれないし、 3秒後に点を取られるかもし

れないと言うスポーツです。 野球と比較するとわかりやすいのですが、

“今、攻撃している側” と “攻撃から守っている側” の区別がとても

曖昧で、 攻撃してると思った次の瞬間点を取られたり、 守っていたハ

ズなのにあっと言う間に点を取っていたりします。 巨人軍のピッチャー

がヘボへボで、阪神のバッターにバカスカホームランを打たれて 一回

で10点とかとられる事はありますが、 バカスカホームランを打たれて

いる最中に 巨人軍に点が入る事はありません。 フィールドと言う戦場

についても同じで、 高くあがったボールを取ろうとして構えている阪神

の選手めがけて、ベンチから巨人軍の選手が飛び出していって邪魔を

する事はできません。(笑) つまるところ 野球は勝敗を決めると言う、

人と人との対戦の本質的な要素を抽出し、それをある程度形式的、かつ

理性的に処理した “高度なルール” があって初めて成立する “ゲー

ム” 的なものであり、 逆にサッカーは ボールを蹴って相手のゴール

に入れれば勝ち。 と言う 勝ち負けの要素がある意味原始的・直感的

なゲームであると言う違いでありましょう。 (だからこそ世界では野球よ

りサッカーのほうがメジャーなんだろうな) もちろんテクニックやデータな

どの中身を比べて どちらが単純だとか低レベルだとか言う話をしている

のではなく、全体的なシステムの違いの話です。  ・・・ であるからして、

サッカーを見ていると “一瞬たりとも気を抜けない” “集中力を無くした

ら最後” みたいな事が非常に良く起こります。 ある意味戦争などで戦う

兵士達にも似ているでしょう。 ・・・ で、 この手のスポーツがどうしてテ

レビ中継に向かないかと申しますと ・・・ ひとえに

オチオチメシを食っている暇がない

これに尽きます。(笑)  お味噌汁をすすっていたら大歓声、 慌てて顔

をあげたら もうゴールした後。 とか (^_^;) ふと トイレに行って戻って

来たら逆転されてた ・・・ とか。 バットを持ってモゾモゾしたり、攻撃が

終わると敵と味方がいちいち入れ替わったりする野球とは大違いです。

攻撃と守備、 安全と危険が常に背中合わせであり、 試合中はくるくる

とそれが何度でも変わりまくるサッカーは、 野球のように “今は見てい

なくても良い時” “今はどうでも良い時間” などと言うものを 見ている

人が勝手に決める事ができず、どちらかと言えば 選手主体で進んでゆ

くスポーツと言えるでしょう。 テレビ中継やラジオ中継の解説を聞いてい

るととても良くわかるのですが、 選手が登場して 一人一人のデータの

紹介や今日の調子、 試合前の談話、今の勝負の説明、解説、評論など

をその都度いちいち説明できる野球に対して、 サッカーの場合はのん

気にんなもんを読んでいる場合はなく(笑) 

 

解説者: 『 この選手はですね、

         去年右足を ・・・  』

 

アナウンサー: 『 あ!中田にボールが通りました!

         そのまま前にパス! シュートです! 』

 

解説者:『 ・・・ お! ・・・ ああ! 』

 

           

アナウンサー:『 で? ラモスさん、 話の続きはなんでしたっけ? 』

 

みたいな事が 非常に良く起こってます。(^_^;) (まあ、仕方のない事な

んだろうけど) ・・・ 私は野球ファンでも サッカーファンでもない、完全

中立野郎ですが、 こんなような事を考えながら 二つのスポーツを見て

みると、ドキドキハラハラワクワク ・・・ どちらかと言うと原始的な気持ち

に強く訴えかけて来る楽しさを与えてくれるのがサッカー観戦。 データを

集め、戦略などを考えつつ スポーツでありながら知的な駆け引きの色

が強いものとして 観客にある程度参加している錯覚を持たせるのが野

球観戦のような気もします。 ・・・ 野球ファンはウンチク派が多く、サッ

カーのようなフーリガンみたいなファンが出にくい事も頷ける ・・・ ような

気もしますが、 これから先は怖いので話しません。(笑) とにかくサッカ

ーは ガッチリと視線をホールドされるくらい面白いので、 できればモノ

食ったりしていない時間に放送するのが吉かなと。(笑) そんなような事

を書きたかったような気がします。 (なげやりだなぁ(^_^;))

