狭山オンライン署名に寄せられた
みなさまからのメッセージ・・・・・・

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去年の四月、部落解放運動に携わってきた方が上司になり、「差別」ということに関心を持つように なりました。職場が図書館なのでたまたま鎌田慧さんの『狭山事件』を読み、事件のことを知りました。恥 ずかしながら被差別部落の存在を今まで知りませんでした。人間がつくりだしたいわれのない差別のた めに、住環境や衛生状態が整えられず、そのために新たな差別が起きた・・・今、様々な差別事件につい て資料を読んでいるのですが、「本当にこんなことがあったのか!」と驚くことばかりです。そのたびに自 分の無知を恥ずかしく思いますが、懲りずに学びつづけようと思います。「被差別部落の存在を知らない から差別しない」ではなく、「知った上で正しく理解しているから差別しない」人間になりたいと思います。 「差別をするな」と言うときは、自分が差別する側の立場に立っています。自分が差別されることー本当の ことをいくら言っても誰にも信じてもらえないことを想像すると本当に怖い。その怖さを想像しながら差別に ついて考えていきたいと思います。

かつて「狭山事件」を扱う書籍を読み、もろもろの矛盾、取り調べの過酷さ、利益誘導などによる冤罪 の疑いが非常に濃厚であることを感じておりましたが、そればかりか「疑わしきは罰せず」の刑事裁判の大 原則にも反した判決、及びその後の司法の対応に大きな失望と憤りを抱いております。

明るみになるたびに、これが最後になるようにと市民が空しく祈るのが冤罪事件です。狭山事件は、 日本の警察・検察・司法が市民の上に君臨しつづけるための重要な砦になっているのだと思います。

正しいことが、正しく為されますよう。これ以上ひとの尊厳が傷つけられないよう。

石川さん、頑張ってください。

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