98 99 ⇔ 2000 ⇔ 2001 ⇔ 
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12月1日〜15日12月16日〜31日

 

 

12/15(金)

ぐぅおおお〜〜ん!気になってたAVアンプが、なんと とある都内のアウ

トレットショップで 信じがたい値段で売ってるのを偶然発見!! (* w *)

定価の5万以上安いのはもちろん、なんと 中古より安いっ! (T▽T)

(それは新品) あああああ〜〜!しかしっ!しかあぁあああしっ!!

お金がない(笑) 奴のほうから歩み寄ってくれたと言うに!

なぜに俺の財布はエンプティーなのだあぁ!(≧▽≦)/ はやくっ!

はやくしないと誰かに買われる!(@w@;) ぜったい買われる!

つーか明日になったらもう無いかもっ! (T▽T) がおおお

おお〜〜ん!! エヴァの単行本なんて買ってるばやいじゃないっ

す〜。 (つまり物欲燃焼中と) ・・ どうでもいいけど 貞元エヴァって

最近ぜんぜん読んでないから このごろどうなってるのか、初めて内容

しったっす。 アスカ×シンジの オフィシャルな(笑) ラブラブモードか

ら あんなシリアスな方向に進んでたんですなぁ〜・・ トウジの事とか。

べつにあんなアニメのシナリオなんぞシカトしてくれたほうが

読者としては嬉しいんですが。 アニメのコミカライズ(ノベライズのコミ

ック版と言う意味)が読みたいわけじゃないしね。 ・・ でもあれかな?

今のような本編との微妙な差(シンジの性格やアスカの状態その他)

程度にとどめておいたほうが、あんまり苦情とか来なくて 気楽なのかも

しんないですね。 と言うかあんまり独自に突っ走ると、新しいシナリオ

考えるのがめんどくさいだけなのかもしれませんが。(笑)

(つまり、異様に絵の上手い、ファンフィクションコミックってわけだな)

でもまあ上手いって言っても、貞元画風はやっぱり “静止画向け”だー

ね。ポスターとかジャケットとか 表紙とか・・ あと静か〜〜なテンポの

あんまり動きの無い漫画向け。 基本的にアクションとか躍動感の無い

絵だから、エヴァの戦闘シーンとかはイマイチざんす。 (迫力その他)

って んなこと言ってないで 俺もお仕事やらんと (笑) あ、でもその前

に 今日は金曜日だから チャットも出ようかしら・・ φ(・_・)  

 

12/14(木)

フィギュア日記の形式と言うか、コントが何のことやら わからない人が

何人かいたらしい。(笑) フィギュア日記は実はシリーズ(?)で、前回は

6月あたりに同じような事をしている・・ 今回はその続編だったわけだ。

なので 前回を読んでいない人には よくわからない部分もあっただろう

と思う。 ・・ と言うか、 一般の人には なんのことやらさっぱりわから

ない言葉の羅列を書いているくせに、 『 よくわからない部分 』 なんて

言葉が この日記でよくおめおめと言えるものだ。(笑) よくわからない

などと言おうものなら この日記すべてが “よくわからないもの” であろ

う。 オタクでない人や、自分はオタクだと思っているけど それほどのレ

ベルじゃない人向けに いちいち注釈(※こんなもの) をつけながら い

つもの日記を書こうかと思った事も前に一度あるのだけれど、 注釈だら

けで 中身が4倍くらいに膨れ上がってしまったので 笑いながら消した

記憶がある。(笑) やはりマイナーこそが美学。 大衆に迎合しない姿勢

が指示を得るコツだ。・・まあ、本当はめんどうくさいだけなのだが。(笑)

こう言ったコラム的な文章は、JAZZのフリーセッションや即興演奏と同じ

で、鮮度が命。 いちいち説明をしていたら ちっとも面白くないモノが仕

上がるだろう。 ・・ 例えば昨日の日記を説明すると(笑)、 題名の“新

宿サンクション” と言うのは “立山サンクション” と言う 漫画ジオブリ

ーダーズのとある1話のタイトルをもじったギャグ。 内容の “ハードボ

イルドを気どりつつ、アホな事をする” と言うのも 元ネタと言うものがあ

るなら ・・ ジオブリの梅咲真紀(人呼んで紅の流れ星) こいつのパク

リといえば、パクリだ。 けれど “バー” と “語り口調” はどう考えても

有名な JAZZ的FM番組 “サントリーサタデーウエイティングバー・アバ

ンティ” のマネ。 中に出て来るセリフの “ジェイク” も同じ。 途中に

出て来る “コムチャンネタ” は、 客が一人もいない度 日本一に輝い

た、秋葉原で今 話題沸騰の、 超シュール・・ 開店直後に倒産寸前の

爆笑ショップこと 『 コミケコム 』 の店長兼 キャラクターの事で、これ

は日曜日に “長崎みなみ” と言うコムチャンの声優を一日店長に招い

て開催された、 遠めに眺めているだけでグレネードランチャーを500発

ほど打ち込みたくなる オタクオーラプンプンの激レアイベントをふまえて

の内容。(と言うか 参加したごく少数の人向けのギャグ) そして御馴染

みの “隠し文字” に書かれた “COCHMA WEB STATIONは〜”

と言うのは、本当に応援しているわけではなく(笑) <まあ 不真面目に

応援しているのだが(^_^;)> AM深夜放送で人気の 99(ナインティナ

イン)の岡村の口癖 『 岡村隆は 〇〇を応援しています 』 をパクッ

たギャグである。 ・・ まあ 昨日の日記に関して言えば あと トライガ

ンと言う漫画に関するゴタゴタの知識と、ヘルシングと言う漫画を読んで

いなくてはならない。 ・・ つまり 昨日の日記は これらすべてのものを

読んだり 見たり、聴いたり、参加していたりしていた人でなくては 100

%理解することはできないと言うわけだ。 そうしたうえで初めて 読める

・・と言うか 楽しめる(?)というわけである。 つまり、おそろしい事に、

この日記と言うのは基本的に ・・ いま ずらずらずらと書いたようなも

のを、ジャンルや知名度問わず “読め” とか “読むな” とか言われ

るはるか前に、 すでにもう 『 あたりまえの “常識” 』 として 知って

いるくらいの レベルの人向けに書かれているわけなのだ。 

自分で言っていて かなりトンでもない事をのたまっているな(笑) とは

思うが、 実はここの文章と言うのは、非常に厳しい“対象”に絞った文

章なのであ〜る。 『 そんなのクリアしてる奴、お前以外にいんのかよ 』

と思われる人もいるかもしれないが、世の中はすごく広いもんで ・・ あ

っさりクリアしている人も結構いるものなのである。 『 うそぉ? 』 と

思われるかもしれないが、それはあなたが 『 そういう人たちがゴロゴ

ロいる世界 』 に足を踏み入れていない証拠なのだ。 ・・それは非常に

幸運な事である。(笑) と言うか 踏み入れるべきではない。(^_^;)

これは非常に大事な事なのだが、別に私は 『 わかるようになれ 』 と

か 『 オタクはええよ 』 とか言っているわけではない。 むしろ、できる

ことならば こんな日記など 一生読まず、一生わからずに生きたほうが

良い人生を送れるハズだと言いたいのだ。(マジ) 『 よくわからない 』

おおいに結構。 わからない言葉はそのままにして、くれぐれもサーチエ

ンジンなどに入力せず(笑) 日の当たる人生街道を そのまま正直に

歩いたほうが、 あなたのためにも 両親のためにも、伴侶のためにも、

100倍は幸福な人生の選択になるはずである。 くれぐれも ・・ くれぐ

れも! 『 あのフィギュアの実物が見たいな・・ 』 などと よからぬ事を

考えて、 模型屋や あやしいマニアっぽい店に出かけて 見るだけでな

く、 真面目なハズのあなたが あまつさえ それを買ったりしたら ・・

ああ ・・ 考えただけで おそろしい。 明日はあなたの人生のダークサ

イドターニングポインティングなデイになってしまうであろう。(造語)

よって私は言いたい! 通販にしとけ!