 

・・・ んで、次の話題としては ・・・ ん〜 ・・・ あ、 そうそう。

ついにデモがリリースされた トムクランシープロデュースの最新作、ゴー

ストリーコン! 前作は文庫本でも出ている特殊部隊 『R6:レインボー

シックス』 を主人公にした 室内戦(CQB)をメインにしたゲームでした

が、今回は より広い戦場で戦う ・・・ どちらかと言うと “戦争” に近い

シチュエーションのゲームになっております。

まだ 一つの面しかプレイできないDEMOしかリリースされていませんが、

期待を裏切らない素晴らしい出来!(≧▽≦)/ (時間が死ぬほどなか

ったのにこれだけはやってるのが不思議(笑)←死) 詳しくはまた今度、

製品版が発売された頃に お勧めの意味も含めてレビューしますが、と

にかく音(効果音)が素晴らしい!!

風に木の葉が揺れる音、足音、草むらに寝そべった時の音、外から敵の

家の中の様子をこっそりうかがっている時に聞こえる ロシア人の無駄話

ケンカ、咳払い、鼻歌(笑) などなどなどが 実に上手く録音され、使用さ

れています。 この日記ではもはやお馴染み、マルチチャンネルでプレイ

すると 背中にじっとりと汗をかくほどの臨場感にチビリます。(涙)

さらに特筆すべきは銃器の音!! これもまた素晴らしい!

最近は重厚さのカケラもない チンケな音を出しているゲームがよくあり

ますが、 これは久々に 『 ああ〜〜 銃を撃ってるなぁ〜 』 と言う気

分にさせてくれます。 具体的に説明するのは難しいのですが ・・・ なん

とゆーか ・・・ ホラ、 普通の人は “銃” とか “ピストル” とか言われ

ると もわわわ〜 っと 黒くて ごっつい おまわりさんが持ってるような

ものを思い浮かべると思うんですが、 あの “銃” とか “ピストル” と

言うのは恐らく “弾をバキュンバキュンと打ち出す機械” みたいに認識

されている事でしょう。 しかし 銃の構造とか 弾が飛ぶ仕組みとかを

知っている人にはわかるかもしれませんが、 “弾を敵に向かってバキュ

ンバキュンと打ち出すシステム” が “銃” とか “ピストル” ならば、

おまわりさんの腰にぶら下がっているあの黒いものは そのシステムの

主役では決してないのであります。 ・・・ え? よくわからない? ・・・

ん〜 ・・・ つまり、 一般的にピストルと呼ばれる あの黒い物体には、

敵に向かってバキュンバキュンと弾を “打ち出す能力” なんてのはま

ったく無くて あのピストルそのものは、 単にカチャカチャと金具が出た

り引っ込んだりするだけの 味気ない機械に過ぎないわけです。 つまり

ピストルから出る弾には あらかじめバキュンと打ち出す火薬がつけて

あり、 その火薬のおけつを パチンと叩くための機械が 黒いピストル。

・・・ わかりやすく言うと 宇宙へ飛び立つスペースシャトル(弾丸) 飛び

散る火花(火薬) だとすると ・・・ ピストルは スペースシャトルを支えて

いた なんの飾り気も無い ・・・ 誰も注目しない 横っちょのポール(笑)

に過ぎないわけです。 つまり 銃弾を保存し、火薬を爆発させ、飛び出

る弾の軌道を矯正して ちゃんと目標へ飛び出るようにするための“ガイ

ド” みたいなものですかね。 ですから銃を撃つと一般的に思われてい

る印象と違い、銃弾が好き勝手に暴れ、 自らの力で飛び立って行く・・・

飛び出てゆく ・・・ と言う感じがするのであります。 で、 普通 ゲーム

では そう言った微妙な感覚を再現するのは不可能に近いのですが、

このゴーストのDEMOでは 絶妙な音と演出により 『 お! 』 と思わ

せてくれてナイスです。 (だから 実に銃が凶悪で、痛いと感じる)

