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4月1日〜13日4月14日〜30日

 

 

 

4/13(木)

「 今日の日記は、

  発売されて2日が経過し・・ 各方面でいろいろと

  物議をかもしている ラブひなの7巻についてなのだが・・ 」

 

「 ほくまさん ・・ 」

 

「 今回は ナンといっても 

 いったいどうしたんだ!成瀬川!

  ・・ これに尽きるな。 うん。 」

 

「 あの〜 ・・ もしもし? 」

 

「 曖昧な態度と、素直じゃない反応はいつものことだが、

  なんにせよ この デフォルトで けーたろに対して

  すでに完全なラブ状態に陥っているのは、

  急といっちゃー 急だな。 」

 

「 ちょっと ・・ 聞いてます? 」

 

「 けーたろが、なるに対してラブなのは分かるが、

  むしろ なるの方が けーたろにメチャラブなのは

  これはこれで ブルゴーニュ風の味わいもあり、

  爽やかな 初夏の日差しにも似た ・・ 」

 

「 おーい 」

 

「 しかしまあ、それが原因で 日頃の毒気がさらに抜けて、

  犯罪レベルに可愛いのは 良い事だよな、うん。

  モトコやしのぶちゃんも可愛いけど、

  やっぱ 時代は正統派っ! 俺の中の現在のアスカに

  クリそつなのも その一因かもしれんな。 」

 

「 ブラゴザハース!!! 」

 

「 うわっ!! 」

 

「 たまには最初から 人の話を聞いてくださいっ!

  ほくまさんっ! 」

 

「 だからって いきなりバスタード ・・ 」

 

「 そんなことより、 いいですか? 

  あなたがどうだか知りませんが、ラブひなの7巻の発売日は

  4月14日! つまり 明日なんですっ!

  まだ ふつーの人は買えないんですっ!

  だから 先走りしないでくださいっ! 」

 

「 え? 発売日って 12日じゃなかったっけ? 」

 

「 違いますよ ・・ ホラ。 」

 

「 あ ・・ ほんとだ。 」

 

「 わかりましたか? ・・ じゃあ 明日までこの話題は

  とっといてください。 皆 7巻を片手に、

  この日記を読みたいでしょうし ・・ 」

 

「 つーかさ、 オイラのプロバイダー ドルフィンが、

  メンテナンスでさ・・ 昨日まるまるこのサイト

  更新できなかったんだよな。 アクセスも。

  本当なら この話題は昨日書くはずだったんだが ・・ 」

 

「 余計悪いですよ。 」

 

「 ちなみに今回の ベスト・オブ・なる は

  172ページだな。 正統派だ。 」

 

「 ・・・ ホントに人の話聞いてませんね、あなた。 」

 

「 文句は 7巻を読んでから言え。 ほら、 」

 

「 ・・ まったく ・・ しょうがないなぁ ・・

  どれどれ? ・・ う ・・ うわ〜 」

 

「 この手のストーリーは、 恥ずかしくて苦手 という人が

  多いかもしれないけど ・・ 嫌いな人はいないんじゃねーかな。

  ・・ しかしまあ、 やはり この世はラブ&ピース ・・

  おれもEVA小説なんぞやめて、

  ラブひな小説に転向するのがトレンドかもしれん。 」

 

「 問題発言ですね ・・ 」

 

「 まあ それは冗談にしても、

  ラブラブ相乗効果をねらって 『 エヴァひな 』 なんてのを

  やってもいいかもな。(笑) 」

 

「 すでに どっかで 誰かがやってそうですけど・・ (笑) 」

 

「 成瀬川がアスカで、 むつみさんがレイだろうなぁ・・

  はるかさんが ミサトで ・・ 加持はいるし。

  あ、いや ミサトは きつねだな。 役割的に。 」

 

「 ラブひなの登場人物を エヴァにしても

  あまり 違和感なさそうですね ・・ もともと似てますし。 」

 

「 キャラ的にな。 けーたろがシンジってのが 一番

  違和感があるかもしれないがな。 (笑) 」

 

「 ・・ と、なると 『 エヴァひな 』 をやるなら

  逆に エヴァのストーリーを ラブひなの登場人物で書いたほうが

  面白いかもしれませんねぇ ・・ 」

 

「 おっ! いいな、それ。

  なんか 書けそうな感じするよ。 」

 

「 名前はそのままで、

  景太郎が なると むつみのいる ネルフに

  やってくるって 設定で ・・ 」

 

「 そうそう。 んで、 ドジばっかやって

  初日で ぶんなぐられまくってよ ・・

  例えば ・・

 

 

しかし、カーテンとロッカーを破壊しつつ、

景太郎が飛び込んだのは

プラグスーツに着替えるための

女子更衣室であった。

 

「 け ・・ 景太郎 ・・ 」

 

「 わっ! わっ! 違うんだ 成瀬川!

  これは事故 ・・ 」

 

慌てて 事情を説明しようとする景太郎だったが、

脱ぎかけの 真紅のプラグスーツで

自分の体を かろうじて隠しつつ、

怒りに肩を震わせる なるが、

そんなモノに 耳を貸すハズが無かった。

 

「 問答無用っ! 」

 

ガシャアア・・・ン!!!

 

「 ぷろっ! 」

 

晴れて 景太郎は、

これにて 本日3度目の

空中浮遊を味わう事になった。

 

 

「 まったくっ!

  なんであんな奴がサードチルドレンなわけっ! 」

 

 

 ・・ って ・・ 書けんじゃん。 すげー簡単に。 」

 

「 あら ・・ もう終わりなんですか?

  もっと書いてくださいよ ・・ 」

 

「 んなことしてる時間はねーよ。(笑) 」

 

「 え? ・・ ああ ・・ と 言う事は

  そろそろ 真面目に公開するんですか?

  あれを ・・ 」

 

「 まーね。 もーさすがにいいでしょ。

  そろそろ 復活しないと 忘れられるし。 」

 

「 もう 忘れられてると思いますが ・・ 」

 

「 なら いっちょ いきなり 『 エヴァひな 』 

  でもかっ飛ばして、電撃デビューすっか。(笑) 」

 

「 やっぱり 書きたいんじゃないですか。(笑) 」

 

「 いや〜〜〜、 

 浪人してーーーー

 なぁーーーー!! 」

 

「 やめなさいよっ! そーゆー事言うのっ! 」

 

「 いいじゃん。 もう4月過ぎて

  合格発表の直後とかじゃねーんだから。

  ダメだった奴は、 もう 首つってるか、もう1年

  地獄をやる気になったかの どっちかだろ。 」

 

「 人事だと 容赦ないですね ・・ 」

 

「 それにさぁ〜・・ 大学受験も浪人も

  すげー楽しそうじゃん。 両手に華でさ。

  おまけに 女子寮の管理人だぜ?

  お前はフォスターのゲームか!っつーんだよ。(笑) 」

 

「 わかる人は爆笑ですね。 今。 (^_^;) 

  でも 浪人生が全員女子寮に住めるというわけでは・・ 」

 

「 つーか そんな浪人生日本にいないだろ。(笑) 

  でもよぉ〜 浪人まっさい中で この漫画に逃げてる奴

  いそ〜〜だよなぁ〜〜〜 すげー数。 タクっぽいやつはかなり。 」

 

「 はははは ・・ 笑えませんね 」

 

「 このあいだ 柳川と池袋で対談した時も話したけど、

  “センターの成績、 俺は 景太郎より良いから 楽勝だな”

  とか 本気で言ってる浪人生とかな! (笑)

  すげ〜よ。 友達になりて〜〜!!! 」

 

「 終わってる人 って感じですね ・・

  浪人中は ラブひなだけが 唯一の楽しみだった・・ とか。 」

 

「 でも、本当は 現実逃避が日常茶飯事なくらい

  大変なのかもしれんなぁ ・・ 世間の目も冷たいだろうし。

  ご苦労様だよ、 ホントに。 嫌ならやめちまえ、勉強なんて。(笑) 」

 

「 無責任な事言わないでくださいよ。(笑) 」

 

「 俺なんて 小学5年くらいで 勉強やめたぜ?