・・ と。(笑) (結局引きずり込む気か) ・・ まあ 人間 少々汚れてた

ほうが魅力的とも言いますし。(言わんか) 日の当たる場所から、夜の

真っ暗闇 ・・ とまではいかなくとも、 夕暮れの海岸線あたりを おっか

なびっくり歩いても良いかなと思う御仁は、 これからもついて来てくださ

いまし。(笑)       (こういうのは一番初めに 書いておくもんだろ)

 

12/11(月)

眠らない街 … 東京

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夜が昼となり、 昼が夜となる

まるで 刹那の夢のような場所。

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ある者は勝利を手に掴み、

ある者は敗北をかみ締めながら、この地を去る…

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強き者は さらに強き者に叩かれ、

弱きものは その すべてを失う。

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そう … ここはまるで

巨大なギャンブルのような街だ。

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・・

・・ そんな恐ろしい街でも、

若者達は まるで光りに群がる虫のように、

この世界に飛びこむ。

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眠らない街 … 東京

その片隅にある、

この古い ”バー” 

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今夜もまた 男達の熱い戦いが、

・・ 始まろうとしていた。

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新宿サンクション 第34話

フェニックス降臨


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チリン ・・ リン ・・ 

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「 よぉ ・・ マスター ・・

  ・・ あいかわらず シケタ店だな ・・ 」

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店に入るなり ・・ 社会性の無さを誇示しているのは、

ここの常連で、 名を ”ほくま” と言う。

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年齢は永遠の19歳。

職業は不明 ・・常連の間では学生などと言う噂が流れているが、 

そんな事あるわけがない。

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態度が先天的に横柄だが、中身も何かにつけて偉そうだ。

くだらないことに造形が深いようにも見えるが、

やはり 本当のところは誰にもわからない。

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・・ 実に 謎の多い男だ。

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「 とりあえず ・・ そうだな ・・

  今日は まじかるぶっくま〜く (ろんぐバージョン) でも

  もらうとするか ・・ 」

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・・

・・ そんな酒は この店にはない。

確かに客の少なさでは 秋葉原のコミケ・コムのリアルストアと

良い勝負の この店だが、一応バーとしてのプライドはある。

・・ 慌てる事は無い。

これは 奴 お決まりの 誰にもわからないジョークだ。

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・・ それに、この男はどんなアルコールを出したとしても、

所詮は一滴も飲めない省エネヒューマンだ。

こんな時は適当なノンアルコールの飲み物を出しておけば、

とりあえず黙らせる事が可能だ。

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「 うむ ・・ よく冷えていて うまいな ・・

  さすがジェイクだ。 ・・ 」

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現にこうして 私が適当に出したメッコールを、

彼は疑うこともなく美味そうに飲み干している。

どうやら味覚もおかしいらしい。

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「 ほくまさん ・・ こんばんわ。 」

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ふいに 若い客が一人

彼の席に歩み寄ると 親しげに声をかけた。

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「 おお ・・ お前か。 」

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歳の頃なら 18 ・・ 19、

いつも この男につきまとっている、

名も無い常連だ。

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風の噂では、

2人で ”ジーベック” とか言うアニメ会社に、

放火に行った頃からの 付き合いらしい。

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先日も、 あの聖地 秋葉原シティーで開催された、

悪夢の超レアイベント、

別名 『 コムちゃん好きにゃの 応援してにゃの

一日店長の方針としては、お客さんにバーコードを張って

顧客管理するにゃの♪ 』 を ほくまが襲撃した時にも

(備考:心の死傷者185名)

彼はまるで 影のように寄り添っていたらしい。

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悪が悪を呼ぶ ・・

この街の夜は そういうものだ。

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「 今日は 戦いを挑んでこないのか?

  また あの時のように ・・ 」

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ほくまは メッコールを飲み干し、

空のグラスをカウンターに置いた。

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「 いえ ・・ あんな戦いはもうこりごりです。

  ・・ あれのおかげで いったいいくら散財したか ・・ 」

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「 くっくっくっ ・・

  情けねぇこと 言うじゃないか ・・

  金なんてもんは、この

  ラブラブほえほえ萌え萌えバトルで俺達が手にする

  至福の喜びに比べりゃあ、ちっぽけなもんさ。 」

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「 ・・ それはそうなんですが ・・ 」

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その時、話し込む二人の前に

突然!!

音もなく ・・ 一体のフィギュアが置かれた。

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「 ほくまさん! こ ・・ これは ムサシヤの レイ!

  2000バージョンじゃないですかっ!! 

  バーテン! こんなものをどこから!! 」

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「 ・・ あちらのお客様からです。 」

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初老のバーテンの視線の先には、

先ほどから バーの一番奥のカウンター席で

黙ってバーボンを開けていた トレンチコートの男がいた。

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彼は こちらのほうを見ようともせず・・

ただ 静かに酒を飲んでいる。

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「 落ち着け ・・ これくらいの事で取り乱すから、

  まだお前は 青二才なんだ ・・ 」

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ほくまはそう呟くと ・・ 自分の懐から

一体のフィギュアを取り出し バーテンに渡した。

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「 あの男に ・・ 俺からの返事だと伝えてくれ。 」

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「 ・・ ほくまさん ・・ これは ・・ 」

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「 これは同じく ムサシヤの アスカ、2000バージョンだ。

  このレイと対になる作品 ・・

  つまり あの男は 俺への “挑戦” のメッセージを送り ・・

  俺はそれに 答えたと言うわけだ。 」

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「 そんな!! まさかっ!! 」

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その時・・

トレンチコートの男が、つぶやいた。

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「 いや ・・ そのとおりだ。 」

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彼はゆっくりと立ち上がると ・・

ほくまの所へと やって来た。

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2メートルはあろうかと言う 大男・・

片目に大きな十字の傷跡。

全身から危険な香りをぷんぷんさせている。

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語らずともわかる。

この東京の夜を 自分の力で歩いてきた・・

そんな顔をしている男だった。

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「 俺の名は

  不井牛亜命太郎(フィギュアいのちたろう)

