2003.5.23不当逮捕40ヶ年糾弾中央総決起集会:日比谷野外音楽堂



石川一雄不当逮捕40ヶ年糾弾・狭山再審要求・別抗告審闘争勝利
中央総決起集会「集会決議文」






40年前の今日、無実の石川さんは、明け方寝込みをおそわれ、身に覚えのない殺人事件の 犯人として突然逮捕された。そして、女子高校生殺人事件の犯人にでっちあげられ、獄中生活32年を余儀なくされ、 64歳になった今もえん罪が晴れないまま40年をむかえてしまった。このことに、わたしたちは、くやしさと無念の思いを かみしめるとともに、無実の部落青年を殺人犯にデッチあげた司法権力に怒りをあらたにするものである。そして、無実を 叫びつづけ、えん罪を晴らすまで闘い抜くという石川さんの思いを受けとめ、一日も早い無罪判決を実現するために 全力で闘うことをあらためて誓い合った。
石川さんの無実は数々の証拠によって明らかだ。わたしたちは、もう一度原点にかえって、 石川さんの無実と狭山事件の真相、えん罪をひきおこした部落差別と警察の捜査の問題点、間違った裁判が長期にわたって 正されない刑事司法の問題点を総学習し、市民に訴えていかなければならない。わたしたちは、狭山事件・えん罪40年を 全国、全世界にアピールし、一日も早い再審実現・石川さんの無罪をかちとる闘いを総力をあげてすすめよう。
弁護団が最高裁に特別抗告を申し立てて1年4カ月が経過する。弁護団は、昨年10月 に最高裁に補充書を提出、また、検察庁にたいして証拠開示の折衝をすすめてきた。そして、ことし9月末までに補充書を 提出するために、いま心血を注いで準備をすすめている。
わたしたちは、この弁護団のとりくみと連携し、最高裁に棄却決定の取り消しと事実調べ 、証拠開示の保障、再審開始を求めて全力で特別抗告闘争をすすめる。
同時に、わたしたちは、40年という長いえん罪を石川さんに強いている司法を問い直さねば ならない。28年間も事実調べさえおこなわず、市民常識とかけ離れた判断をくりかえす裁判所、14年以上も 証拠開示しない検察、こうした狭山事件に見られる司法の実態をどう変えていくのか、えん罪・誤判を教訓にした 司法改革をいまこそすすめなければならない。司法を市民の力でどう民主的に変えるのか、今まさに正念場である。
わたしたちは、狭山事件の「積み上げれば2〜3メートル」という手持ちの証拠の開示、 とくに証拠リストの開示を東京高検、最高検に求めていくとともに、司法改革の動きをふまえて、弁護側に証拠開示を 保障する公正・公平なルールの確立を求めるものである。そして、この運動を、えん罪事件にとりくんできた弁護士や 法学者、元裁判官とジャーナリストや文化人などで結成された「えん罪・誤審をなくすための証拠開示の公正な ルール化を求める会」とともに推進し、署名運動に全力でとりくもう。
わたしたちは、狭山事件・えん罪40年を問いかけ、石川さん無実の新証拠を学習し、 より多くの人々に広め、司法のデタラメさと不正義を暴露し、再審を求める世論をもっともっと大きくし、狭山再審 闘争の完全勝利をめざして、最高裁にたいする特別抗告審の闘いを断固おしすすめるものである。

2003年5月23日
■■■■■■■■ 5・23石川一雄不当逮捕40ヶ年糾弾!狭山再審要求!
■■■■■■■■ 特別抗告審闘争勝利!中央総決起集会参加者一同


【解説】

今年から来年にかけてが、石川さんの無罪を実現するための正念場です。 特別抗告審にむけて署名運動にご協力ください。



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