  面白くもなんともねーし、 時間の無駄だよ、無駄。

  なんにも後にのこらねーもん。

  ボイーキサイトと、日向かぼちゃぐらいしか知識として残ってない。 」

 

「 なんの勉強なんですか。 」

 

「 まー 勉強なんぞ これっぱかしもしなくても、

  大学なんぞ 入り放題だよ、 今になっても

  どーやってここまで来たのか不思議だがな ・・

  俺の大学の偏差値見るたびに 首を傾げたくなる。 」

 

「 世界の七不思議ですねぇ・・・ 」

 

「 うるさいよ。

  ・・ まあ 本当に頭の良い奴ってのはさ、

  きっと どこにいても評価されるもんなんだよ・・ うん。 」

 

「 さぞ 幸せな毎日でしょうね ・・ あなた。 」

 

「 ・・・ 」

 

「 ・・ 黙らないでくださいよ。(笑) 」

 

4/11(火)

先日のフライトシムの日記関連で、『 もっと画像&説明ないの? 』 とい

う声が多いのですが ・・ とりあえず時間が無いので。(笑) そこらへんを

専門にしているサイトを巡ってくだされ。 いちおう 2、3個 めぼしいも

のを リンクはっときますので。

http://www.play-online.com/ms/MS3.html

http://www.kt.rim.or.jp/~tomoeda/flightsim-dir/fs2000/gallery/tokyo1.html

http://www2.odn.ne.jp/~cad31900/fs2000/fs2000.htm

http://www.microsoft.com/japan/games/fs2000/visual.htm

http://www.kt.rim.or.jp/~tomoeda/flightsim-dir/fs2000/gallery/tokyo1.html

http://www.kt.rim.or.jp/~tomoeda/flightsim-dir/index.html

それと、 『 他にもいろんなゲーム紹介して♪ 』 というご要望も頂きまし

たので ・・ まあ 何個か 無条件でオススメできる奴を これからの日記

でやりますんで。 ほいでは。 ・・ EVA小説サイトなんだがな・・ (^_^;)

 

4/10(月)

「 あのホーキング博士が、 今月号の雑誌 『 ネイチャー 』 で、

  人類史上最高になるかもしれない、 大発見の論文を発表した。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 え? ・・ いったい どんな発見なんですかっ!? 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・ 150ページにも及ぶ その論文によると、なんとっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ごくっ ・・ 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 東京在住のほくまさん(21) は

  なんと ・・ 大学生

 だったのだっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ええええ〜〜!!!!!

  嘘っ!信じられない

  いいい〜〜!!!!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・・

  ・・・・ しくしく 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 同調されて

  泣くくらいなら、 最初からボケないでくださいよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 つーか、 浪人も 留年もしたこたねーし、

  4年制の大学いってんだから あたりまえなんだけどな。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・ そのくせに、 あなたには

  大学生だという 自覚も、 雰囲気も、 他人からの目も

  何も無いですもんね。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 言葉は凶器だなぁ・・ 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 で? ・・ それがどうしたんですか。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 そんでな、 まあ 4月だから 新学期? ・・ とかいう

  コッパスパニッシュアーティファクツな 慣習略式儀式があるんだろ?

  なんか知らないけどさ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 シャレみたいに聞こえますけど、

  あなた 本当に 心の底から そう思ってるでしょう ・・ 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 うん 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・ はぁ〜〜 ・・・ ええ。

  ・・ あるんですよ、 普通の社会では 4月といえば

  新学期と 相場は決まってるんです。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 へ〜〜〜 ・・ スゲェな。

  帳面に書いておこう。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 あなたは大正生れですか。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 まあ、そんでよ ・・ なんか知らないけど、

  そんなよーな理由で、 大学というエリアに行かないと

  いけなかったのよ、 朝っぱらから。 グスコーブドリで。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 おっしゃっている意味がよくわかんないんですけど、

  まあ 大学に行ったんですね? それで? 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 うん。 それでよ、・・ 俺の大学は 御茶ノ水から乗り換えて、

  本郷三丁目って駅で降りて そっから歩いて行くんだけどさ、 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 もう 突っ込みません。 続けてください。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 まー 普通に考えると 俺なら 自転車通学なんだけど、

  今日はほら、 朝から 雨が降るぞ 雨が降るぞって

  言ってたから ・・ 電車で行く事にしたんだよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ええ ・・ どんよりしてましたからね。

  夕方からホントに雨降りましたし。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 まあ、 基本的に 俺は

  そーゆー スガシカオみたいな天気の時は、

  自転車で走るをやめてるんだ。 ・・ なにせ危ないからな。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・ どうでもいいですけど、 ほくまさん。

  あなたのその “一見意味がわからなそうで、実は

  なんとなく意味が通っている形容詞” って 凄いですね。

  『 スガシカオみたいな天気 』 て 普通は思いつきませんよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ・・ まあ そんなことはどうでもいいよ。

  そんでさ、 どんよりしてるし 電車はめんどーだし 朝も早いし、

  “ああ〜〜な〜〜んか さいあくやの〜” と 思いながら、

  最寄の駅まで 歩いてたんだよ、 今朝。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ええ。 それで? 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 そしたらよ、 とあるファーストフードの前に

  さしかかったところで 突然

ガシャン! ズシャー!

ガラガラアアア!!!

  て、 スゲェ音が 後からしてさっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 え! 何があったんですかっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 その音と同時に、 俺の足元に

  後から チャパツでロンゲ

な頭部がズバッと滑り

こんで来てよっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 それで!? 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 なんだ!? と 思って

  後を見たらさ!! ガラガラと回転して

  キズだらけで 壊れた キックボードが

 転がってて、

  おれの足元に 転倒して突っ込んでひっくり返ってたのは

 それに乗ってたチャパ

 ツのアンちゃんだった

 んだよっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ははっははっはは

  あははは!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 はははははっ

 はははっはははは

 あはははhh!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 腹いたっ!! ハラいたっ!!

  最高です! ほくまさんっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 だろっ! だろっ!! も〜俺さ

 耐えるも耐えられないもなくてさ、

 おれ 今みたいにその場で

 本気で 大爆笑 しちゃ

 ってよっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 はっははは

  ははあは!!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 だってよっ! その

 あんちゃんの ひたい とか 手

 とか もう血だらけ

 なんだぜっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 あはははあ!!!

  あはああっはっはh!!!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 それで よく 地面見たらさっ!!

 どー 考えても、 俺と そのコンビニの店の

ガラスの間をカッコ良く高速ですりぬけて

“どうだよっ!見ろよ!こんなに早いんだぜ!

 俺!コントロールも抜群!!” ていうのを

 俺にさりげな〜く 見せたかったらしいん

 だよっ! どう考えてもっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 あはははhh!!

  おなかがっ! おなかがっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 そしたらよ、 そこにはさ、 運悪く

 コンクリの隙間があってよっ!!

  前輪ハマって 宙返りで 俺の靴のとこまで

  飛んできたんだよっ!

 本人だけが! 転がって!! 」

  2902光学迷彩(先祖返り)

「 あはっ!あはっ!!