  美少女フィギュアが好きで好きで好きなあまりに、

  順調に人の道を踏み外し続けて35年 ・・

  親にも友人にも愛想をつかされ、今では天涯孤独。

  しかし それでも フィギュア好きなハードボイルド人生を歩み続け・・

  今では立派な変態男に成長し、トイレの中にもフィギュアを飾る今日この頃だ。 」

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男はよく通る 低い声で

おごそかに そう 言い放った。

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「 ・・ ほくまさん ・・ こ ・・ この男 ・・ 」

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「 ああ ・・ 人に聞かれようものなら、その場で自殺したくなるような

  破廉恥極まる半生を、 もはや一回りして 自信満々に言ってのける・・

  ただものじゃあ ないな。 」

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「 ・・ け ・・ 警察に連絡を ・・ 」

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「 まあまて。

  確かに その場にいるだけで射殺しても良いような男だが・・

  フィギュアにかける情熱だけは、確かなようだ。 」

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ほくまの言葉に、大男はニヤリと笑った。

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「 あたりまえだ ・・

  俺は今日、 お前を倒して 名実ともに

  萌え萌えフィギュアの王者となるべく、 福岡から上京したのだ。 」

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男の言葉に、ほくまもまた 低く笑うと

二人はゆっくりと 店の中央の丸いテーブルへと歩み寄った。

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そう ・・ このテーブルこそが、

ラブラブほえほえ萌え萌えバトルの戦場なのだ。

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「 今日が貴様の命日だ。 ほくま。

  必ずお前を ・・ 萌え萌えの海に沈めてやる。 」

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「 くっくっく ・・

  この俺様も 随分有名になったもんだ 

  まあ いいだろう ・・

  どこからでもかかって来るが良い! 」

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「 ほくまさん!! 」

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「 心配するな ・・ お前はそこで

  解説でもしていろ。 」

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「 ふっ ・・

  いつまでその余裕が続くか ・・

 見せてもらうぞ!! 」

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男はそう叫ぶと、トレンチコートの前をバッと開いた。

・・ 店内がどよめく。

コートの中には

ありとあらゆるフィギュアがびっしりと詰まっていたのだ!

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「 まずは これだっ!! 」

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「 おお〜〜っとぉ!!対戦者!エヴァキャラで来ると思いきや、

  いきなり “北へ・・ ” のターニャだああ〜!! 」

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店内の物欲のどよめきは 悲鳴へと変わる。

季節感をも考慮し、なおかつ 時期の熟成も考えた

実に見事な一撃だ。

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「 くっ 」 

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「 ほくまさん!! 実は内心

  ちょっと欲しかったんで

  グサッときてるんじゃ!! 」

 

「 やかましい!! お出かけルリルリのおかげで

  俺様は もはやクルシマの 卑怯極まる

  ほっぺた桜色攻撃には 免疫ができているんだ!

  着色で見せるなど 言語道断!!

  フィギュアは造形美なり! おらああ!! 」

 

 

「 ぐはぁあああ〜!! 」

 

「 おおっと! これは 竜人の あの伝説のベルダンディー!!

  ファンの熱い声に答えた 待望の一般発売バージョンだ!!

  不井牛亜命太郎! 実は持っていなかったようだ!!

  顔から脂汗が吹き出しているぞ! 」

 

「 はっはっはっ!! どうしたデクノボウ!!

  この程度で 終わりかっ!! 」

 

「 ま ・・ まだまだ!!

  そっちがベルダンディーで来るなら 私もだっ!! 」

 

 

「 ぐぶあああ

     あああーーーーーーー!!! 」

 

「 おーっと!! ほくま氏の口から 大量の血が!!

  これはアフタヌーンの原画をフィギュア化した

  水着バージョンだああ〜!! 」

 

店内は 吐血する若者達であふれ返った。

すでにキャッシュカードを握り締めている者も何人かいる。

 

「 ぐふっ! げほっ!!

  ・・ くっ ・・ パ ・・ パレオを取ったバージョンでなくて

  良かった ・・ し ・・ 正直危ないところだった ・・ 」

 

「 ははははは!! ほくま! 恐れるに足らず! 」

 

「 ぐぐ!! な ・・ なにをっ!!

  調子にのるなぁ〜〜〜〜〜!! 」

 

 

「 ごばあああ〜〜〜〜!!! 」

 

「 御馴染み 大御所の宮川氏 お得意の

  丸顔で可愛いなるなるじゃ!

  お前が水着で来るのなら、ワシも水着じゃあ〜!

  それも 純白じゃあ〜!! 」

 

「 や ・・ やべろぼぼぼぼ〜!! 」

 

大男は頭をかきむしりながら、床を這いまわる。

しかし 王者は冷徹な拳を 緩めようとはしない。

 

「 おらおらおらおらおらあ!!! 」

 

 

「 ぼおおろおぼぼぼぼ〜〜!! 」

 

「 おおお〜! 連続攻撃ですっ!! スウちゃんが炸裂!!

  これは強烈!! ホビットに走る若者が続出しています!

  恐るべき攻撃! おそるべし ほくま!! 」

 

「 ぐぎぎぎっ ・・ 確かに 恐るべき実力!

  さすがだ ・・ しかし!!!

  この無駄にしてきた人生のためにも!

  私は 負けるわけには いかんのだあ!! 」

 

 

「 ぶっ!! 」

 

「 ああっ!! これはっ!! 」

 

「 水着なら、

  こっちはスクール水着二連発じゃああ!! 」

 

 

「 ごああああああ

   ああ〜〜〜〜〜〜〜!!

  レイ!! お前

  なんて格好をしてるんだ!!

  お父さんはそんな娘に

  育ては覚えはないぞお〜!! 」

 

「 あああ!! なんと言うことでしょう!!

  あの ほくまさんが! 幻覚を見ています!

  発売されてもいない 綾波育成ゲームの幻惑にとらわれるとは!

  なんとおそろしい フィギュアなのだあ〜! 」

 

店内は まさに阿鼻叫喚のありさまだ。

若者達は萌えあがる物欲に完全に敗北し、

血を吐き、 のた打ち回り ・・

まるで夢遊病者のように “欲しい” “欲しい” とつぶやいている。

 

「 はっ! ・・ こ ・・ この俺様としたことが、

  幻覚などを ・・ ま ・・ まずい!

  このままではっ!!

  モトコちゃん! モトコちゃん!!

  俺に ・・ 俺に力をっ!! 」

 

 

「 ぐぎいいいいゃ

  ああああ〜〜〜!!! 」

 

 

「 ごああああ〜〜!! 」

 

「 見ろ! この他のキャラとは違う微妙な羞恥!

  そして 飾らないスクール水着!

  造形やポージングのみで

  キャラの性格を表現する!

  これこそがフィギュアの醍醐味じゃ! 」

 

「 おおっと! 起死回生の 逆転打!

  モトリズム炸裂だああ〜!! 」

 

「 これで とどめだ!!

  貴様も 俺の足元に ひれ伏すが良い!! 」

 

 

「 おおおっと! これはマニアックにも

  九条サラ! 竜人つながりかっ!! 」

 

「 なんのっ!

  アップでとどめじゃあ〜! 」

 

 

「 ぶびゅーーーーーー!!!!! 」

 

「 あああーーー!!