さらに 敵がまた凄くてですね ・・・ あ、 長らく留守にしていたチャットが

お呼びです。(笑)  続きはまた明日と言う事で ・・・ なにやらイベントが

あるみたいです。 もち このサイトで。(笑) (←今は他人事かよ(^_^;))

 

11/4(日)

“後編” を書かないと何がどう “ベット・タイム・サウンド” なのかがわ

からないのだけれど、 切実なエヴァ小説要求メール多数につき(ホント

にごめんなさい(涙)) 捻出した時間をエヴァにまわしておりますゆえ今

日の日記はお休みDEATH。 (以下 普通の人は読まないで良いです)

 ・・・ あと頂いたメール数通に 『 姉上にいきなりノーチラスを聞かせる

のはキツイっすね(笑) 』 と言うお言葉が書かれてありましたが、もちろ

ん 801とか 802とか シグネチャーとかましてやオリジナルとかじゃな

くて 聞かせたのは単なる(?) 805です。にしても値段的に 買うとか

言う話に向かうのはちょっと無理ですが、 『 ミニコンポ売り場にあった

のと同じようなサイズのスピーカーなのに次元がまったく違う音がするか

ら聞いてみそ 』 と 言うような事を説明したかったんで。 ・・・ しかし 

ノチラスの隣にあった PMCのTB1SMのほうが 『 良い音だ 』 と言っ

てたのには ほんの少し予想はしていたのですがちょっと驚きました。

805は非常に良いSPですが、 やはり店とか聞き慣れない人にはキツク

感じるみたいです。 (TB1SMは低音があるから落ち着いた音に聞こえ

るのやもしれん。 定位も少し緩めだし)

あと タンノイのトールボーイがお気に入りのようでした。(もちろん買える

わけがないが(笑))  ソナスのグランドピアノホームも概ね好評でした。

(もちろん外見が(笑)) しかしまあ、

音の評価ってのは知識や思い込み

と言ったものが多分に評価を揺るが

しがちなもんなので、普通の人が普

通に聞いて漏らす感想ってのは時と

してドキッとさせられるものがありま

すな。 『 でもいらない 』 とか言わ

れたらそこでお仕舞いですし。(笑)

ま、 中古を主体に根気良く どうするかは考えます。(^_^;) (それもまた

楽しいので) 

※プラチナムはエアパルスじゃなく(笑) 小型スピーカーの“Solo” です。あれももう投売り
  品なのね・・・(T_T) あ〜! オラクルのトランスポートホシー!誰か5千円でくれ。(涙)

 

11/1(木)

BET  TIME  SOUNDS        by 山田ほく美    

 

:前編:        

よく “絶好の鴨(カモ)” とか “カモが葱(ネギ)しょって歩いて来た” と

か言いますが、 あれはその昔 … 農家の人が山で手にいれた鴨(野

鴨:矢ガモではない(笑)) を 農具の鋤(スキ)の上に並べて、 火つけて

鍋の代わりにして食べていた時に その中に一緒に畑でとれた葱も入れ

て食べた事が由来になっているらしく … おそらく農家の人にとっては偶

然手に入った鴨は 『 思いがけない良い出来事 』 だったのでしょう。

鴨鍋にネギを一緒に入れた理由は恐らく、 『 そうしたほうが美味い 』

とか 『 鍋にはネギを入れるに決まってんだろ こんちきしょー 』 とか

言う事ではなく、 野生の鴨なので 肉の匂いが凄かった結果 … 匂い

消しとして葱を入れないと食べられたものではなかったのでありましょう。

ちなみに 鍋の代わりに農具の鋤(スキ)を使っていたので 本当のとこ

ろは 鋤鍋(スキナベ) と言うのでしょうが、紆余曲折あって ナベ が

ヤキに 変わったらしく … これが今で言う “スキヤキ” の元祖だった

と言う話もアリ。 好き勝手に焼くから スキヤキではないのであります。

でも しゃぶしゃぶ は お肉をしゃぶしゃぶするから(笑) しゃぶしゃぶに

なったんだそうです。 昔 しゃぶしゃぶの代名詞、スエヒロのラジオCMで

聞いた話ですが。(^_^;) (なんでも スエヒロ本店が名づけたらしい)