 もう!もう勘弁して

  くださいっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 まわりの人が あわれそ〜〜な視線で、

  土下座スタイルで 俺の足元に転がってる男を

  見てるからさっ! 笑いをこらえようと思ってんだけどさ、

  そういう時って 逆効果でさっ! なんか その

  チャパツのつぶれたカエルみたいなカッコが、

  “生れてきてすみません”

 って言ってるみたいに思えてきてさっ!!

  さらに爆笑だよっ!目の前霞んだよ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 はははは!!!!

  息がっ! 息がっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 はははははh!!! いやぁ〜〜!!

キックボード最高!!

  俺 大好き!!!

  もちろん 大爆笑で ひーひー泣きながら、

 シカトして駅まで

行ったけどなっ!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 あはははっはあ!!

  ははあはははh!!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 いやぁ〜おかげでよ〜〜 天気悪いのも 学校行くのも

  ぜーんぶ 許せるくらい 気持ち良くてさっ!

  いやぁ〜〜 今日は良い日だよ、 ほんと。 

  ついでに あの脱色ヘッドを サッカーボールみてーに

  蹴り飛ばしてたら もっと良かったな。 失敗だったよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 はぁ ・・ はぁ ・・ はぁ ・・

  いやぁ〜〜〜 不謹慎な日記も

  ついにここまで来たかって 感じですよね。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 思ったんだけどさ、

  キックボードってさ、 高トルクエンジンとニトログリセリン搭載で、

  デフォルトで 150キロくらい 速度でるようにして

  売り出せばいいのになっ! 

  そしたら血だらけじゃすまねーぜ?

  広告つけた 都バスに突っ込んで

  ひき肉にしてもらえばいいんだよ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 キックボード・プロ とかいう名称で? (笑)」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 買うだろ! 脳味噌ねーから。 ほいほいと。

 危なくなったらニトロボンベに直接着火できるようにして

  木っ端微塵に爆発して、 一般人との接触事故を防ぐ

  『 自決ボタン 』 とか搭載でさっ!

  キティちゃんマークボタンでっ! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 あはははh!! かわい〜〜!! 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 アイドルの 鈴木アミ こと

  アミュィィィ伊ィイイイイイ誤ッ! が

  コマーシャルでお洒落に150キロ出してたら

  ぜってー売れるって!!

 うわ〜 アサヒファイヤーアームズ

とか発売してくんねーかなぁ〜 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 いやぁ〜〜 ・・

  今日の日記は ひさびさに 脳汁 出っぱなし

  ですねぇ〜〜 ほくまさん。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 まともな日記が 多かったからな、 最近。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 しかし・・ 凄い経験ですねぇ ・・

  滅多にないですよ、 ええ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 だろ〜〜? キックボード好きになったよ〜 一変で。

  俺も買おうかなぁ〜! あれ 硬そうだから

  鈍器の変わりになるだろ? 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 なるでしょうねぇ〜 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 いくらぐらいなんだ? あれ。

  540円くらい? 税込みで。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 そんなもんなんじゃないですか?

  私も興味無いから 知りませんよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ま〜いいや。 今度ドンキホーテ行ったら

  探してみよう。 と 言うわけで

  笑ってスッキリしたので 今日の日記はお仕舞い。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 評価が綺麗さっぱり 2つにわかれる日記ですねぇ〜今日のは。

  昨日の フライトシムの日記は かなり評判良かったのに。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 つーか あたりまえだけど

  支持するメール以外 許さんけどな。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 許すも許さないも無い気がしますけど・・ 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 ほいじゃ、

  オイラはまた キーボードをパチパチと

  やってくらーよ。 」

2902光学迷彩(先祖返り)

「 パチパチ 何をしてるんだか ・・ 」

 

4/9(日)