  からだじゅうの毛穴から 血がっ!!

  不井牛亜命太郎! ダウンかぁ〜!!?? 」

 

「 無駄だ ・・ もう立てまい。

  なかなか 恐ろしい敵だったが ・・

  やはりこの街の王者は、 この俺しかいない。 」

 

大男は 血だまりの中に倒れた。

店内に 沈黙が流れる。

 

・・ しかし ・・

 

「 ぐっ ・・ あまい ・・ あまいぞ ほくま! 」

 

不井牛亜命太郎の、文字通り命をかけた

情熱の火は消えてはいなかった。

 

「 き ・・ 貴様!! 」

 

「 た ・・ 確かに 今のは強力だった ・・

  だがな!そんな とってつけたような

  新参者キャラクターで勝負しようなどと

  考えた貴様の負けだ!

  ここは エヴァサイト!よもや貴様がそれを

  忘れる事はあるまい!! 」

 

「 な ・・ なに!! 」

 

「 おおっと!! 痛いところをつく指摘!!

  ラブひなにうつつをぬかそうと、デュアルを褒めちぎろうと、

  やはり ここはエヴァサイト! ほくま氏が忘れかけていた事実を

  突きつけたぞお!!! 」

 

「 エヴァキャラの火は消えず!

  この 最後の切り札がある限り、私は負けん!

  見よ! このお姿をっ!! 」

 

1/6葛城ミサト-劇場ver-(劇場版ミサト)

 

「 ぶるぁあああああああああ〜

  あばばばばば〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

  ミ・・ ミサトさん!!! 」

 

「 そう!! これこそ 貴様の愛するミサトの魅力

  全快の会心作、ニューラインの戦略自衛隊と

  たった一人で戦う

  凛々しいお姉さまのガレキじゃああ〜〜!! 」

 

 

 

 

   「 ぐぷっ! 」

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

かくして 男達の熱い戦いは終わった。

フィギュアに人生のすべてをかけた男は ・・

ついに 王者を破り ・・ 自分がその座を手にしたのだ。

 

「 し ・・ 信じられない ・・

  あの ほくまさんが 死ぬなんて ・・ 」

 

しんと静まり返った店の中に、

男の ・・ いや 王者の低い声が響く。

 

「 奴は死んだ ・・

  今日からは この俺が ・・

  新しい王者だ。 」

 

フィギュア熱に浮かされた若者達は、

われ先にと 王者の元に集まる。

 

血だまりに沈んだ敗者のシカバネなど、

この街では 一文の値打ちすらない。

 

 

< ・・ ここはエヴァサイト ・・

   それを忘れるな ・・ か ・・ >

 

 

そのとき ・・ どこからともなく、

そんな声がした。

 

「 なにっ! 」

 

「 だ ・・ 誰だっ!! 」

 

ざわめく店内 ・・

人々の視線が ・・ 動くはずの無い死体に集まるのに、

さしたる時間はかからなかった。

 

< 確かに貴様の言うとおりだ ・・

   では ・・ お言葉に甘えて ・・

   俺も初心に戻るとするか ・・ >

 

血だまりから 蘇る男 ・・

まるでそれは 不死鳥 ・・ フェニックスのような光景だ。

 

「 ほくまさんっ!! 」

 

「 ばっ! ばかなっ!! 」

 

< 見ろ ・・ これを ・・ >

 

 

「 ぶっ!! 」

「 ぐばっ!! 」

 

< これこそ ・・ 本家本元。

   ガイナックスで好評発売中の ・・ >

 

「 ちっ! ちょっとまってください! ほくまさん!

  いくら勝負に勝つためだからって! まだ!

   まだ ネットお決まりの成人チェックしてないですよ! 」

 

「 ほくま! 貴様! 正気か!

  あなたは 20歳以上ですか? (Y/N)

  自分の行動に責任がもてる人だけが

  これから先を見て良かったり悪かったりとか

  そういうものをしてからこういうも・・ 」

 

< これぞ究極!

  脱衣補完計画より、

  包帯オンリー 綾波レイ!

  一番マズイんじゃないか

  カットじゃああああ

  ああああ〜〜〜〜!! >

 

 

 

 

「「 ブゥゥゥゥゥ

  ゥゥゥゥ

   ッゥゥウゥ

   ゥゥゥウゥ

   ゥゥゥゥゥゥ!! 」

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

かくして 嵐は過ぎた ・・

夜の闇がまた、あたりを支配しようとする時、

やはり静かに笑うのは あの男だった。

 

彼の前では ネットワークのモラルも、

物事の順序も、 さしたる問題ではなかった。

 

大男は 粉々に吹き飛び、

他の常連達も 血の海に沈んだ。

 

本家本元・・ オリジナルの威力はやはり凄まじい。

・・ アニメ製作会社も、 WEBサイトの管理人もだ。

 

王者はそんな 戦いの後を眺めながら、

ゆっくりと タブクリアを傾けている。

 

あまりにも偉大だ。

・・ そして あまりにも圧倒的だ。

 

さまざまな意味で。

 

 

 

ただ ・・ 女性読者もいると言うのに、

もうすこし 配慮というモノがあったのではないかと、

一人の名も無いバーテンダーとしては思うのだが ・・

 

しかし

私は言葉なく、

今夜もグラスを磨くだけなのである。

 

 

 

 

 

( Fin )

 


 

 

「 ・・ あの ・・ なんだか 勢いにまかせて

  とんでもないことを してしまったような気がするんですが ・・ 」

 

「 この日記から 勢いをとったら 何が残る?

  勢いを守るためには、 少々の事には目をつぶろうではないかにゃにょ 」

 

「 ・・ コムチャン言葉 ・・

  流行るんでしょうか? 」

 

「 コムチャンってカタカタで書くと、

  韓国料理屋の メニューみたいだな ・・ 」

 

「 ・・・・ 」

 

「 まあ、 詳しい事は後日書く。

  ほとんどの人が知らない事だからな。 」

 

「 ・・ まあ ・・ そうでしょうね。 」

 

「 にしても、フィギュアってのは

  やっぱりアングルが命なのかもしれんな。 」

 

「 と 言いますと? 」

 

「 どの角度から見ても 絵になるくらい

  破綻の無いデッサン力と言うか・・ 造形描写力がある

  造詣家の作った作品ならいざしらず、

  やはり アニメのキャラってのは 得意なアングルがあると思うよ。 」

 

「 ・・ なるほど。 」

 

「 まあ なんだか ヨコシマな感じがして

  見にくいアングルってのも あるにはあるけどな ・・ 」

 

「 あんなアングルのっけといて、

  なにを今更 言ってるんですか ・・ 」

 

「 このサイトは 青少年にそれはそれは有害なサイトだ。

  知らなかったのか? そんなことも。 」

 

「 ・・ 健全な恋愛ノベルサイトじゃないんですか? 」

 

「 いや ・・ その隠れ蓑に隠れた、

  強力な 思想強制サイトだ。 あなおそろしや。 」

 

「 トライガンが大変な事になっている昨今、

  あんまり変な事 言わないでくださいよ。 」

 

「 柳川が昨日言ってたけど、トライガンが有害なら

  ヘルシングのほうが 4万倍くらいは有害だよな。(笑)

  つーか 害のない漫画なんて 存在しえないだろ。 」

 

「 ・・ まあ、そうでしょうね。 」

 

「 思うに、 “しょうりゅーうけん!!” とか叫びながら

  17歳が 通行人をナイフでめった刺しにしたら

  カプコンが潰れるのか? (笑)

  “のび太のくせに 生意気だ!死ね!” って

  言いながら 集団リンチをくりかえす17歳の集団がいれば

  ドラえもんは有害図書なんだろうな、 そういう理論でいくと。 」

 

「 ははははは!! 