と、言うわけで先日 … 引越しをする姉の 新しい音楽環境構築のため

(?) に とある電気量販店の ミニコンポ&ラジカセコーナーに 行って

来ました。 早い話が凄腕店員のカモになって来たわけです。(笑) いや

逆? (^_^;) … しかし、 自他共に認めるオーディオ好きの私ですが ミ

ニコンポやラジカセにはとんと疎くて どんな商品があるのか? 何が売

れ筋なのか? はまったくわかりません。 ミニコンポやラジカセはオーデ

ィオではないので。 と言うか 私が買うわけではないので。(笑) お店の

チラシを片手に興奮気味の姉を横目に 『 ま、音はどーでもいいから 

値段とデザインで選ぶつもりでいないとダメだな、今日は 』 と思いつつ

エレベーターを降りると、あるあるあるある!!(笑) 音楽を

聞く機械なんだか、 キャバクラのイルミネーションなんだかわからないよ

うな ゴテゴテビカビカした機械の山! イカス! (T▽T) 

XR-HG5MD

見ているだけで可笑しくて 笑いをこらえるのに必至です。 素晴らしい美

的センス!素晴らしい無駄機能!&無駄装飾! これで値段が350円

くらいだったらギャグとして一級品なんですが、 ウン万円もするから開い

た口が塞がらないと言うもの。 と言うか 音なんて出なくても良いから、

どう考えてもビームぐらいは出さないとアカン顔つきだと思うのですが、

いかがでありましょうや。 コンポっつーよりガンダムの部品だぞ (笑)

しかしながら、 シンプル指向と言いますか … デザイン指向が主流の

現在 … こんなコンポばっかりだった昔と比べて グッとお洒落な製品

XR-FD3

MDF板の利点を延々と説明してくれた店員さんありがとう。さよなら。

が増えました。 現に売り場を眺めてみると 木目調 … ナチュラル …

スリム … コンパクト … 醤油味が全盛です。 ゴテゴテ・ビカビカ・コテ

コテのコンポはバカで ある意味大好きなのですが、 こうしたお洒落コン

ポは可愛くないばかりか タチが悪い事に 『 音が良い 』 とか 『 ゴ

テゴテよりワンランク上の大人のシステム 』 とか言う雰囲気&売り文句

が そこかしこに散りばめられておるのです!

シルバー

非常にいろいろなものをパクっている気がする(笑)

全部同じじゃん

と 大声で言いたいところですが 店員さんがニコニコとモミ手をしながら

近づいて来たのでグっと我慢いたしました。(社交性) 見れば さも百戦

錬磨と言った感じの中年店員。(チーフ風) 中身は違いますが さほど

歳の離れていない私達姉弟の取り合わせは 『 引越し=アパート=

恋人?=二人でコンポ新調=聞く音楽はオリコン系=カモだ! 』 

と 店員さんには見えた事でしょう。(目がそう言ってた) しかし女性の

ほうはどうあれ、 男のほうは居並ぶコンポを見ながら 『 このコーン紙

クルトミューラーかな … 違うか。 』 とか 『 ヲイヲイ、なんだよこの

ケーブルは … アキバのゴミ箱のほうがまだマシだぞ 』 とか 『 この

バッフルにレゾナンスチップ貼って 上に鉛のインゴット5キロぐらい載せ

れば 少しは聞ける音になるかもなぁ 』 とか 『 そもそも何が悪いって

一番アンプが悪いんだろうな。 あとCDも。 MDもダメだなこりゃ。スピ

ーカーもダメなんだろうけど、 付属品もダメだし なんだこの電源 …

ふざけてんのかっつーか 良い所はなんかねーのかよ。 値段? 嘘つ

け 高すぎダロ。 』 とか小声で文句を言っているとはお天道様でも気付

くまい。 (そんな奴はこの売り場に行くな) で、 それはさておき

『 今はこの手のタイプが主流でしてねぇ〜〜 音も良くてですねぇ〜〜

  ちょっと聞いてみますかぁ〜? 』 と、店員さんは手馴れた手つきで

CDをコンポにセット。 曲はもちろん

ウタダナニガシの

  ファーストラブ!!