コンピューターはついこのあいだまで、猛烈に高価な品物だった。 軽自

動車を買うか、パソコンを買うか。 子供はおろか、 おいそれと 大人

だって買えないような商品だった。 それ故、 そのコンピューターで楽

しむゲームも、 いわゆる ファミコンやメガドライブなどという家庭用ゲ

ームとは違い、 大人向け ・・ マニア向けの海外製品が主流だった。

ウィザードリーや ウルティマや 大戦略や ・・ まあ 硬派なゲーム

が多い。 題材にしているのも、日本のへなちょこファンタジーではなく、

本場の ・・ 本物のファンタジーであり、 戦争であり、 ゴルフであり、

戦国時代などなどだ。 今では昔話以外の何物でも無いが、 ところが

どっこい。 『 空を飛ぶ夢 』 という 大人の ストイックな趣味への

ひとつの回答が ・・ そんな昔話の隅っこに、 隠れていたのである。


『 フライトシュミレーター 』 という言葉をご存知だろうか? その名の

通り 『 フライト 』 を 『 シュミレーションするもの 』 と言う意味だ。

フライトシュミレーターは、本来 航空会社や 軍隊などが所有する、

数億円〜数十億円もする 超巨大な 『 バーチャル飛行機 』 のこと

である。 東京ディズニーランドに行ったことのある人は、 『 スター

ツアーズ 』 というアトラクションを覚えていないだろうか? 何十人か

で 映画 スターウオーズに出てくるような宇宙船に乗りこみ、 大きな

画面に映し出される映像と、 それに連動して動く シートや機体によ

って、 あたかも自分達が 本当に宇宙空間を飛んでいるかのように

思える 楽しいショーだ。 大手の航空会社には、 あれの 『 本物 』

がある。 別に スターツアーズがニセモノだと言う意味では無いが、

『 本当の飛行機のシュミレーター 』 が 置いてあるのだ。 ・・・・・・

なにしろ パイロットが訓練に使うプロ用のシロモノだ。 規模もリアル

さも 半端ではない。 ボーイング747などの大型旅客機の前方部分を

そのまま原寸大で再現したようなフォルムの機体に乗り込むと、コクピ

ットから 外の景色から何からすべて本物通りに作られている。 動き

もスターツアーズ同様、 リアルそのものだ。 ・・このような大型のフラ

イトシュミレーターを使って、 パイロットは飛行の訓練をするのである。

・・ もちろん、こんなシロモノが作られた理由は 言うまでもない事だ。

『 初心者だから失敗しました。 てへっ! ごめんなさ〜い 』 ・・・で

飛行機を墜落させるわけにはいかない。 乗客が何百人も死んだ後

で 『 ポカミスを ・・ 』 じゃ 笑い話にはならないのだ。 そんなわけ

で、 『 フライトシュミレーター 』 は 『 できるだけ 本物に忠実に 』

を合い言葉に 作られて来たわけである。 ・・ と、ここまでくれば もう

おわかりだろう。 『 空を飛びたいな 』 という夢を、 手軽に・・ 安く

かなえるために、この 『 フライトシュミレーター 』 を使っちまおう・・

と。 そう 言いたいのである。

写真ではない。 もちろんパッケージ写真でもない。 これが れっきと

したゲーム画面である。 名前を 『 マイクロソフト・フライトシュミレー

ター 2000 』 と言う。 実に 味も素っ気も無いタイトルだが、逆に

この硬派なタイトルが、 このソフトの内容を表しているともいえる。

パソコン用のソフトとして、 この 『 フライトシュミレーター 』 は 随

分長い歴史を持つ。 まだ3D表示などできなかった頃からの古株だ。

中でも ウインドウズでお馴染みの、マイクロソフトは フライトシム

(略語)の世界では有名で ・・ 私も随分前から その名声だけは聞

いていた。 パソコンで遊べる フライトシュミレーターには大きく分けて

2種類ある。 『 民間用 』 と 『 軍事用 』 だ。 マイクロソフトの

フライトシュミレーターは 『 民間用 』 の代名詞みたいな存在で、

現実に 世界の空を飛びまわっている飛行機を、 現実のまま ・・

自分の手で 世界中の空を飛ぶことができる。 変わって 『 軍事

用 』 のフライトシムは、 F―16 などのジェット戦闘機を使って、

実戦さながらの ドッグファイト(空中格闘戦) を体験することができ

る。 ・・ まあ いちいち詳しく説明していても ラチが開かないので、

ここでは なんとなく イメージ的な 話をするとしよう。

『 本物さながらの飛行機をシュミレートする 』 と、 私はさっき言

ったが、それこそがフライトシムであり、逆にそうでなければ フライ

トシムではない。 それは単なる 『 飛行機のゲーム 』 である。

勘違いしてもらっては困るが、 『 空を飛びたいという夢をかなえる

ために 』 という話をしているのだ。 今はゲームの話をしているわ

けではない。 なので これから私が張りつけるパソコンの画面を見

て、 『 な〜んだ ・・ 結局 飛行機ゲームをやって 気をしずめろ

って言うだけかよ 』 などと思ってはいけない。 少なくとも、正統派

の パソコン用フライトシュミレーターは、 そんな甘っちょろい存在

ではない。 なめてかかる奴は、それこそ 『 飛べもしない 』 のだ。

この世には、数限りないフライトシムがある。そのすべてを紹介するスペ

ースも 知識も 時間も持ち合わせていないので、ここでは 私が最近

始めた 『 マイクロソフト 』 のフライトシムに関して 話をしたいと思う。

・・ とにかく このソフトを一言で言うなれば 『 リアル 』 だ。それ以外

には 何も無い。 迫り来る敵も、ボーナスステージも 得点も 毒キノコ

も 何も無い。 ただ、『 本物そっくりの世界 』 と 『 本物そっくりの

飛行機 』 と 『 本物そっくりの気候 』 が存在するだけだ。飛行機を

操縦するのも、 離陸するのも 着陸するのも、本物と同じような操作や

手段が必要になる。 はっきり言うと 『 すごく難しい 』 ・・ あたりまえ

だ。 本物の飛行機が 簡単に飛ばせるわけが無いのだ。 ・・ わかり

やすく 『 何が難しいのか? 』 を言うと ・・ 例えば、 紅の豚の

『 ポルコロッソになろう! 』 と 思い、サボイア(ポルコの赤い飛行艇)

に乗りこんで、 アドリア海の敵を蹴散らそうと思う。 ・・ しかし まず 

『 離陸 』 でいきなりひっかかる。(笑) 『 え〜・・っと・・ エンジンの

かけかたは・・ 』 『 エンジン気圧の配合が・・ 』 とか言っているあ

いだに、あれよあれよと言うまに 敵が飛んできて ぼこぼこに空爆さ

れて ジ・エンド。 エンジンがかからないまにやられる 紅の豚 なんて

目も当てられない。 ポルコロッソになるには、相当の訓練と勉強が必

要なのだ。 もっとも、 それらの操作は、フライトシムの設定で もの

すごく簡略化&簡単にすることもできる。 普通のゲームのように

『 このボタンで飛ぶ 』 とか言う具合にすることも可能だ。 ・・ しかし、

どうせ大人の趣味をやろうというのだ。 ここは リアルさ100%でいこう

ではないか。 何かのシュミレーションというジャンルは 本人が 『 なり

きる 』 楽しさを知らないと、存在できないジャンルだ。 思いっきり、

何から何まで どっぷりと ・・ その世界に浸かり、 なりきるような人間

でないと 面白くない。 単なるフライトでも、 背後のストーリーを自分で

頭の中で作ってしまうような、 『 愛すべきバカ 』 には リアルさこそ

が たまらないご馳走なのである。 (^^) (伊集院は好きそうだな、これ)

さあ 離陸だっ! 飛び立ってからが また凄い。 なにせ最初は どうや

ったらまっすぐ進めるのかがわからない。オロオロしてたら 宙返りして、

海にまっさかさま ・・ なんてのはザラだ。 いざ 敵を見つけても 満足

に追うこともできない。敵が上に逃げたから、 上昇しようったってそうは

いかない。無理な操縦をした途端、 機体は空気の渦にのまれて まっさ

かさまだ。 それでも 『 フィオはやらねぇ! 』 とか言いつつなんとか敵

を蹴散らしたとしよう。 しかし帰りがまた大変だ。 進路や高度の読み方

保持の仕方がわからなければ、家に一生帰れない。 家の明りが見え

て、 やった!! と気を抜いてもだめだ。 なんせ 『 着陸 』 なんて

死ぬほど難しいのだ。 敵を何機やっつけても、 玄関の前で墜落死・・

なんて 笑話にもならない。 『 ええ〜〜! そんなに難しいの、やりた

くないよ〜 』 と 言う人が多いだろう。 私も昔 そう思っていた。 ・・

確かに難しくて、 一般的ではないと思う。 だが、 これだけは断言で

きる。       『 フライトシムは、 だからこそ 面白い 』

普通のゲームにあるような、すぐれたシナリオや 目的は無い。 ゲーム

バランスも存在しない。 しかしながら、 この フライトシムから得られる

『 面白さ 』 は 『 ゲームの面白さ 』 ではない。 リアルさを追求した

結果 生れた 『 操縦する楽しさ 』 『 空を飛ぶ楽しさ 』 なのである。

言わば 『 本物の楽しさ 』 とでも言うものだ。 離陸までの 本物そっく

りの行程は、 大きな期待と、安全な運行への使命感に変わり、飛び立つ

頃には 美しいビジュアルにより 現実とシュミレーションの境目が 曖昧

になる。 『 落ちたらゲームオーバー 』 ではない。 『 落ちたら死ぬ 』

のだ。 副機長や スチワーデスや 乗客の皆様の命は、 自分の腕に

かかっている。 安全に目的の空港に辿りつくのは当たり前。 着陸も、

振動で怪我人など出ないよう、 慎重かつ スムーズにやらねばならない。

ぬあっ!! 予想外の天気! 横殴りの風っ!! 雲の中に入ってしま

ったら 計器類の情報だけで 現在の場所や これから進む道を確認

しなくてはならない。 ああっ! 突然前から カーチスの野郎がっ!!

こんなところで落とされたら、 アラバマのかあちゃんが悲しむぜっ!!