  モーニング娘を見ていると

  だれかれかまわず 殺したくなるんです!!

  おまわりさん!! あれは有害ですっ!! とか言えるのかも

  しれませんね。 」

 

「 そうだよ!そう!!

  おっ! まてよ! てっきり短絡思考の能無し野郎の

  アホ騒ぎだと思ってたが、これは良い風潮なのかもしれん!

  気に入らないもんを 17歳の少年に頼んで

  どんどん 有害なものにしていこうぜ! 」

 

「 めちゃめちゃですね 」

 

「 ロンブー見てると 爆発物作って

  まとめて爆死させてやりたくてたまりません!

  あれは有害です!芸能界から消してください! 」

 

「 教科書を読んでいるせいで、型にはまった大人に

  なりそうで 思わず教師を殺したくなります!!

  有害図書ですっ!! はやく廃止して!! 」

 

「 グレイの歌を聴くと、無性に銃器が欲しくなります!

  あれは 有害な周波数と旋律だっ!!

  有害音楽だっ!! おまわりさん!! 」

 

「 森首相!! あんたの顔も有害だっ!

  有害内閣に決定!! 廃止だ 廃止! 」

 

「 ・・ 今度こそ 怒られるな、たぶん。(笑) 」

 

「 ・・ と 言うか ・・ ほくまさん、

  真面目にトライガンとかが 有害だってとりあげてる人が

  一番有害な社会をつくってる 張本人だと思うんですが ・・ 」

 

「 灯台下暗しってな。

  自分の顔は、 鏡がなきゃ見れないだろ? 」

 

「 ・・ なるほど

  でも、 今日みたいなことばっかりやってると

  いつか “COCHMA WEB なんちゃら” が

  有害サイトに指定されちゃいますよ? 」

 

「 それはマズイな ・・ 」

 

「 でしょう? 」

 

 

「 ・・・

  ・・・ 会員制にするか ・・ 」

 

 

 

「 だめだこりゃ 」

 

12/9(土)

明日 秋葉原で行われる、100年に一度と言う 超超レアな大イベントに

向けての準備をしていたら、フィギュア日記を書く時間が・・ (^_^;) 

とりあえず知ってる人は行くと思うので 明日、アキバで会いましょう。

ではでは。 とりあえずプレミアが5億円つくと思うんでCD買います。(笑)

 

12/8(金)

ニューマシンに変えてから、今までの息抜きでCDで音楽鑑賞とか、MP3

でBGM・・などの行為が、 『 息抜きでDVD 』 に変わってしまった。

まあつまり 映画鑑賞とかアニメ鑑賞なわけだが、 どうしてもこの手の

メディアは 『 ながら族 』 的な使い方ができない。 深夜ラジオを聞き

ながら受験勉強は可能だが、映画を見ながら受験勉強ができないのと

同じで、横のウインドウでドンパチバリバリなハリウッド映画が流れてい

るのに、エヴァ小説を書きつづける事は非常に困難だ。(つーか見るな)

さらにDVDを見初めて 初めて映画の鑑賞環境とか ビジュアル的な質

とかにまで思考をめぐらすようになったが (それまでは音ばかり) はっ

きりいって ビジュアル世界は魔界と言ったほうが良い。 泥沼&散財の

危険指数はオーディオ界とまったく同じ。 いや ワンランク上かもしれな

い。 『 ビジュアルにも凝るかもしんないなぁ〜 』 とはうすうす思ってい

たのだが・・ 最近新宿のヨドバシカメラあたりで ジッとデジタルのリアプ

ロテレビなんかを見つめている事が多いので、どうやら予想通り危ない感

じである。 PCシアターでとまってくれると良いのだが・・(^_^;) そうそうPC

シアターと言えば 部屋を真っ暗にしてカーテンも閉じての 映画鑑賞だ

と、キーボードやディスプレイの ”パソコンらしい白さ” が問題になる。

真っ暗な空間では白いものが光を反射して、 結果的に画面を見難く・・

汚してしまうのだ。(部屋も完全に暗くならない) つまり映画館でスクリ

ーンの左右に吊ってある大きなカーテンが真っ白で、客席が全部真っ白

だったら・・ を想像してみると良い。 そんな映画館は一日で閉鎖だ。

という訳で 光を良く吸収する黒い布を家の中をひっかきまわして捜して

キーボードの上にかけたり ・・ ディスプレイの周囲を 黒いビニール

テープで覆ったり (これは光を反射するので、ブチルゴムのテープのほう

が良かった) くだらない事をいろいろやっている。(笑) けれどまあ、や

ればやるほど なかなかのものになるので楽しい事は楽しい。たとえ17

インチの画面でも 近づけば80インチにも 100インチにも 120インチ

にでもなる。 オーディオでもビジュアルでもそのへんは同じだ。 音とい

えば、真っ暗な部屋でDVD鑑賞としゃれ込んでいると ・・ どうしてもパ

ソコンの騒音が気になる。 メーカー製(特にソニーとか)のマシンならま

だしも 自作やショップブランドのマシンは騒音対策なんてしていないのが

常なので、本体のファンの音や CPUクーラーのファンの音、最近では

ジィーフォース2GTSあたりの 高温になるビデオチップを搭載したVGA

にもファンがついて ウンウンと唸っている。 私のマシンも例に漏れず

一応ファンなんかも吟味したのだけれど 音がしている。(あたりまえか)

本格的な静音化改造は またいずれするつもりなのだけれど、とりあえ

ず昨日 ブチルゴムで本体内部をダンピングしまくって かなり黙らせる

事に成功した。(笑) 要するにファンやハードディスクの振動を、“鳴るた

めに作られた” ような薄い鉄の箱であるPCケースになるべく伝えなけれ

ば良いわけで 鉄と鉄が触れ合う部分をゴムテープなどで遮断&吸収し

てしまえば かなり音は小さくなる。 あとは本体の重量を増やしたり、パ

ソコンの足に注目して、本体の振動を床などに伝えないようにすれば良

いわけだ。 こんなもんオーディオマニアにとってみれば、スピーカーの吸

音のほうが遥かに難しい。 パソコンなんぞ側面 に大川レゾネーターで

も貼っておけば楽勝だ。(楽勝でもないか) んなことをやっていてふと思

ったのだが・・ いらないミドルタワーのPCケースと言うのは、 中をちょぃ

と改造して バックロードホーン型のスピーカーケースとして使えないだろ

うか?(笑)<アホか キンキンガラガラと 鳴きまくる音になりそうだけれ

ど、エラックのスピーカーみたいに 上手く利点を伸ばせば良い音出るか

もしれん。 と 言うか 今日は日記よりもメールとエヴァのべるに注意が

行っているので てきとうなことばかり書いててごめんなさい。(^_^;) 明日

たぶんフィギュア日記書きますんで、 許してつかーさい。 アキバ行か

なかったら。(笑) あ、そうそう。 アキバと言えばこのあいだ・・知っている

人は知っている、変な店しかない秋葉原でも かなり変なPCのお店 こと

ユーザーズサイドで ULTIMA SALONと ULTIMA GEM で鮮烈なデ

    