 

「 さぁ〜 いぃ〜ご〜のお〜〜 きぃ〜すは たば〜〜この〜〜〜 」

 

ビバ!店員!素晴らしいチョイスDEATHね

ブラザー! (≧▽≦)/ なんて完璧基本どおり

の八百長デモディスクなんだ! (T▽T) ふわぁ

ぁああ〜〜 と 広がる異常ステレオ録音は 機材の良し悪しを誤魔化し

まくり、 風呂場的な異次元拡散サウンドで一般人を 『 ああ〜 気持ち

の良い音だなぁ〜 → 良い音だなぁ〜 』 と言う黄金パターンの錯覚に

追い込み、 さらに高音に強い女性ボーカル(シングル)を使う事で 

『 高い音がする → 良い音に聞こえる 』 『 真中から声が聞こえる

 → 凄い → 良い音 』 と言う もはやこれ以外に何が考えられるん

だ!? と言う感じの 『 音なんてわからねぇ奴に ロクな音がでねぇ

機械を売りつけるには これかけときゃ 気持ちよくなって良い音と勘違

いして買って帰るダロ ケケケ 』 作戦でありました。 いやぁ〜ビック

リ。 『 … だったら怖いな 』 とは思っていたのだけれど、 よもやそ

の通りのことをしてくるとは思っておりませなんだ。(笑)  『 他の曲を

聞かせてください 』 と言ったら 次はたぶん “ケニーG” とか出して

来たのだろう … あなおそろしや。(^_^;) 

UX-F70MD画像

ビクターのピカピカ光るコンポ

私が後ろでブクブクと泡をふいているのもおかまいなしで、 店員は着々

と姉を洗脳中。(笑) いや そもそも ウタダナニガシの曲が良かろうと

悪かろうと、 こんなもん(機械)で その曲を “ちゃんと聞く事すら”

逆立ちしてもできはしないのだが、 なにせ “CDってのはこういう音だ”

“コンポってのはこういう音だ” あげく “音楽ってのはこういうもんだ”

“こういう機械でこういう音で こういうふうに聞くもんだ。 友達もみんなそ

うしてる” と言う常識から考えると無理の無い話であるのです。(怖い事

に)  つまり もし 世の中の人が、ラーメン屋さんの存在を知らず、生

まれてからずっと カップラーメンに囲まれた暮らしをして来たとして …

カップラーメンこそが ラーメン。 ラーメンが食べたかったらカップめんを

食べる … 丁度そんな感じでしょう。 だから 『 今までより美味しいラ

ーメンが食べたいな 』 と思った場合、カップヌードルはもう嫌だから 

頑張って “ラ王” を買おう! 友達にも自慢できるぞ! と なるわけで

す。 べつにカップめんに恨みがあるわけではありませんが、 世の人々

が カップめんだけを食べつづけ、ラーメンの美味い 不味い 好き 嫌

いを話しているのは 遠くから見ていると異様なものを感じます。 見るに

見かねて 『 美味しいラーメンが食べたいなら 駅前の ○○ってラーメ

ン屋が美味しいよ 』 とか 『 とんこつなら ○○町にあるラーメン屋が

最高に美味しくてね!カップめんとは比べ物にならないよ! 』 と言って

みたところで詮無い話。 言葉で味は伝わらず、 『 カップめんとお店の

ラーメンには 決定的なランクというか… 次元の違いがあるんだよ!』

と騒いだところで 『 何それ 』 と言われてお仕舞いです。 要は問答

無用で食わせる(聞かせる) しか 目を覚まさせる方法はないわけナリ。


そうこうしているうちに 曲に合わせてイルミネーションが 赤 青 黄色

とキラキラ変わると言う なんじゃそら

と言うコンポが本命に。(笑) シックな木目調のエセコンポ(昔のキューブ

リックタイプ)も候補に上がった模様。 … もちろん 木目調 であっ

て 木 ではありません。(笑) … 音はもう聞く前から見ただけでわかり

ますが、ハイ&ミドルブーストで ロー無し。プラスチックやら樹脂

やらの固有音が鼻につき、 聞こえるのはボンボンシャリシャリドンドン

通称 ドンシャリ(差別用語(笑)) チンドン屋みたいなもんすかね。(^_^;)