・・ と トリップの極みだ。 つまり リアルだからこそ、 『 今日は羽田

から ハワイまで飛んでみよ〜 』 という 『 おまえ・・ それ、何が面白

いの? 』 と 言われるような事が、 『 娯楽 』 として成立するのだ。

夜遅くのフライトになり、 目的地の空港の滑走路に、 誘導灯のランプ

の線だけを頼りに 無事着陸した時の感動は、 じんわりと ・・ 他の

どのゲームでも味わえないものだ。 キーボードから手を離して、コクピ

ットから見える 夜の横浜ベイブリッジなどをながめつつ 『 ああ ・・

今日のフライトも問題無く終わった。 ・・ よかった 』 と トリップした

まま 独り言まで言えるのだ。 ・・ これは凄い事である。 もちろん、

このフライトシムの凄さは それだけではない。 自由に飛行機や地図

(シーナリ)を 自分で作れるのである。 とどのつまり、 『 俺 オリジ

ナルの飛行機で、 俺の家の上を飛びたいなぁ〜 』 とか言う夢も、

かなうのだ。 家を現実とは違う 豪邸かビルにでもして、 『 こんな

家が 買えるかよおお〜〜!! 』 とか 泣きながら 10トン爆弾を

投下することも可能だ。 (←何がしたいんだよ) 上司や 気に入らない

自分の学校を クレーターにするのも楽しいかもしれない。 ・・・・・

はて、 話が横にそれたな。 とにもかくにも、ネットには マイクロソフ

トのフライトシムのデータだけで 星の数ほどサイトが存在する。ザッと

見ただけだが、 『 無い飛行機が無い 』 『 無い場所が無い 』

という状態だ。 私の最近のお気に入りは、 お台場と、ディズニーラ

ンドの上空で、 スターウォーズのミレニアムファルコン対 エアーウルフ

で ドッグファイトだ。 (笑) データの豊富さが理解していただけると思う。

・・ まあ 細かい事はさておき、フライトシムという 非常に面白くて 夢の

ある  ・・ それでいて 現実的な世界もあるんだと言う 話がしたかった

わけです。 ・・ まあ いろいろと種類はありますが、お勧めというか お

決まりと言うかで、 とりあえず

『 マイクロソフト フライトシュミレーター200 :プロフェッショナル 』

『 マイクロソフト コンバット フライトシュミレーター 』 

なんて名前を出しておきまする。 ノーマルの2000のほうは、 最近リ

リースされたばかりの 最新のフライトシム。 民間用で、ドンパチバン

バンはできませんが、リアルの極み。 息を呑むほど 美しい空の世界

と、 そんなものを見ている余裕が無いくらいの リアルな作業が 骨

の髄まで楽しめます。(笑) 航空無線はもちろん、ヘリや動く背景はもち

ろん。 ネットから天候データをダウンロードして、本物の現地の天気を、

フライトシムで飛ぶことができるという、まったくとんでもない機能まで 搭

載されています。( 東京が雨なら、フライトシムの東京も雨になる) コン

バットフライトシムのほうは、2年ほど前のものですが、 データの互換性

を持った、 その名の通り 第2次大戦の ヨーロッパを楽しめる 戦闘

シュミレーションです。 サボイアで 紅の豚ごっこは なんでもできます

が、 打ち合いがしたいなら コンバットのほうですな。(ネット対戦あり)

・・ まあ 確かに 操作は難しいですし、ヤリガイがあることは確かです。

要求される PCのスペックも、 かなり良いマシンを使っていないと、綺麗

な画面で ストレス無く遊べない ・・ という敷居の高い趣味ではあります。

( 他にもジョイスィックとかも買わないといけないし ) けれども、それら

はたかが知れているものであり、 このジャンルの良さがわかる、ある程

度の年齢の人ならば あまり気にするレベルの話ではありません。

あこがれの国への旅行や、 行った事の無い山や川や海。 もちろん 

よく知っている街を 空から眺めるのも良いものです。 プレステ2などの

家庭用ゲームでは 逆立ちしても出せない XVGAを超える超美麗な画面

は、ここに張りつけた画像でもご理解できると思います。 ( これらはすべ

て 縮小画像です。 オリジナルは画像をクリックすると表示されます )

まさに 鑑賞に耐えるゲームであり、ある意味では 『 観光 』 にも耐え

ます。 まあ ・・ 確かに、たかが 『 パソコンの画面の中の話 』 では

ありますが。 それでも “空” が前よりずっと 身近に感じれるようになる

でしょう。 ・・ ちなみに 私は家のベランダから 飛行機の音が聞こえる

と、 空を見上げつつ ・・ 『 あ〜・・ いま たぶん こんな風に見えてる

んだろうなぁ〜 』 と 最近 フライトシムのおかげで 考えるのがクセに

なってしまいました。 (^_^;)  ・・ とにもかくにも!空を飛ぶという とて

も 敷居の高い夢への ひとつの 『 前向きな 』 回答としてっ!

あなたが 今座っている その場所を、 コクピットに変えてみる。

・・ と 言うのも、かなり面白いのかも しれませんぞ。

(※画像はすべて MSFS2000のものです。 MSFS95、98、MSCFなど
 の画面は、これよりも落ちます。また戦闘機のフライトシム(題名が飛行機
 の名前のもの)は 難度はさらに上です。(一般的に) ・・ しかしまあ、ジャ
 ンボジェットの機長さんってのは、凄いねぇ・・ どーやったらあんなもんを
 あんなに静かに 離陸&着陸させられるんだ ・・ プロは偉大だよ ・・ )

 

4/8(土)

天気が良くなると、ついつい 悪いクセで お出かけがしたくなってしまう

ので・・ サイト運営も、書きかけの小説もどきもほっぽいて 自転車かっ

飛ばしておりました。 (笑) ← 笑い事じゃないよ、キミ。 個人的には

風フェチなので、 風が強い日のほうが好きなのですが・・ 暖かくて、晴

れていればなんでもいーんだという噂もアリ。 さらに個人的には、夜の

12時過ぎぐらい・・ 雨戸をガタガタと 時折・・ ほどよい頻度で鳴らす

『 晴れた日の夜の、やや風のある日 』 にも弱い私。 専門用語で言

うと 『 トトロの夜みたいな夜 』 という奴です。 そんな夜は ネットも

ぶっつり切りまして、 ICQも ヤフーページャも、 ポスペも ローグも

CFSも SOFもやめて 夜のお散歩に繰り出す事も 多々あります。

( 夜の新宿都庁がまた たまらんのよ ) ←そんなとこまで行くな。

まあ そんなことはどーでもよくて、 本日も いつものよーに いつもの

道を通って 新宿あたりまで行っていたのですが、 その道すがら ・・

あまり見かけないマウンテンバイク乗りが、私を追い抜いて行きました。

スピードもそうですが、ブレーキングや、ギアの変え方でわかります。

「 こやつ ・・・ 只者では無い! 」 そう直感した私は、10年近くこの

ルートを愛用している身として、 即座に戦いを挑みました。 文字通り

目をつむってもクリアできるほど 知り尽くしている道ですから、そうそう

簡単に負けるわけはありません。 数十分に及ぶ 抜きつ ぬかれつの

激しい攻防 ・・ もっとも 戦いを挑んでいたのは 私の方だけという噂

もありますが。(笑) 結果は 都庁そばの本屋の前でつきました。 ・・

私の負け (T▽T) 

だってアイツ早いんだもんっ! (笑)

・・ しかし、 後に開かれた 『 ほくま会議 』 での委員会の報告によ

ると、あの男は 現 日本チャンピオンだということが判明したので、ま

あ 相手が日本チャンピオンなら うふうほひひひひ ( なんのチャンプ

なんだよ ) つーかね、 あのね、 実はね、 まーちゃんね、 (誰?)

そんなわけで、 いつもの5倍くらいのハイペースを余儀なくされた結果

自分の速度を見失った走行を続けてしまい ・・ 案の定 家に帰ったら

へろへろになってしまいまった。 と いうわけで 空の旅のお話は ま

た明日っ!(笑) つーか このネタで すげー面白い日記がかける予定

だったんだけど、 疲れててそれどこじゃない。 (^_^;) ああ・・まぶたが・・

 

4/6(木)

幼い頃・・ 誰もが一度は思ったことのある夢のひとつに、

『 空を飛びたい 』

と 言うものがある。 ・・ いきなり水を指すようだが 高所恐怖症の人

の場合はどうなんだろう? ・・ 今度 柳川に聞いてみるか。(誰だよ)