          (1050000円)               (2500000円)

ビューを飾ったアメリカのハイエンドオーディオメーカー、レベル・オーディ

オの小型SP、PERFORMA・M20↓ (ペアで30万、安い!・・かも )

REVEL AUDIO PERFORMA M20写真 REVEL AUDIO PERFORMA M20スタンド写真

を繋いだパソコンが 店の中に飾ってありまして、 恐ろしいような解像度

を持った音を出してました。(あたりまえか、いつもはリンとかなんだけど)

まあ それはDTM(音楽作り)用のセミプロ装置みたいなもんだったわけ

で、オーディオカード(サウンドカードではない) のデモみたいな感じだっ

たと思うのですが、まあ 早い話が録音スタジオの装置と モニタースピ

ーカーみたいなもんです。(用途的に) ・・ んで、それを ぼ〜っと眺め

ながら音を聴いてて思ったのですが、やはりパソコンには 必要以上の

良い音は不要だと私は考えます。 と言うか あのくらいのレベルの音

がパソコンから出ると、はっきりいって 何もできません。 チャットも仕事

も日記もゲームもうわのそらになること請け合いです。 けっこう昔に、P

Cにブリロンと言う これよりもっと良いくらいのスピーカーをつけて、オン

キョーの高級プリメインアンプでドライブして パソコン使ってたアホがい

たのですが、 まるで画面の文字を読む気がしなくなるくらいの音が出て

しまっていて (音が良すぎて、音の割合が強すぎる) 本末転倒になっ

ておりました。 (結局数ヶ月で、安物スピーカーに戻してました) 実は

私も将来、似たような事をやってやろうと思っていたのですが それ以来

考えを改めまして・・やはり適材適所は大事だなと。 (^_^;) すわり心地

が良いほうが良いっていうから 車のシートにふかふかソファーを入れな

いのと同じで、 “適度なプアー” というか “最良のBGM的音質” を

求めるのが良いんじゃないかな と思うわけです。 もっともPCで最高の

音楽鑑賞がしたいと言う人ならば、究極まで突っ走れば良いだけで、

私にとってのPCは 音楽を聴くものと言うより 他の要素が強いので、

いまのところ 適度な音質を追求したほうが良いんじゃないかな?と言う

考え方なのです。 ・・ おわかりいただけましたでしょうか? 木谷さん。

(メールの返事を日記でやるな) と言うわけで・・ ゼロ・アスカ書こっと♪

 

12/6(水)

こっちを立たすと、あちらが立たず ・・ と 言うわけでもないが、どうして

も偏ってしまう。 日記に心血を注ぐと 文章が書けず、文章を書き出す

と 日記を書く気がなくなる ・・ オーディオをいぢると メールの返事や

掲示板のレスが怠慢になる。(笑) などなど、難しいもんである。 (^_^;)

と言うわけで 超超超超ひさしぶりに とりあえず短編らしきものをひとつ

書きます。 (トップで宣伝してます) つーか1話完結ではないので 短編

とは言えませんが・・ まあ 中編と言うほど長くはないのです。(笑) 

復活!とまではいきませんが とりあえずリハビリ的な気分なんで、ギブ

スつけたまま ヨタヨタそこらへんを歩きますので、笑ってやってくだされ。

・・ それにしても、文章を書くというのは ホントに難しいもんですなぁ・・

絵を描くと言うのも十分難しいもんですが、 文章を書くというのも やっ

ぱり相当ムズイものです。 たまに 自分の書いた文章の あまりのフラ

フラ加減に嫌気がさして 気分転換に図書館にでも行って、名作と言わ

れる文豪の作品や 知るひとぞ知る・・ みたいな現代作家大先生の本

なんかを読むと撃沈されます。(笑) 漫画を描き始めると コミックや週刊

誌の見方が変わると言うのは その筋では常識なのですが、 それはま

あ どんな世界でも同じ事のようです。(あたりまえか) 私は特に“口数”

と言うか “文字数” で強引に押し通して 誤魔化してしまう部分が多い

ヘタレ自称エヴァ小説書きなのですが、 想像力が資本の小説において

は “語らぬ文字” というか “書いていない文字を読ませる” 事もかな

り重要なようです。 (こんな文字数の日記書いてるようじゃ 無理だよな

ぁ(笑)) 例えば凄く印象に残っている、昔読んだ小説のワンシーンがあ

ったとして ・・ ひさしぶりにその本を見つけて、そのページを開いてみ

ると 随分自分が思っていたよりも 『 少ない文字数 』 で、 『 あっさ

り書かれて 』 いる事ってありませんか? 自分の中で好き勝手に、て

きとうに文章を付け加えていたり・・ セリフを足して思わず読んでいたん

じゃないかと思うような事。 それはあなたが ”文章の流れ”を無視して、

その部分だけを突然 ひしゃくですくって飲んでしまったから 起こる事な

のですが ・・ 文章にはこの “流れ” が非常に大切みたいっす。 と

どのつまり 小説ってのは文字で書くものなのですが、文字で読むもの

ではないと・・ そんな感じです。 絵の具の集合体として絵画を見る人

はいないのと同じで、小説にも 漫画やアニメや映画なんかと同じように

流れやテンポ。 雰囲気やセンス。 デザインなんかが大切な要素として

関わってくるわけで ・・ (俺は夏目漱石か) 日本文学を愁う私は、読

者を信用しないで お節介な文章を書いているわけです。(誰か殺せ)

・・ 悪く言えば自信の無い文体と言うことでしょうな、たぶん。 子供向け

の文章って事。 まあ わかってはいるのですがね。(^_^;) (エヴァであん

まり大人びた文章を書くのもどうもね、楽しくやろうよ 楽しくさ。)

当面はまあ 今までどおり 『 アニメを見てるっぽい文章 』 の書き方

を自分なりに勉強してみるつもりです。(進歩がないとも言う) 昔は島村

藤村のマネをしていたつもりだったのだが・・ (笑) <いい加減にしろ>

そうそう マネと言えば、掲示板にとある人が “デザインをマネました” 