ラーメンに例えるなら ダシの味や コク、濃厚なスープなどの味わうべ

き大切な要素がまるで何も無く(笑)(つまり単なるお湯って事か?(^_^;))

それを隠すために 塩・砂糖・醤油などをドバドバ入れて 味を単純化、

ディフォルメ、 誇張、 ただ単に 辛い! 甘い! 酸っぱい! みたい

にした後 … とりあえず入ってないとヤバイので ショーウインドーに

並んでいる ロウ細工で出来た食品サンプルの麺や焼き豚を中に放り

こんだようなものと言えます。(もはや食い物ではない(^_^;))

メインイメージ

マシと言えば一番マシだったシャープのワンビットデジタルアンプコンポ
でもスピーカーがな・・・ JBLとエラックの限定版の話は掲示板に書いた
記憶があるが、最低限あれくらいは欲しいところ。つーかそうなると
ミニコンポではなくなる。(値段が) 中途半端な製品はヤバイぞ>シャープ

『 … このままで良いんだろうか? 本当のラーメン世界を知らぬまま

過ごす事も幸せなのだろうか …? 』 とかなんとか言うような事をぼん

やり考えていると、 『 ね! ね! ほく夫(誰だよ(笑)) だったら、 どっ

ちがいい!? 』 と 姉がゴミコンポを指さして聞いてきたので 間髪入

れずに 『 どっちもいらない 』 と正直に答えて

いると … 店員がふと 客の触ったコンポに手をのばして ちょこちょこ

っと 何かしているではありませんか? 不思議に思い ・・・ さり気なく

横目で観察していると ・・・ な、なんと!(≧▽≦)/ 

お客が適当にいじった画面を直しつつ、音質

調整ボタンの バス(BASS) と トレブル

(TREBLE) をこっそりまわしているではあり

ませんか!(≧▽≦)/(ツマミほぼ全開(笑))

(BASSは低音を増強、 TREBLEは高音を増強する役目がある)

つまり 元からのドンシャリ音だけでは飽きたらず、 騒々しい売り場で

もよく目立ち&埋もれずに聞こえ&良い音と一般人が思い込みやすい

ように さらに細工をして、スパイスを振りかけて売っているわけです!

『 す ・・・ すげぇ ・・・ 流石はプロだ ・・・ 売るためには何でもやる

  って事か ・・・ 』 と 感心しつつ、 私は今までの事なかれ主義を

悔い改め、 幸いにも 『 でも なんか高級感が全体的にどれも無いん

だよなぁ 』 と不満を言い始めた姉の手をとって 店員と別れ、 一路
 

オーディオ屋へ(笑)


木目調なんかじゃなく 厳選した木の素材にこだわったスピーカーの前

に座らせ(笑) とーとーと、我ながら立て板に水な 流れのごとくな説明

を1時間ほど炸裂させて、姉を再洗脳の目を覚ましてあげました。(身内

にはやはり甘いな) ・・・ もちろん その日はビデオデッキとその他を

買ったのですが、コンポ関係は何も買わず。(笑)

『 なるほどぉ〜 ・・・ 別世界だね。

  良いものは 良いって事か ・・・ 』

と ウイスキーの宣伝みたいな言葉をアレから言わしめる事に成功いた

しました! (T▽T) (PMCとノーチラスとプラチナム、ソナスのおかげ)

・・・ しかしながら、 『 給料日ごとに ワンコンポーネントそろえるって

のもオツよね 』 と言いながら、 私の部屋のオーディオ雑誌のバック

ナンバーを読み漁る彼女を見ていると

これはこれで何かが違

う気がするのですが。

どうなんでしょうか。(←知りません)

                           とりあえず 続きます。(笑)