まあとにかく 『 空を飛びたいなぁ〜・・ 鳥みたいに 』 と 1度くらい

誰しも思うものだろう。確かに空を飛ぶのは素晴らしい事だ。 障害物

も無いし、 道路やなにやらに制限されることなく 360度 ・・ どこへ

でも自由にいけるのは とても魅力的だ。 空を飛ぶモノ ・・ その一番

の代表格は 何と言っても 前述した 『 鳥 』 だ。 飛べない鳥も中

にはいるが、 始祖鳥からこっち ・・ ほとんどの鳥は 自由に空を飛

べるものだ。 ・・ 鳥は素晴らしい。 鳥っていいなぁ〜。 俺も鳥になり

たいよ・・。 と 安直に思ってはいけない。 鳥になるってのは 意外と

最悪な事だ。 鳥の事ならまかせてほしい、 昔鳥を何羽も飼っていたし、

私の家の庭は 都内のど真ん中にも関わらず、 鳥達のパラダイスだ。

(パラダイスにしてはちと狭いが) ・・ 鳥というものを しげしげと観察

していると、彼らがいかに 『 飛ぶ事を 優先して作られているか? 』

が 良くわかる。 まず第一に “軽い” 小さいんだから あたりまえだ

と言う人がいるかもしれないが、 鳥はその見た目以上に 驚くくらい

軽いモノだ。 もっとも、普通に目にする鳥は 羽の羽毛で ふくらんで

見えるので、大きく見えるだけで ・・ 水浴び直後なんかの鳥は 死ぬ

ほど小さい。 そして 彼らはその体重の軽さを維持するために、とに

かく 『 食べ物 』 を体の中に留めておかない。 もぐもぐと何かを食

べたら あっと言うまに栄養だけ取り出して、瞬時に残りは そこらへん

におしりから出してしまう。(食事中の人もいるかもしれんので直接表現

は無し) 見ていると 『 おまえ 今くったばっかなのにっ! 』 と言い

たくなることうけあい。 少なくとも人間が鳥のようになるためには、とこ

ろかまわず トイレでもないのに 用を足せるようにならねばダメだ。

次にその 『 カタチ 』 である。 空を飛んでいる時に安定することを

第一優先して作られたカタチなので、恐ろしく空中でのバランスが良い。

特に長距離を渡る 大型の鳥なんかはグライダーそのものだ。大きな

羽と 空気抵抗の少ない体で、ほとんど羽ばたかなくても 上昇気流と

降下旋回だけで 永遠に飛んでいられる。 田舎の空によくいる トンビ

なんかはその代表だ。 しかしながら、飛ぶことを優先するあまりに、

地上では 恐ろしく機能的じゃない。 足は遅いし、 満足に歩けない。

公園のハトに近づくと、 最初は歩いて逃げるが、しまいにピョンピョン

と ジャンプ(超低距離の飛行)をして逃げ始め、 最後は飛んで逃げて

しまうのは、 彼らが地上に適していない証拠である。 もし人間が鳥な

ら、満足に歩けない事になってしまう。 ・・ これは困る。 そして、最後

は 『 筋力 』 だ。 羽を羽ばたかせるための装置。 飛行機で言うな

らば エンジンだ。 これは凄まじい。 もし 人間の両手が羽になった

としても、自分の体を浮かせるほどの力を出そうと思ったら、 とてもじ

ゃないが、プロレスラーでも腕相撲チャンピオンでもボクサーでも役不

足。 彼ら3人分くらいの “胸の筋力” が必要だ。 ・・ そんな筋肉

がくっついていたら服も着れない。 そこで 『 人間が飛べる 』 とい

う 夢への 都合の良い回答として 昔の人は 『 天使 』 や 『 イカ

ロス 』 なんてものを作り出した。 もっとも 天使は人間とは違うが・・。

イカロスは背中に羽をロウソクのロウでつけて びゅんびゅん飛びまわ

れたそうだが、 太陽に近づきすぎて ロウがとけて 地上にぐしゃん!

長岡先生は 『 エポキシでつければ良かったのに 』 と言っていたが、

私ならハンダ付けだな。(←それも危ないよ) 現実的な話としては、

『 最初に飛んだ人類 』 ライト兄弟を思い出す人が多いかもしれない

が、 あれは 『 動力付きの飛行機で 』 という条件がついての話。

グライダーみたいなものでの飛行は、 ライト兄弟よりだいぶ前に、も

う作られていた。 日本でも平賀源内とか そういや他にも誰かいたな。 

なんとか八衛門じゃなかったか? よく覚えて無い。 現実的な話の

さらに現実 ・・ 今を考えて見ると、 あれやこれやと いろいろある。

まず 飛行機。 セスナなんて小型のものから ヘリコプター・・ ボー

イングみたいな大型旅客機。 F-16なんて戦闘機から、コンコルド

みたいな超音速旅客機。 SSTO ・・ そして スペースシャトル!

他にも 熱気球とか飛行船。ハンググライダーにモーターグライダー

挙げればキリが無い。 UFOも空を飛ぶ。 オウムの麻原だって座禅

をしたまま 空中浮遊ぐらいできる。 デビットカッパーフィールドなんて

もう すき放題に飛びまくりだ。 ミュージカルのピーターパンだって、

ライブ中の滝沢君だって飛べる。 早い話がなんだって飛べるのだ。

え? 後半はいんちきばっかりだって? 何をおっしゃるお冨さん。

UFOの浮遊原理は 『 反重力 』 早い話が 『 重力の遮断 』 と

『 慣性の法則 』 を使った飛行だ。 詳しい事は 物理専攻の学生に

でも聞いて欲しいが、(笑) 反重力はどうも 実現は難しいらしい。

オウムの麻原が 座禅で飛ぶのは簡単な話だ。 私だって 葬式中の

正座とか、睡眠中だって 何度も飛んでる。 早い話が 『 感覚 』 の

問題だ。 今 あなたはおそらく 椅子かなにかに座って この文章

を読んでいると思うが、 今のあなたの 『 おしり 』 と 『 太ももの裏 』

と 『 足の裏 』 に感じている 『 地面との接地感 』 を消してしま

うと、 あなたは感覚的に 『 体がどこにも接地していない 』 と感じ

るようになる。 極度の精神集中で それらの感覚を消去るか、正座

や座禅で 足がしびれて 感覚が無くなったりすると 人間はたやすく

『 自分の体がいま どうなっているか? 』 が わからなくなってしま

うのだ。 あとはその時に 都合の良いイメージを思い浮かべればい

い。 普通の人は 自分が地面に触れていない ・・ 浮遊感を味わう

ので そのまま 『 飛んでいるイメージ 』 を思い浮かべる。 あとは

目でも閉じてしまえば ほ〜ら 『 空中浮遊 』 のできあがりっ!!