と書かれていてビックリしたのですが (^_^;) (嬉しかった) マネと言うの

も凄く重要だと思う今日この頃です。 あなたと言う人間が、どこか誰か

のマネをしたり、どこかで読んだ文章の内容をマネたり ・・ そういういろ

んな “マネ” で構成されているように、 私もまた マネマネ星人です。

と言うか マネマネ星人ではない人なんていません。 人類総サルマネ

状態です。 と言うか 生まれてから マネないと人間になれないので、

これはどうしようもない事です。 むしろ誇るべき習性。 怒られない限り

どんどんマネましょう。 勉強なんてもんも 所詮は “マネ” の中から

重要な要素を吸い出したものですし、 マネせずに手に入れたモノなんか

も 誰かに喋ったり書いたりしたら 一発で誰かにマネされるので あまり

拘らない事が吉。 マネは空気のようなものですな。 このサイトだって

マネだらけ。 そもそもエヴァをマネてますし、天邪鬼で移り気なこの日

記も師匠をマネてますし (笑) マネマネ天国です。 そういえば この

日記は密かに尊敬すべき ”ゆうきまさみ” 先生にも影響を受けてます。

内容ではなく スタンスとして、あの “究極超人あ〜る” を目指している

フシがあるのは 狙っての事です。(笑) 難しくて、普通の人にはさっぱり

わからないようなネタやギャグを 強引なテンポで押し通して、 『 なん

だかわからないけど 面白いな 』 と思っていただくのが 偉大な目標。

言うなれば “内輪でない人をも巻き込むパワーを持った 内輪ネタ”

人類総内輪化計画ってわけです。 ん〜 我ながら良い言葉だ。(笑)

マネして使ってみてください。(^_^;) ・・ しかしまあ、小説も音楽も絵画も

あらゆる商品や ストーリーにおいても、 『 オリジナル 』 なんてもん

がもはや存在せず、作り出す事は不可能と言われる昨今において、マネ

マネ人生に走りざるをえないと言うのも また事実。 それを憂いたガイ

ナックスが作ったアニメがエヴァでしたが、あれははたして オリジナルと

呼べるのやら・・。 私はとりあえず そう悲観的にならず、昔の人を尊敬

しつつも 『 マネた元ネタを皆が忘れた頃に出せば オリジナルってもん

になんだろ 』 くらいの考えですがね。 (^_^;) ・・ まあ いろいろとある

とは思いますが、 蓋を開けてみれば 人間・ どれだけ多くのマネがで

きるかで、 中身も幸せも多くなるんじゃないかなぁと思う 15の夜なわ

けです。 (オリジナルが死んじゃってるから よくマネして使います(笑))

 

12/2(土)

のべるもどき書いてましゅ。(笑) 今日は筆休みがてらに、ひさしぶりに

チャットにでもでようかしら・・(どきどき) <自分のサイトだろうが> 

あ、そういえば掲示板に新機能つきました。(笑) 詳しくはトップに書いて

ありますので・・ 遊びついでにカキコしてちょ♪ ではでは。

 

12/2(土)

のべるもどき書いてましゅ。(笑) 今日は筆休みがてらに、ひさしぶりに

チャットにでもでようかしら・・(どきどき) <自分のサイトだろうが> 

あ、そういえば掲示板に新機能つきました。(笑) 詳しくはトップに書いて

ありますので・・ 遊びついでにカキコしてちょ♪ ではでは。

 

12/1(金)

ここのところ “本物の” DVDの画像と言うか・・動画を見るたびに、いか

にパソコン用の DVDのソフトウェアエンコーダー(つまりDVDを見るた

めのソフト) が 『 所詮こんなもの 』 なのかを痛感する。 もっとも、

有名どころの 例えば WinDVDも PowerDVDも数千円のソフトなわけ

だし、最近ではパソコン用のDVDドライブだって わざわざお金をケチっ

てCDプレーヤーにする意味がなくなるほど 安くなってきているわけだし

(いっても一万ちょい) これらをあわせたところで まあ 『 ゴミ 』 みた

いな値段な事は確かだ。 にもかかわらず その画像を、5〜10万円・・

場合によってはもっと高価な、専用のDVDプレーヤーと比較しようと言う

のは酷な話だ。 せいぜい 『 プレステ2と比べてどうか? 』 くらいが

妥当なところだろう。 とりあえずニューマシンを購入して 数ヶ月・・パソ

コンのDVDと言うものの評価は ソフトウェア再生のお手軽DVDに限っ

て言うなれば 『 鑑賞には耐えるが、AVマニアを気取るのは無理だ 』

と言う感じ。 まあ、専用のエンコーダーボードをPCIスロットにでもブッさ

して、ナナオやTOUTOKUあたりの 22インチモニタでも買ってくれば

評価も随分変わるかもしれないが (笑) それはまた違う話である。

もっとも、 各ソフトウェアDVDプレーヤーの名誉のために言っておくが、

決してパソコンで見るお手軽DVDは それほど酷いものではない。少な

くとも家庭用の普通のテレビに ごくごく普通のRCA入力・もしくはS端子

入力で レンタルビデオ屋から SVHS(標準録画)のテープを借りてきて

それを やや安いビデオデッキ(SVHS簡易再生機能付き)で再生した

時の画像。 ・・ つまり、“一般的な家よりもやや綺麗な環境”と比べても

勝てるくらいの実力は持っている。 腐ってもDVDだ。 バカにしちゃあい

けない。 しかし、洋画や邦画、その他の実写の映像ならば まあ良いの

だが、秒間30フレームのアニメとなると やはりチト辛い部分がある。

特に動きの激しいアニメや、長い横スクロール・縦スクロールのあるよう

な作品は パソコンのソフトウェア再生には 現時点で辛い部分がチラ

ホラと見える。 もっとも これは “これからの課題” として 各社が改

善を競っている部分であり、確かに昔と比べると 格段に良くなって来て

いる。 きっと近い将来 据え置き型の専用プレーヤーと同じ土俵で戦え

るソフトが登場するに違いない。 期待しておいて損はないと思う。

と 言うわけで、オーディオマニアではあるけれども、 AVマニアではない

この私。 A(オーディオ)はまだ良いのですが V(ヴィジュアル) に関し

ては素人も同然。(まあオーディオもそうだけど) あまり信憑性の無い話

として聞き流してくださると幸いっす。 ・・ それでもまあ、パソコンには、

テレビなんかとは比べ物にもならないくらい 緻密で繊細な表示が可能な

“ディスプレイ” と言う強い味方がいますので 『 小規模! けれど 高

品質! 』 なホームシアター建設は可能なんじゃないかと 思ってます。

あ、そう言えば 今日は皆さんご存知の BSデジタル放送の記念すべき

開始日でやんす。 デジタルチューナーで受信して、D3端子のデジタル

ハイビジョンで スンバらしく綺麗なテレビをみんなで見ようじゃないか!