よく 『 夜寝ていたら 体から自分が抜け出して 部屋の中を飛んだ

んだよっ! 』 とか騒いでいるパープリンがいるが、 それもこれと

原理は同じ。 脳味噌と体の感覚の不一致(金縛りなど) は 睡眠中

に良く起きるので、 背中に感じる接地感が無くなってしまえば 夢で

も うつつでも飛び回る事は可能だ。 それを霊だのナンだの騒いでい

る奴は それこそ顔でも洗って眠気を覚まして出直して来い。 つまり

宗教でよくある 『 浮遊の術 』 みたいなのはみんなこれだ。 宗教

では ご丁寧にそれに加えて強力な 『 催眠術 』 まで叩きこまれる

ので、 『 麻原さんっ! 私飛びました!! 飛びましたよっ! あな

たの教えのおかげですっ!! 』 となるのだ。 安上がりなもんだ。

ついでに脳味噌もぶっ飛んでいるので一石二鳥。 しかしながら この

『 簡単空中浮遊 』 は 他人が その人を外から見ると、 『 まった

く飛んでいない 』 ことがバレバレなのが玉にキズだ。 本人の証言

ほど アテにならないものはない。 もし あなたの隣りで眠っていた

友人が、 空中に浮かんで飛びまわったら それこそ本物のポルター

ガイストだろう。 ゴーストバスターズを呼ぶか、 あなたが顔を洗いに

いった方が良い。 カッパーフィールドも 滝沢君も ピーターパンも

基本的には大差無いだろう。 彼らに共通して言えるのは、『 飛ぶた

めに 物凄い用意が必要(笑) 』 と言う事か。 ・・ 話がだいぶそれて

しまったが、 『 空を飛びたい 』 という夢をかなえることは 可能だ

ろうか? 人間もトレーニングすれば、もしくはバイオテックで改造すれ

ば 飛び回れるだろうか? そう言った意味では マイケルジョーダン

なんてのは、かなり凄い。 半端じゃないジャンプ力で 物凄い距離と

高さを実現する。 スローモーションで見ると もはや 『 ジャンプ 』

ではなく 『 飛行 』 に近い。 クリントン大統領は 彼の引退の時に

ジョーダンと ライト兄弟を合わせてコメントを出した。 『 彼はライト

兄弟と同じく、 我々に人間は飛べるという事を 教えてくれた・・ 』

うむ、 さすがはクリントン。 他にも 『 飛べる人間 』 は 結構いる。

バレーの選手に、幅跳びの選手に 棒高跳び ・・ 三段跳びなんかは

空中に浮遊している時間の方が、地面にいるより絶対長い。 まさに鳥

人間だ。 ・・ しかし、普通の人は 依然として飛べない。 飛行機で旅

行でもすれば 『 飛んだ 』 ことにはなるが、 あれは 電車やタクシー

なんかと 基本的に変わらない。 体への振動と 経験情報と 窓から

見える情報で 『 飛んでいるんだろうな 』 という認識をするだけだ。

とても 『 自由に飛びまわる 』 とはいかないだろう。 ではどうするの

か? 話は簡単。 苦労して トレーニングしなくても 買って免許とれば

乗れる 自家用飛行機を買えばいいのだ。 ・・ え? なに? バカを

言うな? そんな金がどこにあるんだ? ごもっとも。 3000円のCD

買うのにも 四苦八苦なのに 飛行機なんて冗談じゃない。 だいたい

あんなものは部屋には入らない。(笑) 誰にでも買えて、 小さくて 手軽

な 飛行機 ・・ まさに夢のような話だが、 この日記は最初から 『 空

を飛ぶ夢 』 の話をしているのでOKだ。 そんな商品出ないかなぁ〜〜

そんな飛行機 売ってないかなぁ〜〜・・ と 思ってキョロキョロしている

と? おっ! あったあった。 ありましたよ〜〜〜〜。 てなわけで、

風の谷 ジルの子、ナウシカの愛機 『 メーヴェ 』 がお勧めです。

軽くて小さくて、すぐに離陸できるので 大きな滑走路が無くてもOK!

通勤通学その他にも使えます。 値段は 32万円。 (燃料・税別)

・・ そんな夢ばなしばかりする 夢老人を見るような目で 見ないでくだ

さい。 嘘じゃありません。 私が 40か50になったある日に、ありあまる

財産を使って、 『 メーヴェ製作会社 』 を作ります。 他にも資金提供

してくれると約束している友人は3名ほどいますので なんとかなります。

ついでに 『 フラップター(ラピュタのあれ) 製作会社 』 も作ります。

もちろん 『 ゴリアテ 』 も。 ・・ こらこら、 夢ばなし老人 (以下略)

・・ 誰しもが 気軽に、低予算で、気ままな空の旅をすることはできない

のか? ほとんどの人が 『 できない 』 という答えを出して 諦めてし

まいます。 『 夢はかなわないものだ 』 とか言いつつ、 幼い頃の夢

のままに 飛行機のパイロットになった 同世代の人間を尊敬します。

収入や 地位などとあまり関係なく、 飛行機の 『 機長 』 という人が

誰からも尊敬されるのは、 そんな 『 単純な夢 』 『 単純だからこそ

実現が非常に困難な夢 』 を達成させた 人間だからなのかもしれませ

ん。 しかしながら、 機長にもなれず ・・ 20代 30代 40代 50代

・・ おおきな子供がいるような年齢になったにも関わらず、 そんなバカ

みたいに純粋な 『 ガキ 』 の自分を 心の中にまだ 残している大人

は どうすればいいのでしょう? 笑われるから、 家族の前でも 会社

の同僚、部下にも言えない ・・ けど 『 俺は空が飛びたいんだっ! 』

という おとーちゃんの 夢はいずこにっ! (T▽T) ← 泣くなよ

・・ ご安心を。 神様はそんな イカス カッコイイ大人の味方です。

たとえ 息子や娘や女房はあなたのそんなカッコ良さを尊敬しなくても、

私はあなたの味方です。 ( お前は精神カウンセラーもどきの詐欺師か )

そんな お父さんやお兄さんへの 魅力的な 『 おとなの趣味 』 のご

紹介。 詳しくは 次回の日記で。 ・・・ って 日記だったの? これ。

( ・・ つーか この前の 『 紅の豚 』 の画像って なんですか? と

  いう質問の答えを書こうとおもったら こんな状態に ・・ ああ ・・

  自分の凄い文章構成の力が ただうらめしい。 ← 死ぬナリ〜 )

 

4/5(水)

ちょっと もう 困ってしまった ・・ (^_^;) ・・ ナンといってよいやら・・

もう 何時間も悩んでいる。(笑) そろそろうわべだけの誉め言葉はや

めたほうがいいかもしれん。 ・・ 潮時かもな。

 

4/3(月)

紅の豚

掲示板を見ろ柳川


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・・ 眠れそうで 眠れない。

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今日一日で、あまりに沢山の出来事があって

クタクタに疲れているのに ・・

眠りの海に 素直に落ちてゆく事ができない。

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「 ・・・・ 」

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暖かい寝袋の中で

幾度目かの寝返りをうった彼女の耳に、

聞きなれた波の音と ・・ 小さな金属の音が

静かに流れてきた。

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まぶたを閉じていてもわかる。

わずかなオイルランプの光の方へ顔を向けると、

フィオは薄く目を開けた。

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チャリ ・・ チャリ ・・

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すぐそばに、彼がいる。

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夜の暗い砂浜の上に置いた、

小さな木のテーブルと、一対の椅子。

どれも風除けの傘と同じくらい オンボロだ。

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煙草をくわえたまま 椅子に座って、

オイルランプの光の下で

ポルコは薬莢をひとつひとつ ・・ 

丁寧に確認している。

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寝袋に入る前と 少しも変わらない光景。

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しかし ・・ ランプのオレンジ色の光に照らされた、

彼の横顔を改めて見たフィオは ・・

次の瞬間、

寝ぼけまなこを 大きく見開いた。

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「 ・・・・ 」

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そこにいたのは、

ポルコに良く似た ・・ 中年の男。

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ポルコと同じサングラスをして、

ポルコと同じヒゲを生やして・・

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眠気が 一気に頭の中から消える。

声を出す余裕も無いのに、

口がひとりでに 小さくつぶやいた。

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「 ・・ ポルコ? 」

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少女のかすかな声も、

この静かな夜の砂浜では

彼の耳に届いた。

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「 ・・・ ん?

  ・・ 眠れねぇのか? 」

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しかし、

フィオの方を見た彼の顔は、

いつもと同じ ・・ 豚の顔だった。

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「 い! ・・ 今ね!

  ・・・ にん ・・・・ 」

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慌てて 今見た光景を説明しようとした彼女は、

そこで言葉を詰まらせると、

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「 ・・・・・

  ・・・ 夢だったのかしら 」

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釈然としない顔のまま ・・

乗り出した体を再び、

寝袋の中に沈ませた。

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「 ・・・・ 

  ・・・ 安心して寝ろよ ・・

  明日は早ぇぞ。 」

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・・ 夢でも見たのだろう。

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ポルコは小さな少女に向かって、

優しい 大人の言葉をかけた。

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「 ポルコ? 」

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「 ああ 」

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「 ポルコはどうして豚になっちゃったの? 」

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「 ・・・ 

  ・・ さあてね 」

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気の無い返事と、

海の音を聞きながら ・・

フィオはわずかに 目を細めて、

彼の横顔を見つめた。

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「 私 ・・ マルコ・パァゴット大尉のこと 沢山知ってるの。

  ・・ 父が同じ部隊だったでしょ?

  大尉が嵐の海に降りて 敵のパイロットを助けた時の話・・

  ・・ 大好きで何度も聞いたわ。 」

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幼い頃 ・・

お父さんは 寝る前に

ベットの脇の椅子に座って

彼女に いつもいろんな話をしてくれた。

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目を閉じると、 見たことも無い

山や 海や 人々が見えてくるみたいで ・・

寝るまでの間 ・・ 毎晩お話をせがんだ。

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中でも一番好きだったのは、

空軍の、 優しい英雄のお話だった。

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・・・・・

まどろみの中で、

ポルコの姿に ぼんやりと ・・

父親のそれを重ねていた少女は、

ふいに 昔のおとぎ話を思い出して、

寝袋にうずめた顔を 外に出した。

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「 ポルコ ・・ あたしがキスしてみようか? 」

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「 え 」

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「 ほら カエルになった王子様が

  お姫様のキッスで人間に戻るって話あるじゃない。 」

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とっさの思い付きにしては名案だと思ったのに、

なぜだか ポルコは怒り出した。

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「 ばかやろう!

  ・・ そういうものは一番大事な時にとっとけ! 」

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フィオは 小さな溜息とともに、

また ・・ 寝袋に頭を沈めた。

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「 ・・・ あたしじゃだめかな。 」

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・・・

波の音が 規則的に聞こえてくる。

それなのに ・・ ここのほうが、

いつもの家より、静かに思えるのが不思議だ。

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「 へへ・・ 」

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不良品の薬莢を、

ケースの中に放りこみながら、

ポルコが小さく笑う。

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「 おまえは良い子だ。

  ・・・ フィオを見てるとな、

  人間もすてたもんじゃねぇって ・・

  そう思えてくるぜ。 」

掲示板を見ろ柳川

ポルコの言葉を聞いて、

フィオの顔に 小さな笑顔が浮かぶ。

掲示板を見ろ柳川

「 さ ・・ 

  ・・・ 良い子だから寝てくれ。 」

掲示板を見ろ柳川

いつも無口で ぶっきらぼうだけど、

本当はとても優しい。

掲示板を見ろ柳川

「 ・・・ 」

掲示板を見ろ柳川

お父さんの話の中に出てきた通りの、

豚になった英雄を フィオは嬉しそうに見つめた。

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「 ・・ なにかお話して ・・

  ・・・ そしたら寝るから。 」

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安心したら、

甘えた言葉が口からこぼれた。

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「 ・・

  ・・・ お話? 」

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ポルコは薬莢を机に置くと、

しばし 口を閉じて。

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「 ・・

  ・・ そうだな・・ 」

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くわえた煙草を手にとると、

ふぅ ―― と 煙を吐き出した。

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ゆらゆらと 昇りながら

夜の青に溶けていく煙を追いかけて、

彼は 満点の夜空を見上げた。

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「 ・・・

  ・・・・

  ・・・ あれは戦争の最後の夏だった。 」

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俺はいつものように、

アドリアの沖で ドイツ船と戦っていた ・・

掲示板を見ろ柳川

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敵も味方も まるで ゴミのように落ちていった ・・

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って 大嘘。 (笑)

前振りなげええええ

えええよっっ!!(笑)

・・・

え〜〜 と 言うわけで、ほくまです。

こんばんわ。

ご無沙汰でした。

え? ・・ なになに? ・・ あのまま紅の豚のノベライズを続けろって?

ただでさえ時間無いんだから やめてください。(笑)

それにしても、 ここ数日 日記をほったらかしていたら、

案の定 『 ゲームショウに行ってきたんですよね? 』

『 どうでしたか? 』 というメールがっ!(笑)

あのね ・・

俺の行動を読みすぎ(笑)

困ったもんだよ、 ほんとに ・・ (^_^;)

いや、でも ゲームショウは行ってません。 流石に。

PCゲームとネットで てんてこ舞いです。

コンシューマーやってる場合ではありません。

と、言うわけで ゲームショウの代わりに 私の時間を

奪いまくっている張本人の画像を張りまくりたくて、

ポルコとフィオの ほくま一番お気に入りシーンを

つらつらと書いてみました ・・ 書いた後で気が付いたけど,

戦闘シーン1個もでてこねーや (^_^;)

・・ てなわけで、 紅の豚のサントラをヘビーローテーションで

流しつつ ・・ カーチスとの戦いの日々を ・・ (←遊ぶなよ)

ドッグファイとで疲れたら、 もちろんあの隠れ島で休憩でやんす。

ん〜〜 ・・ ま・さ・に!

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『 カッコイイとは こういうことさ ・・ 』

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ってな具合で〜! (服部なおこのマネ)

無意味で時間のかかった日記はこのへんにして ・・

最後に 建設中のサイトの、さらに建設中のコンテンツから

『 紅の豚 』 への戯言を少々改造して 引用 ・・

お後がよろしいようで。 m(__)m


・・・ (略) ・・

スタジオジブリは優秀な集団だ。 ディズニーにも負けはしない。

だが、ディズニー同様 ・・ 巨大で、非常にお金がかかる存在だ。

そして このスタジオを存続させるためには その作品を

“必ずヒットさせなければならない” という事実がある。

・・・ これが ジブリの力の源であり、

同時に弱点でもある。

(引退した宮さんが戻ったのは、となりの山○君の失敗のせいだ)

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そんな重大なプレッシャーの中で 宮崎駿という男は、

その類稀なる才能と、努力と 拘りとプライドにより、

他のアニメーションとは次元の違うクオリティを持つ超大作を

続々と産み出してきた。

・・ しかし はたしてそれは あの男にとって

本当に幸せなことだったのだろうか?

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ある年老いた映画評論家が 昔どこかの本で書いていた。

『 紅の豚 という映画は、 息抜きの作品である。

  宮崎駿という 只者では無い男は、

  息抜きもまた、只者ではないのだ。 』

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そういえば、 『 ナウシカ 』 からこっち ・・

宮崎駿はずっと “怖い顔”をしていたように思う。

人間の内面、環境への友愛と ・・ 戦い。

彼の口にする言葉は常に 重く ・・ そして強かった。

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そんな彼が、まるで子供にもどったように ・・ 

楽しそうに、自由にペンを走らせたのが

『 雑草ノート 』 であり 『 飛行艇時代 』 だ。

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そこにあるのは、

飛行機好きで ・・ 空を飛ぶ夢ばかり見ている

年老いた子供だ。

ミリタリー好きで、 戦争が嫌い。

そういえばどこかの豚も、 ・・ そんなことを言っていたっけ。

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紅の豚には ・・ 男にとって永遠の ・・

上手く言葉にできない 何かがある。

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『 紅の豚 』 という映画が、

彼の作品の中で ・・ どこか少し違った印象を受けるのは ・・

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そして 主人公が、

頑固で ・・ 不器用で ・・ 飛ぶ事しかできないのに

カッコばかりつけているのは ・・

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見終わったと ・・

なんだか 楽しくて、 切ない気持ちになるのは

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・・ もしかしたら

そういう事なのかもしれない。

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機中より ホテル・アドリア―のを望む・・ 2000/4/3

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ぬがあああああああああああああ!! どえりゃ〜ことだがやー!