と テレビ局とAVマニアだけが騒いで、一般人が取り残されている記念

日です。(嫌な奴だな) まあ 綺麗と言っても MUSE圧縮ですが。みゅ

ーず圧縮。 “MUSE” 更新しないと・・ (笑) 

とまあ とりとめもない事を言っていないで ・・ ちと 今日の日記はいつ

ものように “読むだけ” のものではなく、 皆さんも参加して “楽しめる”

日記にしようと思っているのであります。 と、言うのも ・・ 最近また、

新しくバージョンアップした WinDVD2000DH、そして PowerDVDVR

−Xと言う二つのDVDソフトで遊んでみたのですが、 この二つのソフト

の “ウリ” の中に “ドルビーヘッドフォン機能” と言うのがあるのであ

ります。 まあ 難しいことは置いておいて、 きっとこの日記を いつも

しっかり読んでいてくれる あなた様は楽勝で知っていると思いますが、

DVDなんかを映画館みたいに 臨場感豊かに、大迫力で見るために

5個とか 6個とかのスピーカーを、 前やら後ろやらに置いて、そこらじ

ゅうから音が聞こえるようにして 楽しむ方式ってのが、まあ 『 ホーム

シアター 』 と言うやつなんです。 背後から追ってくる恐竜。 自分をつ

つみこむ雨の音・・ まあ そんなやつです。 んで、 『 ドルビーヘッド

フォン 』 と言うのは 乱暴に言ってしまえば 『 ヘッドフォンをしただけ

で、そんな風にいっぱいスピーカーを置いた部屋にいるみたいに聞こえる

機能 』 ってわけです。 バーチャルってやつですな、バーチャル。

そんで、 今日はまあ 難しい話はあえてズッパリ削りまして ・・ まあ、

夜とかに 大きな音を出せない状況の人や、そんなに沢山スピーカーを

置けない家の人のために、 そういう新機能がついたソフトがあるよ的な

話なのですが、 はっきりいって 『 そんなもんで映画館の音が再現で

きたら、世話ねぇよ 』 と言う感じです。(笑) いや いきなりぶち壊しで

すが、(^_^;) 昔からこの手の 『 バーチャルもの 』 は 『 やりたいこ

とはなんとなくわかるけど、やっぱりイマイチだね 』 というのが関の山

なわけで ・・ DVDソフトのドルビーヘッドフォン機能も かなり良い線

いっているとは思いますが、( 音楽をヘッドフォンで聴くと 歌手の顔が

頭のなかにできたみたいで気持ち悪いですが、 あーゆーのはかなり

解消されて、音が後ろのほうからしているような気も ちゃんとします。

映画館っぽいと言えばそうですが、 映画館風・・ ぐらいです (笑))

まあ 本物のスピーカーとはやはり根本的に何かが違います。 これは

まあ “これからの進化に期待・・” と言う話で終わりなのですが (笑)

・・ 実はですね。 この 『 ドルビーヘッドフォン 』 をなんとなく聞いて

いて 私の脳裏に浮かんだのは、 『 ああ〜・・ このバーチャル映画館

を、バイノーラル録音でやったらどうなるのかなぁ・・ DVDにバイノーラル

専用の音声チャンネルとか入れたら 面白そうなんだけどなぁ〜 』 と

言う事でした。 はてさて!バイノーラルとは何か!

お手数ですが ・・ 99年の8月の一番下。 1日 2日 3日の日記

ずずっと読んでください。 この論文の(笑) 題名は 『 物理的音場と心

理的音場 』 と言うやつなのですが、オーディオの基礎であり、 かなり

難しい・・けれど 面白い話です。 まあ 雑学の読み物とでも思って見て

いただけるとうれしいっす。 ・・ 私はここで待ってますので。(笑)

・・・・

・・・・・・・

・・・ 読みました? (^_^;)

うそでしょ、 読んでないでしょ、 長いから。(笑)

だめ ・・ 読んできなさい。

・・

・・・・・

・・・・

・・ 読みましたね?

では 続きを。

・・ あそこの最後に書いてある 『 ダミーヘッド録音 』 の事を、実は

別名 『 バイノーラル録音 』 と言うのです。(厳密にはちと違う) まあ

人間の耳を使って 耳に入る音をそのまま録音。 それを耳に直接音を

送る 『 ヘッドフォンで聞く 』 と、 余計な音が入り込む隙がゼロになっ

て、あたかも 映画館にマネキンマイク(ダミーヘッド)を置いた録音を聞

けば、自分がその映画館にいるように、 公園におけば、自分が公園に

いるように・・ 鼓膜が現実の音に忠実に振動すると言う意味です。

・・ それで まあ 『 この方式を映画のDVDで使うと面白いだろうな 』

と思っていたのですが ・・ そんな事を考えながら サーチエンジンで

ネットを散歩していたところ!! 去年の8月の段階では発見できなかっ

た、 ひじょ〜〜〜〜〜に面白い バイノーラル録音のサイトを発見しま

して ・・ ここです。 実はこのサイトは一部のオーディオマニアに有名な

Etymotic Researchの ER-4Sと言う 値段も凄いが(3万以上) 音も凄い

まさにハイエンド オーディオ用のイヤホン (イヤホンですよ、イヤホン

耳につっこむアレが この値段) をメインに、ヘッドフォンなどの紹介を

している かなりこだわった面白いページなのですが、 その中のこの

コンテンツ。 (リンクフリーって書いてないな(笑)) 管理人さん自らの

耳に 自作のマイクを入れて録音した いろいろな 『 音 』 が置いて

あります。 これが実に完成度が高く 非常に面白い!! 詳しくはサイト

のほうをじっくり見ていただきたいのですが、だまされたと思って ぜひ

“ヘッドフォン” で。 最低でも “イヤホン” で聞いてみてください。

私のオススメは 地下鉄の南北線の音と、雨の音。 そしてチンドン屋の

パート2。 特に南北線は 頭上から聞こえる駅員のアナウンスと、地下

鉄の 電車の音などが非常にリアルに録音されていてすごいの一言。

聞いているだけで 地下鉄乗り場にいるような気がしてくるだけでなく、あ

の地下鉄独特の 空気の悪さと言うか・・ “こもり具合” まで感じで息苦

しくなることうけあい。(笑) 左横やや後方でしゃべってる サラリーマン

風のおっさんの どうでも良いトークもリアルすぎて笑えます。 チンドン屋

は 後方定位が凄いです。バーチャルサラウンドと言うのは 私の印象で

は 前方定位よりも後方定位(つまり後ろに誰かいる気がする)が得意だ

と思っているのですが、それを証明してると思います。 バイクが目の前

を走り抜ける音と合わせて聞くと、 前方定位の難しさがよくわかります。

(人間の耳の構造の問題かもしれん) あと 雨のつぶが傘にパラパラと

当たる RAIN.mp3 も秀逸。 面白いです。 とにかくダウンロードして、

ヘッドフォンで聞くだけで パソコンの前に座っていたはずなのに、いつ

のまにか 地下鉄のホームにあなたは立っていますので (笑) 時間が

あったらやってみてください。 “オーディオって面白れ〜!” と言うより

“音って面白れ〜!” と思っていただければ、かなりうれしいです。

(気持ち悪いと言う人もいるかも(^_^;)) と 言うわけで 12月一発目の

日記が 人様のコンテンツの紹介と言うのは かなり情けないですが(笑)

いつも音の話を書くたびに 『 実際に聞かせられないから 無意味だよ

なぁ・・ 』 と思うのですが、 今日は手軽に体験できるので紹介してみま

した。 (あ、そうだ・・ 製作者さんに感想メールみたいなもの書かないと

ヤバイかな(笑) メールまだ溜まってるんだよね (^_^;) ) いじょ〜(終)